【6月K-POP】ヨジャ派でも止められないナムジャの波。そんな時はTWICEにSOS!

5月はヨジャ、6月はナムジャが目立ったカムバック

 

5月は近年稀に見るガールズグループカムバック大戦争が行われた。リリースされた瞬間から人気だった作品もあれば、aespaのNext Levelのようにじわじわと人気が出てきたものもあった。そして今回の2021年6月は5月とは対照的に男性のカムバックがすごい1ヶ月間だった。MONSTA X、EXO、SEVENTEENといったK-Popを代表する人気グループに、WEi、NCT DREAM、TOMOROW X TOGETHER、Stray Kidsといった若手もリリース。SHINeeや2PMなどのベテランまで幅広い層が6月に登場した。

 

自分は基本的にK-Popだと女性が好きである。どのジャンルでも言えることだが、同じジャンルでも性別によって明らかなスタイルの違いというものがある。なのでK-Popだと女性、J-Popも女性、ヒップホップだと男性という風にざっくりとした自分の好みがある。そんなわけで気に入った楽曲ならば性別や知名度などは関係なく紹介しているブログだが、全体的に見ると女性アイドルに関連した記事が圧倒的に多いのはそういった理由も大きい。

 

 

そんな自分でも2021年6月のお気に入りに関しては男性の方が多い結果となった。それほど男性の新曲が豊作だったのである。少し更新が遅くなってしまいましたが、そんな普段とは少し違った楽しみ方ができた1ヶ月間のお気に入りを紹介していこうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

6月のお気に入りK-Pop

 

紹介する順番はリリース順。もしかしたら多少前後があるかも?

 

 

MONSTA X - Heaven

 

MONSTA Xの"Heaven"をApple Musicで

 

MONSTA Xの最新アルバム「One Of A Kind」の2曲目に収録されているHeavenは心地よいメロディーとギターのサウンドが特徴的で、夏のチルソングといった雰囲気に仕上がっている。ギターのサウンドが最近のK-Popでいちばんのトレンドであるファンクの流れを感じさせ、トレンドっぽさもあって聴きやすい。

 

トレンド感があるということは「最近のよくある雰囲気の曲」という風に感じてしまい、退屈に思う人も多いだろう。実際そっち系の曲は溢れかえっているわけだし。ただしMONSTA XのHeavenの場合は他の曲と明確に違う部分がある。それはベースのメロディー以外の部分はかなりヒップホップ色が強いということ。低音の雰囲気や終盤の808 Glide的な音はまさにヒップホップだ。ただハイハットの音はいわゆるトラップでよく使われている音とは少しだけ違うので、ヒップホップなんだけどヒップホップに寄りすぎず、ベースのメロディーの軽快でチルっぽい雰囲気を壊さないようにしている。曲全体ではラップのパートが目立っているので「まさにトラップ」という音を用いすぎると完全に印象がそっちに寄ってしまう。Heavenがトラップビートの歌モノではなく、夏のチルソングという印象に仕上がっているのはそういった部分からだろう。現在のトレンド系の曲はチルっぽい作品があったとしても、ディスコやファンクと同じレベルでヒップホップをミックスしたものはほとんどない。単純に曲がかっこいいという点、そしてトレンド系だけど実は意外と珍しい?という2点でHeavenはお気に入り。というわけで6月のMVP候補がいきなり登場

 

 

GHOST9 - Trampoline

 

GHOST9の"Trampoline"をApple Musicで

 

出だしでIZ*ONEのFIESTAを思い出させてくれるGHOST9のTrampolineだが、曲の印象はIZ*ONEのドラマチックな雰囲気とは違って、ボーイズグループの曲そのものといった雰囲気。曲の特徴となる音が似ていても、全く違う雰囲気になるということを音楽好きではないK-Pop好きに紹介するいい例になりそう笑。「男性アイドルの爽やかで軽快な曲の2021年バージョン」という標本を作るならTrampolineでいいんじゃない?というぐらい王道っぽさを感じる。いわゆるベタな曲を聴きたい人にかなりおすすめな1曲。窓を開けた車や自転車などスピード感があって風を感じられるシーンで聴くと、さらにTrampolineの良さが引きださせると思う。

 

 

EXO - Don't fight the feeling

 

 

