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GOT7ユギョムがI Want U Aroundをリリース。AOMGでの物語が本格的に始まりだす

GOT7ユギョムが遂にAOMGから新曲をリリース

 

アーティストとしてのユギョムのキャリアが遂に始まる!

 

2021年1月19日をもってJYPエンターテインメントとの契約が終了したGOT7のメンバーたち。JYPを離れたが彼らは解散したとは一言も言わなかった。それがファンを喜ばすための発言ではなく、リアルなGOT7の意志であることをアガセのみならす全てのK-Popファンに証明したのが記憶に新しい。事務所がバラバラになっても完全体として新曲をリリースしたことは本当に素晴らしかった。

 

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そして今回個人として新たな挑戦が始まったメンバーがいる。その人物はユギョム。GOT7のマンネであるユギョムは現役のアイドルとして初めてAOMGに所属することになったアーティスト。AOMGのボスはかつてJYPエンターテインメントで2PMのメンバーとして活動していたJay Parkでユギョムと似た部分も多く、個人的にはぴったりな事務所に移籍したと感じていた。

 

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そんなユギョムが遂に本日6月11日に新曲をリリース。AOMG入りをしたときはダンス動画のみだったので今回からが本格的なAOMGでのキャリアのスタートと言っていいだろう。これからは一般的にはアーティストという括りになることになるユギョム、そんな彼の最初の1曲目をレビューしていこうと思う。

 

ちなみにこのダンス動画で使われている曲はTravis Scott、Young Thug、M.I.A.によるFRANCHISEという曲。撮影で使われている建物は世界でいちばん有名なバスケットボール選手のマイケル・ジョーダンの自宅。Travis Scottがナイキのジョーダンとコラボをしている流れから。Travis Scottとジョーダンのスニーカーは韓国アイドルも愛用しているので知っている人が多いかも?

 

トラヴィス・スコットの"FRANCHISE (feat. Young Thug & M.I.A.)"をApple Musicで

 

 

 

 

 

 

YUGYEOM - I Want U Around Feat. DeVita

 

 

YUGYEOM(ユギョム)の新曲『I Want U Around』はまさにAOMGの曲という作品に仕上がった。

 

 

客演にDeVita、プロデュースはGRAYとAOMGのメンバーたちがサポート

 

今回のI Want U Aroundでは客演にDeVita、プロデュースにGRAYが参加しておりAOMGのメンバーたちが積極的にバックアップ。ただ単にサポートしてもらうだけでなくユギョム自身の作詞作曲に参加しており、彼の音楽性とAOMGのスタイルがいい感じにミックスした作品と言えるだろう。GOT7では女性とコラボすること自体少なかったし、アイドルではなくアーティストとコラボすることもほぼなかったのでAOMGにユギョムが移籍したからこその楽曲と言える。

 

 

R&Bベースの歌モノでスタイルのアイドルからアーティストへ

 

今作はユギョムの歌声が目立つR&B系の綺麗なビートで、アクセントとしてヒップホップやトラップの要素がプラスされておりAOMGらしさもしっかりある。なんならヒップホップやトラップの要素をアクセントとして取り入れるのはGOT7時代からよくやっていたので、めちゃくちゃ自然にフィットしている。また歌モノだけどブラックミュージックのノリが入っていることでダンスとの相性も良く、MVの後半ではダンスを披露している。こういう綺麗だけど程よく乗れるビートを作るのほんとGRAY得意だよね。

 

またユギョムとともに歌に参加しているDeVitaも綺麗な歌声で魅力的。同じ綺麗な歌声でも男女で少し雰囲気が違うのでメリハリが効いていて面白い。こういう男女の対比で曲に深みを出すのはアイドルだと立場的にしにくい。ビートの特徴だけでなくボーカル面でも変化を感じられた。

 

 

GOT7の楽曲は基本的にアイドルのK-Popなのでキャッチーで音楽に興味がない人でも惹きつけられる盛り上がりポイントというものが必要だった。この要素は他のジャンルでも必要だが、特にK-Popでは強調することが多い。

 

例えば今回のI Want U AroundのようにR&Bが軸になった曲でもいい意味でもっとうるさい楽曲にアイドルだとなっているし、ドカンと盛り上がる部分や派手なビートチェンジがあるはずだ。またアイドルの場合はダンスをもっと考えないといけないので、ダンスブレイクやダンスに合わせたポイントを作る必要が出てくる。

