【5月K-POP】LE SSERAFIM爆誕。世はまさに、次世代ガールズグループ時代!!

遂に次世代の注目ガールズグループたちが出揃った

 

ガールズグループの勢力図が本格的に変わり始めようとしている。2020年11月にデビューしたSTAYCとaespaはすでにオールスタークラスの人気っぷりで、本格的な新人シーズンである2021年から現在まで常に右肩上がり。aespaに関しては事務所が超大手ということもあり、注目度やプッシュのされ方を考えると、2022年6月現時点のガールズグループの中でトップと言ってもいいほどの勢いだ。同年にデビューしたWeeeklyも少しずつだが着実に伸びてきている印象だ。

 

2021年11月デビューのIVEはまだ2回しか新曲を出していないのでオールスタークラスと呼ぶには早いが、1位の獲得数と注目度ではそのレベルのアイドルたちにも負けてはいない。特にウォニョンに関しては完全にIZ*ONEのブースト効果がすでに不必要なレベルになっており、IZ*ONEのウォニョンからIVEのウォニョンという肩書きに完全に代わっている。これほど早い段階でプデュで得た冠を必要としなかった人は過去を振り返ってもいないだろう。2021年デビュー組の中では完全にIVEが抜けた存在になってはいるが、他のアイドルたちも注目され始めており、Billieのような次のスター候補も誕生し始めた。

 

2022年に入ってからも新たなガールズグループの勢いは衰えておらず、1月にはGirls Planet 999から誕生したKep1er、2月にはJYPエンターテインメントからNMIXX、ここまでの流れとは別物だがGFRIENDのメンバーから構成されるVIVIZなんかもデビューしている。

 

 

そんな盛り上がっているガールズグループ市場に新たな注目株が参入した。HYBE傘下のSOURCE MUSIC所属、IZ*ONE組を2枚保有しているLE SSERAFIMが2022年5月2日にデビューした。超大手の事務所、IZ*ONE組最後のグループデビューということでK-Popファンからの注目度も抜群。また事務所側もかなり力を入れており、HYBEが将来ローンチ予定のNFTコンテンツの体験版を彼女たちのデビュー企画として組み合わせるなど、単にプロモーションに力を入れているというレベルを完全に超えた力の入れっぷりとなっている。

 

 

2020年終わりから始まった新たなガールズグループの幕開け、その最後の注目株であったLE SSERAFIMが遂にデビュー。トップを走るスーパースターのRed VelvetとMAMAMOOは7年目を超えて、完全なベテランの仲間入り。TWICEも間も無くその時期を迎えるため、ガールズグループの競争からは離れた位置に移行することとなる。BLACKPINKはこれまでのガールズグループのやり方とは全くの別物なので、現在の彼女たちはそもそも比較する位置にない。IZ*ONEは活動が終了し、各自が超ブースト付き練習生的な立場で自分の事務所へ帰っていった。

 

 

このように7年目までのガールズグループをメインストリームとして考えると、トップのスターたちのほとんどが新たなフェーズへ移行、もしくはその時期に入りかけ。そこにとんでもない勢いで下からの突き上げが発生しているという状況。年々SNSの影響力もパワーアップしており、少しのきっかけがあれば一気にスターの仲間入りをすることが可能な時代になっているので、1年で一気に勢力図が変わるかもしれない。何事においても新しいものに人は集まるものだし。

 

 

そんなここ数年で今がいちばん盛り上がっているガールズグループの競争に待ったをかけるLE SSERAFIMが登場した2022年5月のK-Popの中から、自分が気に入った楽曲を今回は紹介していこうと思う。

 

 

 

 

 

 

5月のおすすめK-Pop

 

順番はリリース順。同日の場合はABC順。

 

 

LE SSERAFIM - Blue Flame

 

 

いきなり大注目のLE SSERAFIMから。彼女たちを一言で表すとK-Popビジネスの真髄。GFRIENDをカットしておいたことでSOURCE MUSICが実質彼女たち専用の事務所となっている点、HYBEが売り出そうとしているNFTコンテンツをデビューのプロモーションに使った点、すでに知名度があるスーパー練習生状態のIZ*ONE組を獲得した点、2回目から積極的にプロモーションが始まる韓国アイドルの基本を無視してデビュー後すぐに鬼のスケジュールを組んでいる点、すでに日本を狩場にしている点、カズハのブレイクを感じ取って速攻で個人インスタを開設したことで韓国や日本の企業の個人的な仕事を行えるようにした点など、数え出したらキリがないほどのビジネスポイントが組み込まれている。