ディスコ系が流行っているK-Popだが、EXOのDon't fight the feelingはディスコはディスコでもディスコハウス系。この曲もここ数年のK-Popの例に漏れずトラップビートに変化するのだが、常にビートのベースラインが重厚なので全てのシフトチェンジが自然。この特徴はサビ前や歌を強調したパートでも適応されており、メインの雰囲気が変わったとしても最初から最後まであるという部分ではDon't fight the feelingの最大の特徴のように感じられる。あとイントロのピコピコ感はものすごくEXOっぽい。

 

ただスピーカーや安いイヤホンだと音の細かい部分が聴こえず、この重厚さによって逆に曲をもっさりした印象にしてしまっているのがマイナス点。ぶっちゃけ自分にはあまり関係ないポイントだが、EXOのことが好きな人!というかYouTubeでMVや歌番組を見るのがメインというK-Popファンはたくさんいると思うので、そういう人たちにはDon't fight the feelingの音楽的な魅力の3割減ぐらいしか伝わっていない気がする。携帯やテレビ、パソコン等のスピーカーからそのまま垂れ流す場合は基本そうなる宿命だが、この曲の場合は特に感じた。

 

EXOの"Don't fight the feeling"をApple Musicで

 

 

YUGYEOM - I Want U Around Feat. DeVita

 

 

JYPエンターテインメントを退所し、AOMGでの新しいキャリアがスタートしたGOT7のユギョム。最初のシングルとなるI Want U Aroundは客演に同じくAOMGのDeVitaが登場。ビートのプロデュースもAOMGのGRAYということで事務所一丸となってユギョムのデビューをサポートしている。R&B系のビートでDeVitaとの相性も抜群。GOT7ではほとんど見られなかった歌での男女の掛け合いも新鮮だ。

 

この曲が収録されているアルバム「Point Of View: U」自体にもAOMGメンバーがたくさん参加。ユギョムが全曲作詞作曲に携わっている部分からもGOT7としてアイドル活動していたときとは違い、アーティストとして一本立ちし始めたのが伝わってくる。今後プロデューサーとしても活動し始めるのでは?という期待も持たせてくれる作品だった。

 

LEGGOですブログ: GOT7ユギョムがI Want U Aroundをリリース。AOMGでの物語が本格的に始まりだす

 

YUGYEOMの"I Want U Around (feat. DeVita)"をApple Musicで

 

 

TWICE - SOS

 

TWICEの"SOS"をApple Musicで

 

やっと今回のリストに登場したヨジャは現代K-PopのスーパースターであるTWICE。アルバム「Taste of Love」から先行シングルとして公開されたAlcohol-Freeのみブログで紹介したが、いざアルバム全体が公開されると自分のお気に入りはSOSだった。

 

LEGGOですブログ: 夏のチルはTWICEにお任せ!新曲Alcohol-Freeを聴いてゆったり過ごそうぜ

 

 

メンバーのダヒョンが作詞を担当したSOSはR&Bにレトロな要素をプラスした歌モノに仕上がっている。絶妙に切なさがあり哀愁も感じるビート、それでいて一定のリズム感もあるのでしっかり乗れる。今回のSOSや1 TO 10のようなR&B的なものをベースとしたTWICEの曲はかっこいい。あとやっぱりこういうタイプの曲とミナの相性が抜群にいい。

 

Taste of Love自体はいわゆる「一般人が想像するK-Popの曲」というものはなかった。Alcohol-Freeはタイトル曲だったけど、普段のTWICEや他の韓国アイドルの曲に比べるとガツンとした感じはないし、収録曲も全てがいかにもB面といった雰囲気の楽曲ばかりだった。TWICEのB面の曲といえば落ち着いた曲が圧倒的に多い!というのはONCEやK-Popファンにとっては周知の事実だと思うが、どうしてもTWICEはタイトル曲が知られすぎているだけに薄味に感じてしまう人が多いだろう。Alcohol-Freeを微妙と言っていた人が多かったことも、そういった理由からだろう。なのでおそらくTWICEの局全体で考えると目立った存在ではないが、SOSは個人的にTWICEの歴代の曲の中でもトップクラスでお気に入りだ。というわけで6月のMVP候補にTWICEのSOSを選出する

 

 

BLOO - Hella Lit

 

BLOOの"Hella Lit"をApple Musicで

 

最近あまり韓国のヒップホップを聴いてなかったんだけど、久しぶりに聴きたいな!と思ったときにちょうど韓国感のある曲がリリースされたということでBLOOのHella Litをご紹介。なんというか言葉にするのは難しいんだけど、こういうビートってまさに韓国って感じだよね笑。ヒップホップが好きな人はわかってくれるはず。