 

 

それに対してユギョムの楽曲はもっとアーティスト寄り。アイドル的なキャッチーさはいらないので急なビートチェンジやあからさまな盛り上がりポイントは必要ない。こういういい意味で平坦な曲をアイドルが作るとどこか欠けると批判的な意見が出ることが結構あるが、ユギョムの場合は問題なし。だってこれはAOMGに所属するユギョムというアーティストが出した楽曲なのだから。

 

というか一般的に考えるとI Want U Aroundのような比較的フラットなビートこそが普通で、K-Popのようなごちゃごちゃしてうるさい曲の方が珍しい笑。なのでK-Popなれした人からすると最初は聴きなれないかもしれないが、音楽好きの人は普通に新しいユギョムの姿も入ってくることだろう。

 

YUGYEOMの"I Want U Around (feat. DeVita)"をApple Musicで

 

 

 

H1GHR MUSICに移籍したジェボムとの対比

 

ユギョムのことを触れたなら、どうしても触れなくてはならない人物がいる。それは彼と同じくGOT7のメンバーであるイム・ジェボムだ。JBとしてGOT7で活動しているジェボムもユギョムと同じくJYPエンターテインメントを退所。ジェボムはH1GHR MUSICに所属することになった。

 

この時点でピンときた人も多いだろう。そう!H1GHR MUSICのボスもJay Park。同じ人物がCEOを務めるレーベルに参加したのだ。この両者はれっきとした別のレーベルなのだが、同じだけど同じじゃない、つまりめちゃくちゃ近い距離にある事務所なのだ。ファッション好きの人なら伝わると思うがPRADAとMiu Miuみたいな感じ。伝わらなかったらすみません笑。

 

 

つまり韓国アイドル好きかつ韓国ヒップホップ好きからすると両者を引き離して考えるのはすごく難しいのである

 

 

JAY B - Switch It Up Feat. sokodomo

 

 

ジェボムがJBからJAY Bとなって5月にリリースしたSwitch It Up。こちらもアイドル的な曲からアーティストらしい曲に変化した作品になっており、JAY Bとしてのキャリアのスタートを楽曲面でも感じさせてくれた。

 

JAY Bの"Switch It Up (feat. sokodomo)"をApple Musicで

 

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軸が同じでも事務所によって特徴が違う2曲

 

近い距離感の事務所に所属したということで大きな枠で見たら同じスタイルといえる曲をリリースした両者。実際にAOMGとH1GHR MUSICのアーティストはコラボすることもあるので、立場だけでなく音楽的にもかなりのご近所さんなのだ。

 

ただ別のレーベルだし、同じことをしていたら何故Jay Parkは2つも作ったの?って感じだから、ちゃんとスタイルや事務所の方向性は違う。今回は音楽的な話を軸にしたブログなので音楽としてのスタイルの違いにフォーカスしていこう。

 

R&B色の強いAOMGとヒップホップ色の強いH1GHR MUSIC

 

『YUGYEOM - I Want U Around Feat. DeVita』も『JAY B - Switch It Up Feat. sokodomo』もベースはR&B系の歌モノである。韓国のみならず世界的にも親しまれたスタイルで、ヒップホップというかトラップの要素があるけどラップするのではなく歌うというもの。このスタイルをトップレベルでポップにしたのがアリアナ・グランデジャスティン・ビーバーのようなアーティストだ。厳密に言えば彼らはポップスにトラップやヒップホップ、R&Bの要素を取り入れたのでスタート地点が真逆なのだが、ここではすごく大きな枠での話をしているので同じとしておく。

 

ではユギョムとジェボムの場合はどうなのか。彼らはヒップホップサイドをスタート地点にしているので感覚的にはラッパーみたいなもの。ただ彼らはラップするのではなく歌っている。こういうアーティストは韓国では特に確立されており、ジェボムの所属するH1GHR MUSICに所属しているSik-Kだってラッパーという立場で認識されているし、しっかりラッパーなのだが2年間ぐらいラップせずに歌っていた時期があったぐらい。AOMGのJay ParkやGRAYだってSik-Kと同じくヒップホップ系のビートだが基本歌モノばかりだ。

 

 