 

そんなあからさまなプロモーションの一方、宮脇咲良が再デビュー前に行っていたもののクリアまで行けなかったバイオハザードの実況、そのHYBE入り前の最後の表舞台となっていたゲーム実況を引っ張って、LE SSERAFIMのティーザーでNintendo Switchを黙々とやっているシーンを取り入れるという従来のファン向けの小ネタを入れてくるところが何というかいやらしい笑。チェウォンのシャネルのバッグにフランスパンも完全に知っている人向けだったし。上半身はブラトップとか露出度のあるものだけど、下半身はシルエットがわからないアイテム多め。つまりH1-KEYのようなジムでトレーニングする女性スタイルではなく、あくまでもダンスをする女性の服装なのもスタイリングがかなり効いている。このように細かな芸も効かせていることでわかる人が話題にしてくれそうなポイントを要所で見せつけてくる感じもビジネスっぽくて個人的には好き。企業として稼いでやるというLE SSERAFIM、自分たちで稼いでやるというBLACKPINK、その異なったビジネス面に注目して彼女たちを見てみるのもいいかもしれない。

 

 

そんな彼女たちの楽曲だが基本的に好みではなかった。最近のHYBEらしいわかりやすさキャッチーさ、BTSが押し上げたファンク要素の継続、狙いに行きすぎて寒く感じてしまった1曲目、ベーシックなB面系、トラップ系の歌モノ、アルバム全体で聴いてみると結構普通にまとまった作品といった印象だ。元々HYBEの楽曲は好みのものが少ないし、デジタルスーベニアがかなり楽しかったためにテンションが無駄に上がってしまっていたという点もあるだろう。そんなこともあってアルバム「FEARLESS」自体に関しては別に普通、特に聴き返さないといったものが率直な自分の意見である。ただし今回紹介するBlue Flameという曲に関しては別である。

 

 

BTSが押し上げたことにより2020年から2021年にかけて、いちばんのトレンドになったファンクやディスコ系のレトロ曲。猫も杓子もタイプの楽曲をリリースしており、完全にオーバーユーズドとなっていたこのジャンル。ガールクラッシュはあくまでもスタイルなので、ガルクラ系楽曲のジャンルは様々あるのに対して、こちらは曲のジャンル自体の話。なので各々が工夫したところで大雑把な印象は全て同じ、そのため自分は完全に途中から飽きちゃっていた。もちろん飽きとか関係なしにかっこいい楽曲もあったし、同じような曲じゃん!とは一切思っていない。ただすぐ「ガルクラかよ、、、」と言いだすK-Popファンはかなり多いのに、それよりも似たものになりがちなファンクやディスコ系の楽曲量産に対して否定的な意見を言っている人がほぼいなかったのは謎でしかない。結局みんな音楽自体への関心は少なく、ぱっと見の雰囲気が重要なんだなって正直思っている。

 

というぐらいこっち系のK-Popに超否定的な意見を持っている自分でもゴリゴリにハマってしまうほど、LE SSERAFIMのBlue Flameはかっこいい。ファンク系K-Popの特徴であるギターのサウンドが生み出すノリの良さに合わせた軽快なボーカル、そしてそれを引き立たせるためにミニマルに仕上げたビート。サビの綺麗なメロディとレトロさを演出するカウベル。シンプルすぎない印象にするためのバックコーラスの演出。どこを切り取っても完璧な音源。曲の雰囲気は全く違うけど、ミニマルなのに味わいがあるという点でジェニのSOLOに近いものを感じた。

 

またミニマルな楽曲に動きのあるダンスを組み合わせたのもメリハリがあっていいし、メインの衣装ではThom Browneお得意のグレー、白、黒の配色を全員に取り入れたことで、制服系のシルエットでありながら可愛さと上品さをミックスさせることに成功。楽曲の印象とも見事にマッチした。バレエの脚を上げて回るという動きは野球でいうところのホームラン、バスケでいうところのダンクみたいなもので、そういった知識がない人でも凄そうと思えてしまうわかりやすいムーブをカズハにやらせたのも大正解だった。

 

 

というわけで楽曲も抜群な上にパフォーマンスも最高だったLE SSERAFIMのBlue Flameは5月のMVP候補の1曲だ。ってかfromis_9もまだファンク系にこだわってるし、HYPE参加のガールズグループはこれを推してくの?BTSが押し上げたトレンドの罠にはまっていたのは自分たちだったというオチにならなければいいが。