 

 

Brave Girls - Summer by myself

 

Brave Girlsの"Summer by myself"をApple Musicで

 

まさかの大逆走をRollin'で見せてくれたBrave Girlsは一発屋で終わらなかった。流石にピーク時よりは落ち着いたものの、人気者の仲間入りをしたBrave GirlsはK-Popのオールスター候補だろう。いつも通り作曲はBrave Brothersが担当。TWICE以降の波ででK-Popを聴き始めたファンからするとBrave Brothersはあまり知らないかもしれないが、ある時期のK-Popのヒット曲を聴くと彼らが担当した作品が本当に多い。シンサドンホレンイのEXIDと同じく、実力のある作曲家がプロデュースするグループは絶対にヒットする宿命にあるのかもしれない。

 

LEGGOですブログ: 第2のウィアレ?Brave GirlsのRollin'がリリースから4年後にチャート逆走

 

 

そんなBrave Girlsの新しいアルバム「Summer Queen」はタイトル通り、爽快感あふれる元気な曲がメインとなっている。そんな中で個人的にお気に入りだったのはSummer by myself。K-Popと相性がいいことで有名なニュージャックスウィングを全面に押し出した1曲で王道な仕上がり。収録曲のFEVERが若干シティポップでレトロな雰囲気で仕上がっていたのでニュージャックスウィングのSummer by myselfとレトロ被りしているけど、レトロの種類が全く違うというのも嬉しいところ。

 

 

Serri - MyMy LOVE

 

Serriの"MyMy LOVE"をApple Musicで

 

もう1曲Brave Girlsに関連させることができる作品を紹介。先ほども言った通り、Brave GirlsはBrave Brothersがプロデュースしているグループで、他にも様々なアイドルに楽曲提供をしている。そんなBrave Brothersにお世話になったアイドルの1組がDalShabetで、後期の人気曲であるSomeone Like Uは彼らがプロデュースを行った。

 

そんなDalshabetのメンバーであったセリが久しぶりに音楽活動を行い、MyMy LOVEをリリース。作詞も行なった今作は直球のシティポップで、ニュートロから生まれた流れが今も根強いということを感じさせてくれる。

 

 

GIRIBOY & Paloalto - No Ex

 

 

日本のK-Pop好きにも大人気のGIRIBOYがPaloaltoと出した新曲「No Ex」は、ヒップホップだけどリラックスしたチルっぽい1曲。こちらの曲も先ほどのBrave Girlsと同様にニュージャックスウィングの要素を感じられ、跳ね上げる音が入っていることで「懐かしさ」や「夏っぽさ」を感じることができる。韓国ではアイドルの曲もラッパーの曲も本当にニュージャックスウィングと相性がいい。この曲は日本でも人気がある韓国のファッションブランド「thisisneverthat」のミュージックレーベル「thisisneverthat RECORDS」の第1弾シングルとなっている。そういった部分でも大注目だ。

 

GIRIBOY & Paloaltoの"No Ex"をApple Musicで

 

 

Woodie Gochild - JACKSON Feat. CHANGMO

 

 

ビートはトラップで、歌声にはオートチューン。いわゆるベタなヒップホップなのだが、Woodie Gochildの曲は聴いた瞬間に「Woodie Gochildの曲だ!」と理解することができる。オートチューンを使っても伝わってくる声の特徴はかなりの強みだろう。JACKSONという曲名はもちろんマイケル・ジャクソンから。 ZENE THE ZILLAなどが出演しるMVはものすごい安っぽいB級映画みたいなノリになっていて面白く必見だ。

 

Woodie Gochildの"JACKSON (feat. CHANGMO)"をApple Musicで

 

 

YUKIKA - What're You Doing Tonight?

