【前編】ODD EYE CIRCLEのMax & MatchはK-Pop史上最高のアルバム
TWICEのミニアルバムFeel Specialのトラックリスト公開
昨日TwitterでTWICEの8枚目となるミニアルバム'Feel Special'のトラックリストが公開された。
TWICE
— TWICE (@JYPETWICE) September 12, 2019
THE 8TH MINI ALBUM
Feel Special
2019.09.23 MON 6PM#TWICE #트와이스 #FeelSpecial #TrackList #트랙리스트 pic.twitter.com/44bKcwFDop
タイトル曲であるFeel Specialのプロデュースはパク・ジニョン。これまでこのブログでも触れてきたが、個人的にパク・ジニョンがプロデュースした曲で好きなものが多い。先日記事にしたばかりのWonder GirlsのI Feel Goodもパク・ジニョンによる曲だ。
パク・ジニョンがTWICEの曲をプロデュースしたのはこれまでに5曲。
・Do it again
・Precious Love
・I'm gonna be a star
・Signal
・Merry & Happy
・What is Love?
となっている。Signal以降はTWICEのために作られた曲となっている。パク・ジニョンの作った曲は好きなものが多いと言ったが、なぜかTWICEの曲となるとSignal好みじゃない。しかしSignalは本当に好きでTWICEのすべての曲の中で個人的にいちばんである。
なので今回のプロデュースは確率的にいくとハズレの可能性が高いのだが、当たりの場合とてつもなく自分にはまるので、今回は好みであってほしい。
あれ?なんでTWICEの話してるの?
その通りだ笑。今回のブログはTWICEの話ではない。ならなぜTWICEを語っているのか。それにはちゃんとした理由がある。先ほどのトラックリストをもう一度注目してもらいたい。そんなパク・ジニョンの曲よりも気になる曲がある。それは6曲目の21:29だ。
この曲にMonoTreeが関わっている。これが自分にとって大事件なのだ。みなさんはMonoTreeをご存知だろうか。正しくいうと韓国の音楽制作会社なのだが、わかりやすく言うと音楽チームだ。
作曲家集団Sweetuneのメンバーだったファン・ヒョン、G-high、イ・ジュヒョンによって2014に設立されており、これまで数多くのK-Popの曲に携わってきている。
MonoTreeというK-Pop界で活躍し続ける集団
そんな彼らが携わってきた曲について数曲紹介しよう。
Stellar - Marionette
この曲はダンスがセクシーすぎるということで当時話題になったのだが、この曲を手がけているのはMonoTreeのメンバー。ダンスに注目されがちだが、曲も普通にいいのである。
Stellar - Sting
もう1曲Stellarから。実は他にもStellarの曲を手がけているが、紹介したいのはこれ。Stellarの曲の中でこれがいちばん好きでセクシーなことは変わりないのだが、そんなことはどうでもいい!というぐらいかっこいい曲。
Red Velvet - My Dear
テクニカルだけどがっつり大衆ソングといったところだろうか。すごくかっこいい。K-Popというジャンルの素晴らしさが存分に味わえる。他にもRed VelvetだとAitai-taiやBlue Lemonadeなどがあり、ほとんど好きである。
SHINee - U Need Me
SHINeeの中で個人的に最高だと思っているアルバム1 of 1に収録されているこの曲も携わっている。他にもかなりの曲にMonoTreeは携わっており、男女関係なく仕事をしている。
TWICE - Say Yes
TWICEのSay Yesにも携わっており、今回のFeel Specialでも再びタッグを組むということで、すごく楽しみだ。
ちなみに全てが同じ人が作曲したというわけではなく、MonoTreeという集団が携わったという意味なのでお間違いなく。
結局TWICEの話かよ!
と思った人がいるかもしれないが、そういうわけではない。MonoTreeがここ数年間関わっているものですごく大きなことがある。それについて今のところまだ触れていない。
それが今回ブログで取り上げる内容なのだ!
- TWICEのミニアルバムFeel Specialのトラックリスト公開
- MonoTreeというK-Pop界で活躍し続ける集団
- LOONAとMonoTree
- まだまだあるが、今回は触れないLOONAの特別な点
- ここでやっとODD EYE CIRCLE登場か!?