 

LE SSERAFIMの"Blue Flame"をApple Musicで

 

 

TOMORROW X TOGETHER - Lonely Boy (The tattoo on my ring finger)

 

TOMORROW X TOGETHERの"Lonely Boy (The tattoo on my ring finger)"をApple Musicで

 

もう1発HYBE系。TOMORROW X TOGETHERの新しいアルバム「minisode 2: Thursday's Child」に収録されていたLonely Boy (The tattoo on my ring finger)は、エモーショナルなギターのサウンドとトラップ系の低音が印象的な歌モノで、アイドルの楽曲でありながら韓国のラッパーの楽曲感しかない不思議な1曲。よくあるタイプだけど超珍しいという言葉にすると変な曲ということでおすすめしておく。この曲が好きだったと人は韓国のヒップホップ適正あり。

 

 

Ciipher - Fame

 

 

とりあえずみんなが絶賛しがちな男性アイドルのK-Popがまさにこれ。それぐらい超わかりやすい直球。バカみたいなレビューになっているけど、聴いてもらえれば言いたいことがわかるはず。

 

Ciipherの"Fame"をApple Musicで

 

 

HYO - Deep

 

 

曲の入りがビヨンセのRun The Worldとほぼ同じなのでそっち系のノリなのかと思いきや、サビで一気にTikTokでバズらせる系のサウンドに変わるのが勢いがあって割と好き。しかもそんな楽曲を少女時代のヒョヨンがやっているというのがウケる。一歩間違えたらマイナーアイドルの怪し楽曲になりそうだが、安っぽさが皆無なのはさすがとしか言えない。元々音源が強いってのもあるが、(G)I-DLEのTOMBOYがランキングの上位に留まっているのはTikTok等のSNSプロモーションの力もかなり働いていると思われるので、そっち向きなサビをしているDEEPが急に盛り上がり始めても不思議じゃない。

 

HYOの"DEEP"をApple Musicで

 

 

YERIN - Believer

 

 

GFRIENDが解散、イェリンはここ数年で完全にパワーハウスになったSublime Artist Agencyへ。基本的には俳優業がメインとなっている事務所ではあるが、 RAINやGOT7のメンバーたちもいるので音楽界にも若干ではあるが進出し始めている。

 

そんなイェリンのアルバム「ARIA」に収録されているBelieverは基本的には歌モノだが、どこかJ-Popに通じるようなロック系のノリが入っており、ダンスでのギターを弾くようなジェスチャーが採用されている。雰囲気は全然違うけどイェナのLxxk 2 Uみたいな感じなので、普段音楽を聴かなかったり、J-Popをよく聴く日本人に向いてると思う。

 

BelieverはPAPERMAKERというGFRIENDの楽曲を多数手がけていた人物たちがプロデュース。彼らはVIVIZのBOP! POP!なども作っているため、Glass Beadの時から別々の道を歩むことになった今も変わらずヨチンを支える超重要プロデューサーという立場になっている。この裏方事情を知った上でBelieverを聴くと、さらに一段深い味わいというものが出てくるのではないだろうか。

 

Yerinの"Believer"をApple Musicで

 

 

GOT7 - NANANA

 

 

全員がバラバラの事務所になった上に、韓国国内に全員の活動拠点があるわけでもない。ぶっちゃけビジネスのみで考えたらGOT7の活動を継続する必要などない。それなのに全員が自分の仕事をしながらも韓国に集合、各々の事務所と調整を行ってアルバムをリリースしてきた。しかもカムバのショーケース、その他コンテンツの撮影、番組の出演までも行った。もちろんアルバムリリース後も全員を留めておくことは不可能なので、数日でスケジュールは終わってしまったし歌番組でパフォーマンスをしたわけもないが、その部分以外は一般的なアイドルのカムバのそれと同じだった。

 

GOT7がJYPを離れてもグループとしての活動を行うといったアナウンスがあった際、K-Popファンたちは「ガッセがみんなの希望となる!」みたいなことを言っていたし、自分もその可能性はあると思っていたが、今回のアルバムリリースのあれこれを見て、GOT7はみんなの希望にはならないということがはっきりわかった。それぐらいGOT7がやっていることはすごい。

 