 

 

DalshabetセリのMyMy LOVEを紹介したので、シティポップ好きのためのもう1曲。こちらは韓国シティポップ界の女王と言ってもいいレベルで界隈で人気が出ているYUKIKAの新曲。What're You Doing Tonight?もまさにYUKIKAといった雰囲気で好きな人には刺さること間違いなし。UBUNTUエンターテインメント移籍後のYUKIKAは新曲のリリースが積極的でファンとしては嬉しい限りだ。

 

YUKIKAの"What're You Doing Tonight?"をApple Musicで

 

 

Queen WA$ABII - Jay Park Feat. CHANGMO

 

 

ヒップホップでは特定の人物を曲名にしたり歌詞の例えに登場したりすることはよくある。先ほど紹介したWoodie Gochildだってマイケル・ジャクソンだったし、Queen WA$ABIIはJay Parkだ。

 

ただこの楽曲の一味違うところは実際にJay Parkが登場しちゃうこと。アメリカのラッパーで実際に親交のある人物だったから本人登場とか、サプライズで読んでみたみたいなパターンはあるけど、韓国のラッパーでは見かけない話。dingo freestyleによって今回のJay Parkが実現したわけだが、とても面白い企画だった。Jay Parkがこの曲をリアクションする動画などもアップされて、MVだけで終わらなかったのもよかった。まさかの人物名系の2曲の客演がCHANGMOというサプライズ付き。

 

Queen WA$ABIIの"Jay Park (feat. CHANGMO)"をApple Musicで

 

 

LOONA - PTT (Paint The Town)

 

 

完全に「LEGGOですブログ」ではなく「ORBITですブログ」になっちゃってる時期があったぐらい楽しみだったLOONAのカムバック。久しぶりにハスルが合流し、12人のLOONA館全体でリリースしたPTT (Paint The Town)では今回もガールクラッシュな雰囲気を見せつけた。最近のLOONAは嫌い、微妙、ビョンギが最高、Butterflyが至高、みたいなガールクラッシュ否定派もいっぱい見かけるようになった。SMエンターテインメントのイ・スマンが離れても彼の影がチラついてしまったり、ごく稀にどこか芯がブレている雰囲気を感じてしまうときもあるので、何かとファンが意見をぶつけあるアイドルになってしまった。

 

ただ個人的にはこの現象が結構いいじゃん!と思っていて、議論が生まれるということは注目されている証拠、LOONAの人気が上がったということに繋がるからだ。それにLOONAが持つカルトっぽさにも通じることだと思うし。やっぱりLOONAは他のアイドルとは違った性質を持っている。

 

 

曲としては普通にお気に入り。怒られそうだけど、自分はButterflyが特に好きというわけではない。LOONAの持つ世界観をいちばん表現したという部分は最高だと思うが、単純に曲の好みとしてはアルバムの収録曲たちの方が圧倒的に好きだし、Butterflyの衣装は上半身はいいけど下半身はマジでダサいと思ってるし笑。せっかくフリルなどがついたシャツをメンバーに合わせて色々デザインしたのに、下半身を安っぽいハイウエストのストレッチ感たっぷりの生地で作った黒スキニーで固めたのは失敗でしかない。そんな思いがあるからかButterfly基準でLOONAのタイトル曲をチェックしないので、ガールクラッシュなLOONAもすんなり受け入れられる。

 

それにガールクラッシュといえば、グループデビューの一発目に持ってきたfavOriTeが個人的にかなり微妙で「本気でこれを最初の曲にしたの?これからかなり不安なんだけど」と当時思っていたので、So Whatでイ・スマン登場!ガールクラッシュだ!となったときもfavOriTeに比べたら余裕でかっこいいと思っていたので、こういう部分も自然に受け入れられる要因になっている。

 

 

ってなわけでPTT (Paint The Town)は個人的に普通に高評価。微妙ポイントも特になし。つまり6月のMVP候補の1つ。日本語版も普通によかった。お気に入りの楽曲紹介なのにPTT以外の部分の内容がメインになっているのも、LOONAというコンテンツの深さの表れな気がする。

  

LEGGOですブログ: 【LOONA】PTTや[&]に対する議論をした時点であなたはもう堕ちている

 

LOONAの"PTT (Paint the Town)"をApple Musicで

 

 

N.Flying - Amnesia

 

 

6月最後の締めはN.Flyingの日本オリジナル楽曲であるAmnesia。わかりやす過ぎるぐらい爽快で、GOT7のThursdayのヒップホップ的な要素をバンドの要素に変えて、もっと爆発力を上げた感じ。誰が聴いても楽しめる1曲に仕上がっている。N.Flyingの日本語の曲ということで聴いていない人も多いと思うが聴き逃し厳禁。K-Popのトレンドとは違う曲なので韓国語の曲でこういった雰囲気のものは最近リリースされていないけど、別に古臭く感じることもない。やっぱ日本オリジナルの曲もどんどん面白くなってるよね!という気分にさせてくれた。というわけでN.FlyingもMVP候補の1曲だ

