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ヒップホップ好きが気づいた時にはK-Popに夢中になっていた件。

Rocket Punchの挑戦?初のシングル『Ring Ring』はレトロど真ん中!

初のシングルだからこその新たな挑戦?Rocket Punchがカムバック

 

2021年5月はガールズグループのカムバックがアツい!というのはK-Popファンならご存知だろう。特に後半は怒涛の勢いでリリースが続く。そんなガールズグループカムバ大戦争の中で最も注目の日が5月17日だ。この日はfromis_9、Rocket Punch、aespaと異なる事務所の若手が一斉にカムバックを果たす。

 

こういう言い方をするのは申し訳ないがこの3組だとRocket Punchの知名度がいちばん低い気がする。元AKB48高橋朱里がPRODUCE 48に挑戦し、その流れでジュリとしてRocket Punchで韓国アイドルとして活動するようになった。JURIFUL DAYSというYouTubeのコンテンツでJO1のカバーもしたし、一部の日本のK-Popファンにも名が知れ渡ったことだろう。とはいえライト層が聴いたことのあるようなヒット曲はまだ生み出せていない。だからロケパンはチェックしていないという人もいるかもしれない。ただそんな人に勿体ないぞ!と言いたい。今回のRocket Punchはスタイルを完全に振り切ってきており、今までとは少し雰囲気が違う。

 

 

これまでにリリースしたRocket Punchのアルバムは『〇〇 PUNCH』というタイトルばかりだった。つまり関連性のあるシリーズモノっぽい立ち位置だ。PINK、RED、BLUEと続いており、今回も同じシリーズで作ることは十分できたはず。ではなぜ今回は違うのか?それは今作『Ring Ring』はシングルであるという点。これまでのシリーズは全てEPやフルアルバムだった。Ring Ringも3曲入りなのでシングルアルバムということはできるが、ミニアルバムと言えるEPやフルアルバムとは流石に別物だろう。

 

今回は普段より曲数が少ないのでPUNCHシリーズを避けたと考えられる。名前的に別の立ち位置にしただけで留まらず、ロケパンはさらに仕掛けてきた。それは曲のスタイルをがっつりトレンド系に振り切ってきたこと。Rocket Punchの曲といえば、いわゆるガールズグループのK-Pop!という雰囲気の曲が多い。そんな彼女たちがトレンドに完全に乗ったスタイルの曲をリリースしてきたのである。これはPUNCHシリーズではないという普段と違う立ち位置であることを最大限利用した戦略で、わざと一般層にも引っかかりそうな曲を持ってきた証拠だと思う。しかもfromis_9、aespaと被せたことで歌番組などでロケパンのファン以外の層に自動的に目につくようになるのは確実。SMエンターテインメントが送り出す注目の新人のカムバと同じ日にがっつりトレンド系の曲を出したのは1つの勝負のように感じた。

 

 

というわけで今回は普段と違ったスタイルでカムバを果たしたRocket PunchのRing Ringを聴いて、レビューしてみようと思う。

 

 

 

 

 

 

Rocket Punch - Ring Ring

 

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Photo by Twitter(@RocketPunch)

今回はシングルアルバムなので全部で3曲入り。タイトル曲は1曲目のRing Ring。いつものアルバムに比べると若干ダークな雰囲気で元気系というわけではない。

 

 

1. Rocket Punch - Ring Ring

 

 

ニュートロブームからの流れでこちらも2020年のトレンドの1つであるレトロを取り入れたRing Ring。ファンク寄りのディスコに比べるとユーロとかシンセ系のビートは若干落ち着きつつある印象。EVERGLOWのLA DI DAやTWICEのI CAN'T STOP MEぐらいのタイミングでリリースするのがベストだったとは思う。そのタイミングでトレンドとして拾ったのであればあと3ヶ月は早かった方がよかった!と思うけど、意外と大丈夫な気はする。

 

ファンクの方が量産されているのに廃れていない。K-Popのトレンドって結構早めなのに予想以上に続いている。Ring Ringの方がわかりやすいジャンルなので飽きが早いとは思うけど、それを考えるとまだまだ大丈夫でしょう。トレンドから定番に変わったのにタイミングであえてがっつり系トラップビートで歌ったITZYもいるのだし。

 

 

