王者の帰還!EXIDが新しいアルバム『B.L.E.S.S.E.D』をリリース
王者の帰還!EXIDが帰ってきた
ジョンファがPINKMOONと新曲をリリース、先月はソルジがソロ曲をリリースとEXIDに関連する楽曲は少しだけだが2020年もリリースされていた。しかしEXIDが5人で活動をしていないため、以前のようにたくさん新曲を聴くことはできない。ただ日本では徳間ジャパンとの契約が残っているので新曲がリリースされる。徳間ジャパンありがとう!ということで、先日EXIDが日本で新しいアルバム『B.L.E.S.S.E.D』をリリースしました。
というわけで今回はEXIDの新しいアルバム『B.L.E.S.S.E.D』を聴いていこうと思います!
EXID - B.L.E.S.S.E.D
(C)(P)1999-2020 Tokuma Japan Communications CO., All Rights Reserved. | Photo by https://www.tkma.co.jp/jpop_news_detail/EXID.html?nid=13504
今回発売されたアルバムは全11曲入り。新曲2曲+α、前回のシングル、韓国でリリースされた曲の日本語版という構成になっています。そのため今回のアルバムのメインは新たに日本語版になった曲たちということになります。なので今回は全ての曲に対して書くのではなく、新曲や気になった曲についてのみ書いていこうと思います。
ちなみに自分はCDをファンクラブ限定のサイトで買ったので、アナザージャケットが得点でした。自分が選んだのはヘリン。理由はたまたまヘリンのYouTubeを見ていたときに予約することを思い出したから笑。自分はいい意味でEXIDのメンバーだったら誰でもいいので、そのときの気分で選べるのは楽しい。ポストカードお渡しのようなイベントのときもその日の気分で集めるメンバーを決めてしまう笑。
見ていた動画はこれ。最近また動画を投稿するようになってきたので見たことなかったという人はぜひ。以前ヘリンのYouTubeのある動画についてめちゃくちゃ詳しく書いたブログを作ったことがあるので、それのリンクも貼っておきます。よければどうぞ!
というわけで前置きはこれまでにして、さっそく本題に入っていきましょう!
1. EXID - B.L.E.S.S.E.D
今回のタイトル曲。プロデュースは日本のEXIDの曲でお馴染みのm-floの☆Taku Takahashi。そしてCREAMのMINAMIも参加。毎回☆Taku Takahashiが日本のアーティストを楽曲制作に参加させているのは面白い。しかもちょっと癖のある実力者ばっかりだし。それでいて出来上がった楽曲はいい意味で丸みがあって、キャッチーさと面白さのバランスがいい。聴きてて疲れないのに中毒性もあるというか。個人的にEXIDが日本でリリースした曲は好きなものが多い。11曲目にはB.L.E.S.S.E.D (KR Ver.)として韓国語バージョンも収録されている。言語の違いから生まれる響きの違いを楽しもう。日本語の方がスムーズで韓国語の方がキレがある。
この曲の詳しい感想やMVについてなどは、この動画がアップされたときにブログにしたのでリンク貼っておきます。B.L.E.S.S.E.Dが気になった方はぜひそちらを!