 

N.Flyingの"Amnesia"をApple Musicで

 

 

 

今回のMVPはR&Bのノリが光った渋い1曲

 

6月のおすすめは以上です。過去最高レベルでナムジャの割合が高かった気がする1ヶ月間になりました。今回のMVP候補は、

 

  • MONSTA X - Heaven
  • TWICE - SOS
  • LOONA - PTT (Paint The Town)
  • N.Flying - Amnesia 

 

の4曲となりました。どの曲もジャンルが違う、男女比が1:1、タイトル曲とB面の割合も1:1といった具合にかなりバランスよくバラけました。そんな6月のMVPは、

 

 

 

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Photo by Instagram(@twicetagram)
 

TWICEのSOSです。何と言ってもSOSのR&Bを軸としたビートがとにかくかっこいい。1 TO 10と同様にTWICEの隠れた名曲の仲間入りは間違いなし。ボーカルとの相性も抜群だった。全体的にはナムジャの曲の方がよかったが、いちばん好きな曲はヨジャの象徴ともいえるTWICEだった。写真はSOSを作詞したということでリスペクトを込めて、ダヒョンのみのものをセレクト。アルバムの収録曲ということで目立っていないけど、聴いていなかった人は本当に聴いてみてほしい。

 

 

というわけで6月の新作K-Popに関しては以上です。ここからは番外編に突入です!

 

 

 

 

 

番外編お気に入りソング

 

ここからは6月にリリースされたK-Pop以外の楽曲、以前にリリースされた曲だけど6月にやたら聴いた!という楽曲を紹介していきます。紹介する順番はノリで。

 

 

Polo G - Party Lyfe Feat. DaBaby

 

 

みんな大好きPolo Gの新しいアルバム「Hall of Fame」からDaBabyを客演に迎えたParty Lyfeをご紹介。別にこの曲をいっぱい聴いたというわけではないんだけど、いい例になったのでセレクトした。MVP候補に選んだMONSTA XのHeavenと共通する部分が結構多いと思っていて、イントロから最後までメロディーがギターという点。ラップをしているけどどちらかというと歌モノという点。メロディ以外はヒップホップというかトラップ寄りという点。もちろん曲全体としては別々のジャンルなのだけど、細かい部分では似た要素を感じる。肉じゃがとカレーみたいな感じ。肉、じゃがいも、人参と材料は近いものを使っているが、料理としては全くの別物みたいな、そういうものを両者に感じた。チルっぽさを強くしたらMONSTA Xで、エモっぽさを強くしたらPolo Gみたいな。こういうタイプのビートのヒップホップの曲はたくさんあるので、もっとMONSTA X寄りのものもあったと思うけど、Polo Gのアルバムを好んで聴いていたのでこの曲を例に挙げてみた。

 

Polo Gの"Party Lyfe (feat. DaBaby)"をApple Musicで

 

 

STAYC - ASAP

 

 

いかつめの男性を紹介したので今度は可愛い女性を!ということでリリースされたときから激プッシュしているSTAYCのASAP。サビが最高!ダンスも最高!ビジュアルの最高!悪いところ一切なし!というわけでカムバした瞬間から最高の1曲だったASAP。リリース当初はSO BADの方が好きという人がかなりいた印象だったが、世間的にもじわじわヒットしていった1曲。サビのダンスも予想通りSNSや番組等で踊る人で溢れていた。ねぇ、めちゃくちゃいい曲って言ったじゃん!って感じ笑。そんなこともあってか、Music Bankのコスプレ回にも登場。STAYCはワンダーウーマンに変身した。

 

流石に最初の1ヶ月間でイヤホンを通じてのみで500回ほど視聴。計算したら1ヶ月間で25時間以上聴いていたというレベルの状態ではないけど、今も普通に聴いている方の曲に部類されている。iTunesの再生回数もEXIDの数曲を除けばK-Popの中で1位となっていたし。2021年前半のベストソングは確定、おそらく全体としてもベストになる可能性がめちゃくちゃ高い。ってなわけで今回もSTAYCのASAPを推しておく。

 

LEGGOですブログ: STAYCがASAPでカムバ!渋いビートも可愛く乗りこなす全てが揃った大型新人

 

STAYCの"ASAP"をApple Musicで

 

 

Young zetton - Escort Feat. Hideyoshi

 

Young zettonの"Escort (feat. Hideyoshi)"をApple Musicで

 