こう考えるとほぼ同じなのだが明確に違う部分がある。それはAOMGはR&B色が強く、H1GHR MUSICはヒップホップ色が強いという点だ。先ほど例に挙げたアーティストがいい例でJay ParkやGRAYはシンガー、Sik-Kはラッパーという印象があるだろう。これがそのまま事務所の色になっている。AOMGに所属しているのはLoco、Hoody、CODE KUNST、Lee HiなどでH1GHR MUSICはpH-1、Woodie Gochild、HAONなどといったアーティスト。これらの人物の曲を聴いたことがある人なら明確な違いを感じられるはず。

 

 

実際にI Want U AroundとSwitch It Upを聴き比べてもわかるはずだ。I Want U Aroundでは歌のメロディーが、そしてSwitch It Upの方はビートにトラップの要素を強く感じるはずだ。軸は両者ともにR&B系だがユギョムはよりR&Bに、ジェボムはヒップホップ的になっている。客演がDeVitaというシンガーとsokodomoというラッパーで違うジャンルのアーティストが参加していることもビートの性質に合わせた選出だろう。

 

 

やはり悟空とベジータの関係性か?

 

このように同じルーツの人物が似たようなところで戦っているがスタイルは別々という状態、やはりドラゴンボールの悟空とベジータという例えがめちゃくちゃ当てはまる。両者ともにサイヤ人で地球に住んでいるが戦闘スタイルは全くの別。GOT7のメンバーがヒップホップ界隈のレーベルに所属して各自の音楽性で戦っていく。

 

また距離感が近いからこそ自分も勝手に両者を比較し、セットとして考えちゃっている。これも悟空とベジータの感じに似てるじゃん。なので2人にも良きライバルとして切磋琢磨してもらって、韓国の音楽業界を盛り上げて欲しい。ファンとしては新たなヒップホップ界隈でのスター誕生の可能性を感じるのでこれ以上楽しいことはない。本人たちがライバル関係を求めているのかとか、アガセがどのように2人を見ているとかは知らない。悟空とベジータのようなライバル関係になって欲しいというのはK-Popファンの自分のエゴであるというのはわかっているけど、もしもこうなってくれたら絶対盛り上がるよね?

 

 

 

 

 

ミニアルバム『Point Of View: U』もリリース

 

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Photo by Twitter(@yugyeom)

 

新曲はぶっちゃけ1曲だけのシングルかと思っていたが実はEPでした!というわけで17日にPoint Of View: Uがリリースされます。今回のシングルにプラスして全7曲入りのアルバムとなってます。

上の写真は今回のシングルのものなので、アルバムでは違うジャケットになっている可能性大。

 

 

全曲の作詞作曲はもちろん、プロデュースにも参加

 

アルバムがいきなりリリースされること自体サプライズなのだが、今回のアルバムの全ての曲を作詞作曲している。またGRAYやCha Cha MaloneといったAOMGのプロデューサー陣とともにプロデュースにも参加している。また客演には今回のDeVita以外にもJay Park、Loco、punchnelloといったAOMGのアーティストたちが参加。まさにAOMGのYUGYEOMによるPoint Of View: Uというアルバムといった雰囲気だ。

 

アーティストという立場なのでカムバックという言葉は当てはまらないと思うし、「カムバだ!活動始まるぞ!」みたいな展開にはならない気がするが、現役のアイドルという側面もあるしプロモーションをどういうスタイルで行うのかも気になる部分。音楽はもちろんどういうスタイルでいくのかも気になる楽しみなアルバムリリースになるだろう。

 

 

*追記

 

YUGYEOMの「Point Of View: U」をApple Musicで

 

 

実際にユギョムのアルバム「Point Of View: U」がリリースされたのでリンクを貼っておきます。ヒップホップやR&B系のアーティストとしては珍しくCDもしっかり販売されているので、興味がある方はぜひ。やはりこういう部分はアイドル出身の強みか。 

 

 

 

今回のブログは以上です。6月15日には同じGOT7のベンベンも新しいアルバムをリリースするので、今月はGOT7界隈が盛り上がりそうな予感。ちなみに両者とも来週のエムカに出演予定。ステージ上以外でも両者の掛け合いがあるのか?こちらも楽しみです。GOT7関連の気になるアップデートがあったらまた紹介していこうと思います。最後までありがとうございました。ではまた!

 

 

 

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