ちなみにMVの音源が韓国語バージョンになったものもある。でも口が合わない感じになるのでぶっちゃけ日本語版の方がおすすめ笑。
3. EXID - L.I.E
L.I.Eってサビ歌っているとき、後ろに結構特徴的なコーラス?的なのあるじゃん。目立たないけど目立ってるやつ。それがちゃんと日本語版に合わせて変わっている気がする。たぶんだけど。そういうトラックの部分にまでこだわっているとなると、かなり芸が細かい。
せっかくだから日本語バージョンとオリジナルの韓国語バージョンを比較できるようにMVとかを貼っていこうと思います。
4. EXID - OFFICIAL
今回のアルバムの2曲目の完全新曲であるOFFICIAL。個人的にはB.L.E.S.S.E.DよりOFFICIAL派。自分の音楽のバックボーンがヒップホップなのでどうしてもそっち方面で考えてしまう癖がある。勝手にヒップホップ的な音を拾ってしまうというか。なのでこの曲も例に漏れず、1回目はそっちの観点から聴いてしまう。ただでさえm-floとCREAMというヒッポホップがベースとなっているアーティストが2組も参加しているわけだし。
では初めて聴いたときの感想はどうだったか。ヒップホップを感じるけどバランスが絶妙。これまでにEXIDが日本で魅せていた2stepの雰囲気を取り入れつつ、今までの曲よりは少し重厚というか。CREAMのMinamiが参加しているからなのか、低音のずしんとくる部分はちょっとヒップホップを感じる。LEのラップの部分は若干トラップも感じるし。でもハイハットの音はいわゆるトラップで使われている系じゃないからヒップホップすぎない。ふりかけ程度にヒップホップが入ってきているという印象。伝わるかな?音楽のプロでも文章のプロでもないので、自分の感じたものを言語化する実力がないのが悔やまれる。まあものすごくざっくり言うとトラックが神。
あと歌詞もいい。CREAMもそうだけど、EXIDってこういう直球じゃない絶妙な感じの恋愛系の歌詞を歌で表現するの神がかってると思う。特にハニの歌い方との相性がすごい。BoyやVelvetなんかも同じ部類。OFFICIALってそういう意味合いだったのね〜ってわかるのも面白い。
それにLEのラップのパートも最高。LEのこのバースだけ韓国語と英語のみなので、LE本来のポテンシャルでかましてくる。日本語でラップするのも上手いけど、そりゃ本来使える言語よりは落ちるじゃない。特にラップなんてテクニックいるし。だけどOFFICIALではハンデなしの直球のLEでくる。なので全くゆるくない。めちゃくちゃハード。どんどん言葉を打ち込んでくる系のラップじゃないし、ビートもがっつりヒップホップに変化するわけではない。比較的ゆったりハメてくるのにバッキバキ。完全に支配してくる。他のパートを歌わず、このラップの部分のみで爆発してくる感じも最高。ジョンファのサビ前のアクセントとヘリンのサビの入り方もお気に入りだけど、やっぱ個人的にはLEのバースが優勝かな。LEが優勝と言ったけど他の4人もめちゃくちゃ好き。過去にリリースされた曲を除くと今回のアルバムの中でOFFICIALがぶっちぎりで好き。これからどんどん聴いていくとEXID全体としてもかなり好きな部類に入ると思う。先ほど紹介したBoyみたいにアルバムの1つの収録曲というレベルは完全に通り越しちゃってるかっこよすぎる曲。
EXIDが日本デビューしたときから☆Taku Takahashiがずっとバックアップしてくれているのは本当にありがたい。日本オリジナルの曲が変にJ-Popにした微妙な曲だったらどうしようってめちゃくちゃ思ったもん。どれだけ好きなグループでも好きじゃない曲だったら全く聴かないし。ずっとプロデュースしてくれているの最高でしかない。
5. EXID - DDD (JPN Ver.)
この曲を聴くに当たって気になったポイントは1つ。ねぇ!ハニちゃんあそこ何て言うの?答えは、、、
何?そのごめん
食らった。初めて聴いたときイヤホンだったんだけど笑っちゃった。Damn!って感じ。私もハニちゃんサンプリングでどこかで言いたいい。でもこんな見下すようなセリフ言えるタイミングが日常生活であるのだろうが笑。日本のLEGGOのみんな!言えるタイミングありそうだったら狙ってこうぜ!笑。
6. EXID - Night Rather Than Day (JPN Ver.)
今回のアルバムの裏のメイン曲。Night Rather Than Day (JPN Ver.)ではなんとソルジが参加をしている!ついに5人バージョンを聴くことができるのだ。日本語ではあるが5人バージョンを聴くことができたのは嬉しい。LEの怪我が治っていたのでME&YOUのダンスもフルで5人だったし、日本人は運がいい?