可愛い子を紹介したら次はいかつめの男の子を!ということでYoung zettonとHideyoshiのEscortが登場。ビートのパンチの強さが最高で、Hideyoshiの低め出だしも最高。スクワットやレッグプレス、ベンチプレスのような高重量を扱う筋トレをするときに聴くのがおすすめ。重量扱えそうな気がしてくる笑。眠たい朝に聴いて強制的に目覚めるために使うのもあり。テンション的にはEVERGLOWのFIRSTを聴く感覚でいいと思う。

 

 

OH MY GIRL - Dun Dun Dance

 

 

いかついのが来たら可愛いの!ということで、お次はOH MY GIRLのDun Dun Dance。fromis_9がカムバしてからは夏っぽさを感じるならWE GOを聴くというテンションになってたが、オマゴルのターンに戻ってきた。曲単体でもかっこいいのはもちろん、歌番組など映像で楽しむ場合も衣装が良くて面白い。夏だ!露出度高め!パターン、色合いで合わせるパターン、ヒッピー系みたいな系統で合わせるパターンなど数多くの種類が用意されていて、人気グループっぷりを衣装から感じることができる。

 

比較的どれも露出度高めのアイテムが用意されているので、布少ないみたいな意見を調べようとしていなくても見かけるぐらいツイートされてたっぽいが、意外とフルレングスのパンツを履いていたり、ハイソックスを合わせていたりとバランスが取れていて、基本的には私服でも通用するものが多かった気がする。渋谷とかに行けばオマゴルぐらいの露出度の女の子なんて普通にいるし、ウエストが見えるトップスレベルだったらそこらへんに溢れている。ジムに行けば普通にスポーツブラの子だっているし。男だってヴィンテージの流れからタンクトップがかなり愛用させるようになったし、自分もタンクトップにシャツやアウターみたいな格好をする。オーバーサイズの反動で男女ともに露出度がアップしているのだ。なのでファッションのトレンドに敏感な韓国アイドルも時代に合わせただけという単純な話なのである。だから気にすることなく、普通に可愛いじゃん!ぐらいのテンションでいいと思うけど。まあ言いたいこともめちゃくちゃわかるけど笑。

 

 

ってなわけで曲の雰囲気だけでなく、映像的にも夏っぽさを感じられるDun Dun Danceが再び自分の中で上がってきた。

 

LEGGOですブログ: OH MY GIRLのDun Dun Danceを皮切りにガールズグループカムバ大戦争が始まるぞ

 

OH MY GIRLの"Dun Dun Dance"をApple Musicで

 

 

STUTS & 松たか子 with 3exes - Presence Remix feat. T-Pablow, Daichi Yamamoto, NENE, BIM, KID FRESINO

 

 

思いの外、曲数が多くなってきたのでガラッと雰囲気を変えた曲を紹介して最後にしようと思う。

 

ドラマに全く興味がないので「大豆田とわ子と三人の元夫」がどういう物語なのか全く知らないし、一瞬足りとも見たいと思ったことはない。ただ番組内で松たか子ユニクロMameのコラボを着ていたことと、番組で使われていた音楽については知っている。

 

BAD HOPやゆるふわギャング、BIM、Daichi Yamamoto、KID FRESINOといった日本のヒップホップ界で人気の若手たちをたくさん招集し、毎回様々なキャストとラッパーをSTUTSが繋げていたことはかなり話題になっていた。これが日本のドラマ、しかも本格的なキャストたちが出演する作品で行ったことは面白い。ヒップホップが一切根付いていない日本、そしてJ-Popでこれをやったことは音楽好きなら全員驚いたはずだ。自分の仲間たちをMV内にカメオ出演させるといったヒップホップ的なこともやっているのもポイント。しかもしっかりクレジットされてるし。こういうのが日本でも当たり前になればヒップホップに限らず、もっと音楽が盛り上がると思う。今回紹介するのは全員登場バージョン。気に入った人がいたら検索して個人の曲も聴いてみてほしい。

 

STUTS & 松 たか子の"Presence Remix (feat. T-Pablow, Daichi Yamamoto, NENE, BIM & KID FRESINO) [with 3exes]"をApple Musicで

 

 

 

もっとヒップホップで紹介しておくべき曲があったのですがK-Popを結構紹介したし、そっち系のブログなので省いていいか!というわけで今回は以上で終了です。7月のお気に入り紹介で会いましょう。ではまた!

 

 

 

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