LOONAとMonoTree
みなさんはLOONAというグループをご存知だろうか。日本ではまだそこまで知られていないと思う。しかしこのグループ、デビューした時からすでに他のアイドルとは違いすぎる特徴がある。というかグループがデビューする前から色々おかしい。というか凄すぎる。
まず凄いのが、アイドルというのはグループでデビューした後に、ユニットを作り、そしてソロデビューをするというのが自然な流れ。なのにLOONAはまずソロデビューをさせ、次にユニットを組み、最後にLOONAというグループとしてデビューさせるという逆転の発想を持っていた。この時点でおかしい。もちろんここで言う'おかしい'とは褒め言葉だ。
ソロデビューの仕方も面白い。LOONAというのは英語表記で韓国語だと이달의 소녀となる。意味は今月の少女。ここから察しする人も多いのではないだろうか。そう、毎月1人ずつ新しいメンバーとして公開されていき、ソロデビューするのだ。半端じゃない。初めてこのグループを知ったとき、面白すぎてどきどきした。
そしてある程度の人数が揃ったところでグループとして曲をリリースし、それが終わればまた毎月新しいメンバーが公開されていく。こんな面白いグループが他にいるだろうか。このコンセプトを企画したのはチョン・ビョンギという人物で、以前からこの企画を考えており、実現できる事務所との出会いを待っていたらしい。ちなみにグループとしてデビューするまでのプロモーションの費用は99億ウォン(約10億円)となっており、いかに壮大なプロジェクト化がわかる。
そんなLOONAとMonoTreeの関係性は深く、ソロデビューの曲、ユニットの曲、はたまたLOONAとしてデビューした後の曲も手がけており、LOONAとは長い期間いい関係性を築いている。そんなMonoTreeが携わったLOONAのユニットODD EYE CIRCLEについて今回のブログではメインに書いて行きたいと思う。
一旦ODD EYE CIRCLE以外のLOONAの曲でMonoTreeが携わった曲の中からお気に入りを貼っておく。
Yves - new
特に何かいう必要もなくかっこいい。まあ聴いてもらえればわかるということ。LOONAのソロ曲の中ではトップかもしれないというぐらい好き。トップと言い切れないのはLOONAにはいい曲が多すぎるから。
Chuu - Heart Attack
先ほどのイブの次にソロデビューしたチュウの曲も手がけている。LOONAのことは知らなくても、チュウ・ハートを見たことがあるという人は多いかもしれない。手で丸を作って、それをかじってハートにするやつ。多くのアイドルが真似をしたが、それを生み出したのが彼女なのだ。
LOONA - Butterfly
もちろん最近の曲も手がけており、関係性は続いている。ちなみにこの映像はこの前行われたKCONでの映像。日本でMVが撮影されたり、来日も果たし、契約なんかも済んでいるので日本でコンサートが行われるのが待ち遠しい。
まだまだあるが、今回は触れないLOONAの特別な点
LOONAの音楽面を少しだけ触れたが、正直こんなものでは終わらない。まだこのブログのメインにさえ到達していないのに、そこそこ文字数がある。
なのでここが凄いぞ!LOONA!となる部分だが、今回は触れないよ!という部分を少しだけ話しておく。
コンセプトと世界観
コンセプトといえばデビューの仕方が特別だよ!みたいなことを言ったが、コンセプトではない。いわゆる設定のようなもの。ユニットごとに様々な設定があり、世界観のスケールだとが概念が他のグループとはレベルが違いすぎる。
LOOΠΔVERSE(ルーナバース)と言われる世界があり、一言でいうと半端じゃないのだ。簡単にまとめるのは自分の文章力では不可能。凄すぎておかしいのだ。
正直LOONAはスターウォーズのようなもの。映画のスターウォーズを思い浮かべてもらいたい。ジェダイとシスがいて両者が戦っている!ぐらいの知識しかなくても、映像の迫力や面白さでサクッと楽しもうと思えば、スターウォーズを楽しめる。しかし実はキャラクター同士の関係性や設定、シスはなぜ2人なのか、ヨーダのしたいはなぜ消えるのか。フォースって?なぜクローンじゃなくなった?あのキャラは一体?
など深く考えれば考えるほど謎の部分は多く、ただ単に映画を全部見た!だけでは理解できない内容が多い。アニメだって2と3の間のもの、3とローグワンの間のものなどがあるし、小説版もある。
シンプルに楽しむこともできるし、ハマればハマるほど奥深い要素が出てくる。これがスターウォーズ。そしてLOONAもそうなのだ。曲がめちゃくちゃかっこいいし、MVもサクッと見ることもできる。しかしLOONAは奥深い。
映像
LOONAはコンセプトも音楽も妥協しない。もちろん映像だってそう。MVに携わっているDegipediは韓国トップクラスの映像集団。手がけた作品は数多くある。先ほど紹介したStellarのStingもそう。
ちなみにLEGGOですブログと名乗っているからこそ紹介すべきDegipediの作品がある。
EXID - UP&DOWN
EXIDの代表曲であるUP&DOWNのDigipediによる作品。EXIDだとこの前ブログにしたHOT PINKやDDDなんかもそう。手がけた作品は本当に多い。
yyxy - love4eva Feat. Grimes
LOONAのユニットのひとつであるyyxy。これももちろんDigipediによる作品。客演としてGrimesが参加しており、これには驚くしかない。凄いのだ。客演とはいうものの最初に少しGrimesが喋るだけなのだが、これがこの曲に勢いをつけるように感じた。歌わないのかよ!とツッコミたくなる人は多いだろうが、個人的にこの起用方法は正解だと思ったので、そういう感情はない。LOONAの潤沢な資金力のおかげで自分は驚かされ、楽しませてもらっている。純粋にありがとう!という気持ちしかない。
そしてなぜ映像の話の途中でLOONAの違うユニットに触れた?と思う方がいるかもしれないのでここで説明をする。
このyyxyというユニットにはイブとチュウが参加している。そう!先ほど曲の紹介で動画貼った2人だ。LOONAのMVはストーリーがあり、1つのMVでその内容は完結しない。
ぼけーっとこの3つを見ただけでも、何かしらの共通点があるのがわかるだろう。yyxyは4人組なのであと2つMVがある。これを見て初めてMVの意味がわかるだろう。
と言いたいところだが、そんな甘くない!ただ単にMV見ただけでは内容を理解するのは正直難しい。なぜかというと伏線が数多くあり、ただMVを見ているだけでは気づかないことが多いからだ。
それにこれはLOONAVERSEのお話。ユニットは4人だが、LOONAは12人。この記事でも言いましたが、LOONAは凄すぎておかしいと表現しました。LOONAVERSEがそんな単純なものだと?