少女時代も間も無く完全体カムバでカムバするが、正直言ってGOT7とは完全に別物だ。少女時代の場合はメンバーの半数程度がSMエンターテインメントに在籍したまま、つまり「少女時代 Feat. SMを抜けたメンバー」という風に捉えることができる。もちろん事務所を辞めたのに裏切り者的な扱いを一切していないSMもすごいし、昔の同僚たちの輪に入ることを許可した各事務所も素晴らしい。ただ客演として参加しているという状態と全く一緒なのだ。バラエティだって同じ図式であることは変わらない。コーチェラで再結成した2NE1も少女時代と同じで、CLのステージのゲストとして3名が参加したわけであり、2NE1がラインナップされていたわけではない。現在誰もYGに所属していないので楽曲の使用許可をもらう等のクリアしなければならない要素はもちろんあるが、全員が移籍した上でグループ名を維持して活動できるように権利関係を譲渡してもらえるように動いたGOT7と比較すると難易度は明らかに低い。もちろん少女時代と2NE1、そのどちらも簡単なわけでは決してないが、GOT7の難易度が高すぎるのだ。というわけでGOT7のルートはK-Popファンの希望などではない。希望なのは少女時代ルートであるというのが、今回のガッセのカムバの感想である。

 

 

そんな彼らのアルバムの中でいちばん好きだったのは、タイトル曲であるNANANA。リラックスした雰囲気が特徴的で、いい意味でぼけーっと聴いていられる曲。M2のリレーダンスのルールの範囲内にしっかり収まるようにしつつ、最大限に遊ぼうとしている動画でNANANAを聴くとリラックスした雰囲気がより一層楽しめるのでおすすめである。

 

LEGGOですブログ: 超高難易度でも関係なし!GOT7がさらっとカムバしたことの異常性とありがたさ

 

GOT7の"NANANA"をApple Musicで

 

 

LUNARSOLAR - Do you wanna get down

 

 

2020年9月2日にデビューを果たしたLUNARSOLAR。PRODUCE 101やMIXNINEに出演していたテリョン、そして日本人メンバーのユウリも在籍、日本への進出計画も発表されていたのでマイナーだけどワンチャン感はあった彼女たちだが、残念ながら2022年5月22日に解散。Do you wanna get downを落として韓国アイドル界から去っていった。また2年も経っていなかったのでまだ全然粘れたとは思うけど、やはりビジネス的な成功がないと継続することすら難しいという事務所もあるということを再び確認させられた。

 

そんな彼女たちのラストの曲はEDMのノリと低音のパンチが程よくミックスされた聴きごたえのある1曲。ただやはりというか大手事務所の楽曲に比べるとシンプルに音が良くないのがわかってしまう。こんな部分でまで資金力の差を感じてしまうのは残念なものだ。ただ不幸中の幸いというか、早く解散したためメンバーの年齢がまだ若いので新たなグループでデビューするパターンもなくはないので、これからのどうなっていくのかに注目しておくのもいいかもしれない。

 

LUNARSOLARの"Do you wanna get down"をApple Musicで

 

 

SEVENTEEN - HOT

 

 

西部劇を思い出させるようなイントロ、EDMの曲っぽいサビ前の溜め方からの10年代初期あたりのヒップホップのようなサビの入り方、地味に懐かしさを感じるのにしっかりK-Popな楽曲でかなり好き。SEVENTEENのスタイルは基本的に自分の好みとは違うけど、HOTに関してはそんな壁を乗り越えてくるかっこよさ。サビのいい意味でわかりやすくHOTという言葉を表現したダンスも好き。

 

というわけでレビューは短めになってしまっているが、SEVENTEENのHOTも今回のMVP候補の1つである

 

SEVENTEENの"HOT"をApple Musicで

 

 

CRAVITY - VIVID

 

 

やたらいい曲が多いと自分の中で噂のUNIVERSE企画モノ。今回のコラボ相手であるCRAVITYはディープハウスを披露、先ほどのCiipherのFameと同様にK-Popファンが問答無用で絶賛しそうな1曲に。それぐらい男性アイドルとディープハウスの相性はいいのに、意外とこっち系の曲が量産されないのは謎である。一般的なディープハウス系の曲と違ってハイハットロールだけかなりのヒップホップ仕様になっており、トラップがトレンドを通り越えて当たり前になった時代のK-Popだということを実感させてくれるのがVIVIDのポイント。

 

CRAVITYの"VIVID"をApple Musicで

 

 

 

 

 

色々あるけどシンプルに曲が良かった彼女たちを5月のMVPに

 