タイミングがもっと早かった方がよかったとは思うが、曲としては普通に好き。こっち系の曲で個人的にハマったのがEVERGLOWのLA DI DAぐらいしかなかったので今でも新鮮に聴けるんだよね。それにこういうジャンルってK-Popらしい音の厚みがない曲が意外と多い。安っぽいというかスカスカした感じがするというか。K-Popのドカンとした音がなくなって韓国の曲を聴いている感が薄れるというか。その個人的に引っかかるポイントがRing Ringにはなかった。なので自分は普通に楽しんで聴けている。同じ日にカムバしたfromis_9とaespaともジャンルが被っていないので三者三様で面白いし。下火になってきたことにより似たスタイルの曲が最近リリースされていなかったからこそ逆に輝いており、久しぶりにこっち系の曲聴きたいな!という人の需要にマッチするのではないか。いかにもでわかりやすいサビのダンスもいいし。なので中途半端にせず、がっつり振り切ったのは正解だと思った。

 

唯一の明らかな失敗はMVの音質の悪さ。自分は音楽を聴くときはしっかりとしたイヤホンで聴くし、音楽を集中して聴くという意味ではYouTubeを使わない。なので自分としては別にいいのだけど明らかに音源に比べてMVの音質が悪いのはどうかと思う。イヤホン使ってYouTubeK-PopのMVをチェックするのはブログを書くときだけだからいいけど、困る人も普通にいるでしょ?

 

 

Ring Ringを初めて聴いたとき、DIAのWOOWAを思い出した。曲のジャンルとしてはレトロという大きな枠でしか合ってないがテンション的にはかなり近いと思う。

 

Rocket Punchの"Ring Ring"をApple Musicで

 

 

2. Rocket Punch - I Want U Bad

 

Rocket Punchの"I Want U Bad"をApple Musicで

 

最初に言っておくと今回の曲の中でいちばん好き。バラード系の歌モノなのだけどノリやすいビートでPink Punchに収録されていたFavoriteと同じようなタイプ。ただI Want U Badはもっとダークなずっしりしたビートで低音も響いており普段の曲とは少し違った印象。ただRocket Punchお得意のこっそりハイハットはあり。

 

R&Bっぽい切なさもあり自分はなぜかAshantiのRain On MeやFoolishを思い出した。スタイルとしては違うけどね。さっきのDIAと同様に似てないけど思い出す曲がなぜかある。

 

この切なさを強調するボーカル、それに曲の終わり方もググッと世界観に深みを出していて抜群。I Want U Badは1つの切ない物語のようでかなりかっこよかった。Rocket Punchの曲全部で考えても上位でおすすめ。これからもこういう曲やってね!

 

 

3. Rocket Punch - Ride

 

 

Ring Ringに引き続きレトロな1曲。こちらは作詞作曲にTAKという一部のK-Popファンから支持されている人物が絡んでいるので、Rideの方が好きという人も多そう。

 

Ring Ringが直球でレトロに振り切った曲なら、Rideは直球でニュートロにした曲。めちゃくちゃ伝わりにくいと思うけど「肉食べたいんっすね。ステーキです!どかーん!」がRing Ringで、「お肉を味わいたいんですね。鉄板焼きはどうでしょうか?」がRideって感じ笑。両方ともダイレクトにお肉を食べているんだけど、ソースを掛けてがっつりわかりやすく食べるのかシンプルに味わうのか。Rideは確実にレトロなんだけど大げさじゃなくスムースな聴きごたえ。お好きな方をどうぞ。

 

Rocket Punchの"Ride"をApple Musicで

 

 

 

 

 

2021年もロケパンのようなレトロは支持されるのか?

 

1,3曲目はK-Popでいうニュートロに分類される曲、2曲目のI Want U Badも自分は00年代前半のR&Bっぽいテンションを感じたので若干のレトロと言えなくもない。初のシングルということで1つの軸を持って作った今回のRing Ringはどれだけの人間に支持されるのだろうか。やっぱり気になるのはここだろう。

 

まだトレンドであるのは間違いないが、ディスコファンクに比べると落ち着いてきているのは確か。音楽にトレンドが大事だとは思わないが、K-Popのような普段音楽を聴かない人も聴くようなジャンルでは大衆の耳に音を合わせる必要があると思う。CDを売って稼ぐ時代ではなく、ストリーミングの時代だからこそ再生されることは大事だ。K-Popでもどんどん1曲の時間が短くなっていることも証明だろう。

 

Rocket PunchのRing Ringはどのように支持されていくのか。K-Popの基準が自分が好きかどうかなので普段は世間の評価とか順位とか全く気にならないけど、ロケパンは結構気になる。楽しくYouTubeなども見させてもらっているので人気が出て欲しいと思っているからというのは当然、現時点で世間がハマっているK-Popはどういった曲なのか気になるからだ。個人的には結構好きな新曲たちでした。

 

あとみんなはロケパン派?ロポン派?

 

 

 

今回のブログは以上です。最後にRocket Punchの新しいシングル『Ring Ring』の全体のリンクを貼っておきます。ではまた!

 

Rocket Punchの「Ring Ring - Single」をApple Musicで

 

 

 

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