遂にSHINee is Back。フルアルバム『Don't Call Me』がリリースされた!
SHINee is Back
遂にこの日がやってきた。SHINee is Back。去年の7月にオンユ、10月にはキー、そして11月にはミンホが除隊をした。久しぶりに4人が集合し、2021年からは本格的にSHINeeが動き出す。
1月1日に行われたSMエンターテイメント主催のオンラインライブ
つい先日はGOT7がまさかの新曲リリースでアガセが盛り上がり、そして今回はSHINeeの久しぶりのカムバックでシャヲルが盛り上がっている。7年以上経ったベテランアイドルたちがアツいのは楽しいよね。最近のK-PopアイドルはSNSなどの普及により完全に早熟になった。歴代トップクラスの活躍を既にしていて大御所っぽい風格すらあるTWICEでさえ5年ちょっとしか経ってない。SHINeeがデビューしたのは2008年、7年目のジンクスだって乗り越えた。シャイニーがカムバ!ではなくSHINee is Back。渋いね。
というわけで今回はSHINeeの新しいアルバム『Don't Call Me』をチェックしたいと思う。
- SHINee is Back
- 1人残ったテミンの大活躍
- カムバックに先立ってSHINeeが知ってるお兄さんに出演
- hello82にも登場
- SHINee - Don't Call Me
- SHINeeにブランクってあるの?
1人残ったテミンの大活躍
2018年に入隊ラッシュが起こったSHINeeはグループのマンネであるテミンのみが残った。1人になった期間はソロとして大活躍。韓国でも日本でも積極的に活動を行なっていた。さらにSMエンターテイメントのビッグプロジェクトであったSuperMにも参加。同じ事務所に所属しているEXOやNCTのメンバーとともに活躍していた。
本当にこの期間のテミンの活躍はすごかったと思う。積極的に楽曲制作を行い、K-Popのアイドルとは思えないレベルでリリースされていた。MVもしっかり制作していたし歌段組にも出演。バラエティ番組はもちろんコンサートも行なっていた。とにかく多方面でテミン自身のキャラクターを表現していて、大車輪の活躍とはまさにテミンのこと。SHINEEが2018年からグループとして活動していなかったのに、どんどん知名度を上げていく若手アイドルたちに負けることなく、SHINeeが人気グループのままでいてシャヲルが増え続けていたのはテミンのおかげと言ってもいいだろう。マンネがしっかりと支えていた。この期間のテミンはK-Pop界の男性ソロアーティストで最高レベルの活躍だったと言ってもK-Popファンから異論は出ないだろう。
そんなわけでシャヲルだけでなく全てのK-Popファンが『SHINee is Back』に注目している。
カムバックに先立ってSHINeeが知ってるお兄さんに出演
今回のカムバックに先立ってSHINeeが韓国の大人気バラエティ『知ってるお兄さん』に出演をした。みんなが入隊していた時期のテミンを変身ロボと表現。他のメンバーたちがソロで活躍していたテミンのことを褒めており、レギュラー陣からも心構えが変わったよね!と大絶賛されていた。そういうことを学ばせるためにSuperMに送ったんだよ!SHINeeの工作員だよ!みたいな冗談や、写真撮影の際にSHINee WorldのWのマークをする際にテミンがSuperMに慣れてしまったせいでMのマークをしていたことを突っ込んだりとそれぞれの時間を過ごしていた時期のことについてもたくさんのエピソードが語られている。
ダンスのようなアイドル的な内容はもちろんのこと、軍服の早着替えなど海兵隊に所属していたミンホのプライドをかけた『軍隊の3点セット』対決など除隊後初のグループ活動ならではの企画も行なっていた。SHINeeだけでなくレギュラー陣も楽しそうなので、見ているこっちも楽しい気分になれる。それにヒチョルが常にSHINeeを5人として見ているのもポイント。韓国だけでなく日本でもヒチョルの発言は話題になっていた。シャヲルにとって必見なのはもちろん、普通に知ってるお兄さんは番組として面白いので、ぜひチェックしてみてね!