2022年5月のおすすめK-Pop紹介は以上となります。曲自体はかなりチェックしましたが、紹介しようと思ったのはたった9曲のみ。ここ数年の中でいちばんK-Popが微妙だった1ヶ月間だったというのが正直な感想。全てがというわけではないが普通に以前リリースされた楽曲、STAYCや(G)I-DLE、IVEといったグループの曲ばかり聴いちゃってた。そんな5月のMVP候補は、

 

 

の2曲のみ。GOT7も好きだったが、バイアス等一切なしでシンプルに曲として考えるとすごくハマったというわけではない。そんな全体的には正直微妙に感じてしまった5月のMVPは、、、

 

 

 

Photo by Twitter(@IM_LESSERAFIM)

 

LE SSERAFIMのBlue Flameでした。今回のMVPは完全にぶっちぎり、圧倒的な1位と言い切れるぐらいBlue Flameは刺さった。ファンクやディスコ系レトロの流れ継続完全否定派なのでかなりのマイナス状態から始まるのだが、そんなの関係なく超高評価になったということは半端じゃなくいい曲ということになる。

 

ぶっちゃけLE SSERAFIMは楽曲以外の要素が強すぎる。特にガラムの一件。最初の問題が話題になって以降もどんどん出てくるマイナスポイント、正直言ってこの状態からガラムをプラスにするのはかなり難しい。しかもHYBEが売り出す予定のNFTコンテンツをデビュー前の企画として盛り込んだために、ガラムの活動休止がそちらの方にも影響が出てしまっている。日本関連のコンテンツに関しては仕方ないので6人で収録されたものを放送したりしているが、韓国国内向けのコンテンツだとデビュー前に6人で収録したものは撮り直しやお蔵入りとなったことだろう。デビューしたばかりなのでファンの印象が確立されてしまう前にガラムを切ってしまうという作戦もあるのだが、それをするとHYBE自体のイメージは悪くなってしまう。「そんな人物だということを事前に把握することはできなかったのか」「成金会社だから」など様々な種類の否定的な意見が出てくることだろう。最初金のパワーでごまかそうとしたのもよくなかった。テテとジェニの熱愛ネタもLE SSERAFIMやガラムに対する関心をそらすためにHYBEが仕組んだ作戦としか思えなくなってくる。もうこの一連のガラム騒動は彼女たちの話だけでなく、K-Pop界全体としてのニュースになっちゃっているのだ。

 

 

そんなガラム可愛いからいいでしょ!みたいな脳内お花畑な意見を言えるレベルは超えてしまったニュースになっているので、ガラムは絶対許さないという人もいるでしょう。というわけで普段はその曲がリリースされた月に全員で撮った写真をブログのアイキャッチ画像に採用しているが、6人の画像にしても5人の画像にしても角が立つと思ったのでみんな大好きカズハの写真にしておいた。日本人なのに爆発的な話題になったって、マジで韓国の人ってスジみたいな系統の顔好きなんだね。あのショーケースの衣装替えの後に先頭でカズハが入場したシーンもかなり効いてたし、ックラとチェウォンに集中するのが当たり前なのにカズハのFancamがたくさんあったのも効いてた証。またバレエに対する先入観のせいでお淑やかな感じなのかな?と思いきや、かなりノリのいい性格というのもビジュアルとのギャップがあっていい。急にやたら調子に乗ることで有名?な宮脇咲良とは別のタイプの乗り方。明らかに日本で仕事をする気がある売り方をしているので、K-Popファン以外の日本人の目に留まる日も早いかも。TWICEのミナみたいにSK-IIとかそっちの路線でも攻めれそう。

 


 

 

 

というわけで音楽としてのK-Pop以外の部分でもかなりインパクトのあった彼女たち、そんな全ての出来事を余裕で超えるインパクトを自分に与えてくれたBlue Flameはマジでいい曲だった。お前らどうした?ってぐらいFEARLESSの活動をしていたので、Blue Flameの印象が薄くなっている人もいるかもしれない。ブログを更新するのがかなり遅くなったことにより、Blue Flame人気が落ち着いたタイミングにプッシュするという、考えようによっては意味タイミングになったのでこの機会に再び聴いてみることを強くおすすめします。

 

 

 

今回のブログは以上となります。若干時期外れな話題になりましたが、復習にでも使って頂けたら幸いです。6月のおすすめK-Pop特集で会いましょう。今度こそ早めの更新をします。ではまた!

 

 

 

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