ということで奥が深すぎるのでこのブログでは触れません。というか触れられません笑。LOONAは考察やら解説やら、そういったものを語っている人が数多くいてファンがお互いに切磋琢磨してLOONAを知ろうとしているのです。そんなもの自分の考察が正しいかわからないし、自分の知らない情報だって数多くあるはずです。正直1冊の本にまとめて解説を公式に販売してもらいたいぐらいです!
なので触れません。小論文みたいになってしまいます。各自自分でMVや人の考察を見て存分にLOONAを楽しんでください。LOONAはノリがスターウォーズなのです。
ここでやっとODD EYE CIRCLE登場か!?
というわけで本当に軽くLOONAの説明をしましたが、ジャブ程度でこの量。正直ここまで説明を飽きずに読んでくれた人がいるのかさえ不安になる笑。
そしてこの文章を打っている自分はMonoTreeのところらへんで、ある感情が芽生えていた。
これ1つの記事でまとめるの無理じゃない?
という感情だ。確実にそうだ。無理なのだ。ODD EYE CIRCLEが最高!ということを少しの文章でまとめられるはずがない。
MonoTreeの話やDigipediの話だってかなり省略した。それでもすでに長くなってきている。なのでここで1つの解決策に出る。
前編と後編に分けてしまおう!
これが結論だ。というわけでODD EYE CIRCLEの話は後編にすることにする笑。将来的にLOONA全体の話もしようと思っていたけど、これはかなり細かく分けていくしかなさそうだ。
でも流石に全く触れないのもここまで見てくれた人に悪いので、ちょっとだけODD EYE CIRCLEに触れようと思う。
ODD EYE CIRCLE - Girl Front
これが最初に出したODD EYE CIRCLEのタイトル曲。軽快さもあり、にこやかに笑っている部分もあるから新人アイドルだな〜という感想が浮かぶだろう。しかし曲に注目してみると新人っぽさのない、めちゃくちゃかっこいい曲なのである。素人なのであそこがあれで〜みたいなことを正確には言えず、感覚的なものになるので言及はできない。あの要素があって、あれがあれでかっこいい!みたいになってしまう笑。
まあ単純に言えることといえば、キムリプの声が最高で歌も抜群。自分がLOONAの中でいちばん好きなのはキムリプ。
ODD EYE CIRCLE - Sweet Crazy Love
こっちはリパッケージの方に収録されているタイトル曲。この曲は本当に最高!神曲という言葉があるけど、それがこれ!もうこれを聞いた瞬間に完全にODD EYE CIRCLEに完全にもっていかれた。
そんな曲が収録されているリパッケージアルバムであるMax & Matchは、捨て曲一切なしのめちゃくちゃ素晴らしいアルバム。個人的にはTLCのCrazySexyCoolばりで、K-Popの域を飛び越えた音楽として最高クラスのアルバムだと考えているが、その話は後編に続く。
というわけで曲にもかなり少しだけ触れましたが、これで前編は終わりにします。次回はODD EYE CIRCLEのアルバムについて触れていきます。MVの考察とかは基本なしで、音楽が最高だよ!って話になると思います。それでは後編でお会いしましょう。だらだらと書いた長文に付き合ってくださった方々ありがとうございました。
ちなみにこのLOONAのMax & Matchの限定版は、LOONA史上最短で絶版となったみたい。世間からの評価も抜群なのか。
そんなLOONAの最新アルバムはこちら。
LOONAがどんなグループなのか気になるという方のためにWikipediaですがリンクを貼っておきます。なんとなくどのようなコンセプトなのかは掴めるかと思います。
LOONAのYouTubeのチャンネルも貼っておきます。
*追記
ODD EYE CIRCLEのブログの後編も完成したので、リンクを貼っておきます。ぜひ見てみてください!
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