LEGGOですブログ: 【Netflix】韓国バラエティ『知ってるお兄さん』はゲストが豊かで楽しい!
hello82にも登場
Don't Call Meに入る前にもう1つだけ。hello82というYouTubeチャンネルをご存知ですか?まだ出来て2年程度しか経ってませんが、初期の頃からソンミやチョンハ、MOMOLAND、(G)I-DLEなど様々なグループが出演。世界各国の様々な言語を使った企画を行なっており、hello82でしか見られないコンテンツとなっている。Facebookが手がけるK-Pop番組であるという部分から考えても異質な番組だ。このhello82のコンテンツが結構好きでよく見ている。その番組にSHINeeが出演したということで、せっかくだから紹介しておこうと思う。
SHINeeによる ドラマ"トッケビ" インドネシア語ver 💎 GTBHW w/ SHINee
今回のSHINeeとhello82はインドネシア語を学ぶ企画。まずはSHINeeのインドネシアでの思い出を語り、その後はインドネシア語を学ぶ。韓国の有名なドラマであるトッケビのフレーズをインドネシア語にした問題やSHINeeの曲や関連する言葉をインドネシア語にしたものやリスニングなど、言語関連の問題に挑戦していき最終的にMVPを決定する。
今のところはこの1本しかSHINeeに関する動画はアップされていないが、何本か収録してちょっとずつ時期をずらして公開していくというスタイルをhello82では取り入れているので、今後もSHINeeの動画がアップされるかもしれない。面白かった人は引き続きhello82のチェックを忘れずに!
SHINee - Don't Call Me
というわけで前置きが長くなりましたが、久しぶりのカムバックになったSHINeeの7枚目のフルアルバム『Don't Call Me』を聴いていこうと思います。あと1つ言いたいことが。この『
日本でもSHINeeカムバを祝うイベントが行われており、東京、大阪、福岡、札幌などでは巨大モニターで応援広告を実施、福岡タワーは現在SHINeeカラーに輝いている。SHINeeとSHINee World、素晴らしいファンダムが形成されている。リスペクトしかない!
1. SHINee - Don't Call Me
1曲目は今回のタイトル曲であるDon't Call Me(
「枠でとらえられた視線でSHINeeを定義するな」という意味合いが込められているDon't Call Me。その言葉の通りSHINeeが得意としているトレンド感があってキャッチーで聴きやすいサウンドの曲とは違った、力強くてどっしりしたDon't Call Meは新鮮さがあるのに馴染みやすい面白い1曲だ。MVも全員のシーンと個人のシーンの2パターンが基本になっており、約3年ぶりのSHINeeの姿をシンプルに楽しむことができる。
2. SHINee - Heart Attack
先ほどのDon't Call Meから一転、Heart AttackはまさにSHINeeの曲って感じで、これは完全にSHINee is Back。Heart Attackがタイトル曲だったとしても全く不思議じゃない。ものすごくSHINeeを感じるから実際に聴いてみてほしい。SHINee is Backという感想だけで十分表現できる1曲。作詞にはKenzie、作曲にはminGtionとK-Popファンからの人気が高い人たちもプロデュースに参加している。
3. SHINee - Marry You
Marry Youというタイトル通り甘めの歌モノなのだけど、ビートのクラップの音とかちょっとウェッサイっぽいチル系の音みたいなのが入っていて直球バラードにはなっていない。 歌モノだけど楽しさもあって乗れる。個人的にSHINeeの全員で歌うパートの歌声がすごく好きなんだけど、Marry Youではそのハーモニーがフルで炸裂していて相性抜群だった。かなりお気に入り。
4. SHINee - CØDE
イントロからいきなりキーとミンホのラップで始まるCØDE。ミンホに至ってはオートチューンも使っているので結構がっつりヒップホップ系かなと思ったら、そこから急にテミンの甘い歌声。完全に裏切られたよね。オンユのバースでビートが変化するものの基本はシンプルに流れていくような1曲。いかにもB面の曲ではあるのだけどシンプルでかっこいいと思う。Heart Attackにも参加したKenzieがCØDEでは作詞作曲の両方で参加。そんなこともありSMエンターテイメントらしさが全開。
5. SHINee - I Really Want You
I Really Want Youは直球で爽やか。ドライブにもいいしコンサートでシャヲルと楽しむのも良さそう。爽快感がありすぎて若手グループの曲かな?と思ってしまうぐらいフレッシュ。それでいてベテランらしく肩の力が抜けた雰囲気もある。SHINeeのスキルの幅の広さを感じるI Really Want It。アイドル系からアーティスト系まで何でもできるね!ラップのパートにはまさかのCoogieが作詞に参加している。