Night Rather Than Dayは5人バージョンが収録されたので、そのままの勢いでLADYも入れて欲しかった気持ちは正直ある。最初のEXIDの日本ツアーでLADYのダンスをソルジがしてたし、そのときから聴きたかった気持ちはある。というか個人的に4人時代の少し実験的なEXIDのスタイルががっつり自分にハマっちゃってるので、全部5人でやってほしい笑。BoyはEXIDの曲の中でいちばん過小評価されていると思っている。ってかK-Pop全体としてもかなりの名曲だと思う。
7. EXID - Bad Girl For You
こちら前回リリースされたEXIDの日本オリジナル曲であるBad Girl For You。プロデュースはもちろんm-floの☆Taku Takahashiで日本の女性アーティストeillも参加。2番のジョンファのバースがイマイチという人もいるっぽいけど、個人的にめちゃくちゃ好きな曲。トラック最高だし歌い方も最高。この曲のイベントも神だった。楽曲だけでなく思い出としても完璧。
以前リリースされた日本オリジナルの曲ということもあり、この曲の詳しい感想などに関してブログにしてあるのでリンク貼っておきます。
9. EXID - CREAM (JPN Ver.)
こんなことを言ったらあれかもしれないけどオリジナルを超えた名曲。CREAMは韓国語、中国語、日本語と3つのバージョンがあるが、自分は日本語バージョンがいちばん好き。オリジナルである韓国語版CREAMがリリースされたときから好きな曲なんだけど、日本語版がリリースされたときに完全に日本語版派になった。マジで歌詞の言葉選びが抜群。世界観そのままで完璧に表現したと思う。オリジナルである韓国語版のみが正義!どのグループも日本語で曲出すけどいらない!聴いてない!という人がいたら、ちょっとCREAM聴いてみて。ほんともったいないから。たまにオリジナルを超える作品ってあるよね。いちばん好きなのはEXIDのCREAMで、個人的に2位は2NE1のHATE YOU。この曲がリリースされた当時めちゃくちゃ食らった。
CREAMについてのみでブログにしたことがあるのでそれのリンクと、韓国語版にプラスして中国語版も貼っておきます。ぜひ比較してみてください!日本語がいちばん好きと言ったけど、3つともかなり好き。やっぱCREAMはビートもフロウも最高。ダンスもめちゃくちゃ好き。歌詞単体で見るとギャップをわざと少し生んでいるというか、それが曲のコンセプトや心情と抜群にハマってる。
10. EXID - Break My Heart
この曲はBad Girl For Youのカップリングとして収録されていた曲。同じメンバーにプラスしてドラムでOKAMOTO'Sのオカモトレイジが参加。オカモトレイジといえばバンド好きやJ-Pop好きからはもちろん、K-Pop好きやヒップホップ好きからも知られているめちゃくちゃ珍しい存在。ファッション系でも見かけるし、奥さんは臼田あさ美。どの角度から切り取っても面白いポイントが出てくる化け物。インスタライブでEXIDの曲に参加したの冷静に考えてやばくない?みたいなことを言っていた。Bad Girl For Youのところで貼ったブログ、オカモトレイジに取り上げてもらったことあるんだけど、やばくない?
嬉しい😖😖😖https://t.co/QrsAMbgQln
— オカモトレイジ (@OKAMOTOREIJI) December 26, 2019
韓国とは違ったスタイルでも最高なEXID
というわけで全曲は書きませんでしたが、B.L.E.S.S.E.Dの感想はこんな感じでした。韓国ではLEとシンサドンホレンイのペアが楽曲制作をするパターンがほとんど。日本では☆Taku Takahashiがプロデュースする場合がほとんど。そんなこともありEXIDは韓国と日本の曲で明らかにスタイルが違います。なのに違和感を感じることなくスムーズに曲に入っていけるし、曲も最高にかっこいいなんてとんでもないこと。このレベルで日本オリジナルの曲が安定してかっこいいK-Popのグループはなかなかいないと思う。
本国とは全く違うスタイルの曲に挑戦している上に日本語で歌うという難易度の高さにも関わらず、毎回完璧なEXIDのメンバーたちもものすごい。様々な分野に挑戦するになり、音楽から離れているメンバーもいるEXID。そして久しぶりにレコーディングした曲がこれ。半端じゃない。日本でリリースされた曲をあまりチェックしていない人にもEXIDの日本の曲はぜひ聴いてもらいたい。ほんと韓国の曲も日本の曲もEXIDは最高だから。
今回のブログはここまで。最後にアルバム全体のリンクを貼っておきます。今回紹介しなかった日本語版の曲もあるので、ぜひ聴いてみてください。ではまた!
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