6. SHINee - Kiss Kiss
Kiss KissもI Really Want Youと同じく爽やかでノリのいい曲なのだが、こちらはもっとトレンド寄り。2020年に大ヒットしたファンクやディスコのスタイルを取り入れており、BTSのDynamiteでK-Popを聴くようになった人たちにも楽しんでもらえそう。Kiss Kissが今回のアルバム『Don't Call Me』の中でいちばんK-Popのトレンドに乗っていると思った。
7. SHINee - Body Rhythm
レゲエを取り入れたビートにJason Deruloのスタイルをミックスしたような雰囲気を感じたBody Rhythm。タイトル通り自然に体が動くような程よく気持ちいいノリ。レゲエにダンスっぽい雰囲気と入れると基本的に夏っぽさ全開になってしまうが、季節感が出ないバランスでしっかりまとまっているのがすごい。
ラップの歌詞を担当しているWoodie GochildのCotton Candyと比較すると分かるだろう。似たスタイルを取り入れているがBody Rhythmがいかにいいバランスでまとまっていうのかが分かる。Woodie Gochildは完全に夏を感じる。
8. SHINee - Attention
イントロの口笛から感じる軽快さが曲の最後までずっと続いていて聴き心地抜群。コーラスも最高にかっこいい。Kiss KissとAttentionが今回のアルバムの中で軽快さの2トップになると思う。お好きな方をどうぞって感じ。ってか片方好きだった人はもう片方も絶対好きだと思う笑。
9. SHINee - Kind
K-Popのアルバムといえばラストの曲はバラードかがっつり歌モノが大定番!というわけでSHINeeも最後はバラード。軽快なサウンドの印象がどうしても強いSHINeeだけどバラードだって余裕でいける。ヒップホップで多くてK-Popにも当てはまることがあって、それはファンは歌や歌詞の内容ではなくビートで聴いているというものだ。SHINeeの作品ってビートが軽快で楽しいものが多いから、SHINeeの歌声や言っていることの内容ではなく単純に音として楽しんでいる人も多いだろう。メンバーたちの歌にはそこまで注目していないみたいな。
そんな人たちはぜひKindを聴いてみてほしい。SHINeeの歌のスキルがわかるから。決してピートが優れているアイドルではなく、実力派のアーティストなのだと。本人たちの歌のスキルを知った上で軽快な曲を聴くと深みも出てくるだろうし、さらに楽しむことができるだろう。
SHINeeにブランクってあるの?
実際にSHINeeのアルバム『Don't Call Me』を聴いてみた感想はこんな感じでした。タイトル曲のDon't Call Meでは力強さを感じられたし、他の曲では相変わらずのSHINeeを楽しむことができました。まさにSHINee is Back、K-Popファンが待ち望んでいた姿そのままだ。兵役を経験したメンバーたち、そしてソロとしても成長したテミン、本人たち自身がタフになった姿がそのままDon't Call Meに反映されているみたいで面白かった。
ただ1つ気になったことがある。それはシャイニーってブランクあるの?ってことだ。テミンは以前よりさらなる勢いで音楽活動をしていたのでスキルが上がっていて不思議じゃない。でも他のメンバーは2年近く音楽から離れてたんでしょ?普通にSHINee is Back出来てるじゃん!単純に帰ってきたという意味のBackじゃなくて、パワーアップして帰ってきましたよ!という意味合いを含んだBackにしっかりなっている。しかもシングルやEPじゃなくてフルアルバム。マジですごいよね!
今回のブログは以上です。数周聴いた段階ではMarry YouとAttentionが中でもお気に入り。みなさんはいかがだったでしょうか。約2年6ヶ月ぶりのカムバックということでシャヲルはもちろん盛り上がっているけど、それ以外のK-Popからもめちゃくちゃ注目されていると感じた。競争の激しいK-Popというジャンル、それに今いちばん人気がある世代は完全に若手で、ベテラン陣は若手と比較すると一般的なK-Popリスナーからはあまり注目されていない。そんな時代でも以前と変わらず全てのK-Popファンから注目されているSHINeeがどれだけ特別な存在なのか理解できるだろう。ぜひK-Popに興味がある人はチェックしてみてほしい。他のグループにはないSHINeeだけのスタイルを楽しむことができるから。最後にSHINeeの7枚目のフルアルバム『Don't Call Me』全体のリンクを貼っておきます。ってかK-Popのアイドルって7年間活動してもフルアルバムを出したことは1,2回しかないみたいなこといっぱいあるのに、7枚目ってマジですごいね。またSHINeeのアップデートがあったらブログを書きます。ではまた!
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