振り切ったスタイルで楽しませてくれるEVERGLOW

先日とEVERGLOWがカムバックを果たした。今回は2ndシングルとなり、相変わらずのスタイルで楽しませてくれている。

 

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EVERGLOWってどんなグループ?

 

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グループ名である「EVERGLOW」は、「いつも・常に」を意味する「EVER」と、「輝く」を意味する「GLOW」の合成語で、「太陽の光が照らす日と照らさない夜があるように、光と影を両方を自分たちだけの時間に作りだす」という意味が込められている。

そして「EVERGLOW」の「E」はギリシア文字の「Σ(シグマ)」でありメンバーを、「G」はデルタバリューの文字でありメンバーの変化を意味し、「それぞれ違って異なるメンバーの魅力が一つになって、トレンディで感覚的な音楽の多様性を追求していく」という意味が含まれている。グループカラーは薄紫。

 

出典:Wikipedia

 

となっている。K-Popのアイドルって結構名前に意味を持たせることが多いよね。何となくでつけましたみたいなのがアイドルには全くない笑。この前に触れたGroovyRoomなんかは日本語で表すと、

 

グループ名どうする?→グループ名→グループめ→グルービーメー→グルビルム

 

みたいな感じ。まあ日本語で表したからちょっとぎこちなく変化したけどこんな感じ。アイドルはこういうノリで決めたグループ聞いたことがない。自分はGroovyRoomの名前のつけ方好きやけど笑。

 

まあそれが普通かもしれないけど。しかも名前の特徴を生かすグループなんかはとてもわかりやすい。Red Velvetなんかは曲のスタイルでこっちはRedで、こっちはVelvetのスタイルや!みたいな表現をすることがあるけど、ものすごくわかりやすい。まあコンセプトとかしっかり確立させるから、さっきの話は何やったんやって感じやけど、まあ名前は適当につけないよね!!

 

 

メンバーはPRODUCE 101やPRODUCE 48、アイドル学校に出ていた子がいたりする。シヒョンはメンバー紹介映像がアクセスが集中してサーバーダウンしたり、デビュー2週間で広告モデルに抜擢されたり、注目度が高いメンバー。

 

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シヒョンはスジに似てるっていうのが有名な話みたい。確かに似ているとは思うけど、個人的には最初GFRIENDのソウォンに似ている気がした。

 

 

 

自分が思うEVERGLOWの音楽の特徴

 

ここまではまだ今年の3月18日にデビューしたばかりということで、どういうグループなのかについて触れてきたけど、ここからは音楽について。今回の曲からもよくわかるけど、やっぱりいちばんの印象はヒップホップの影響が強いグループということ。サビはビートが変わるのでちょっと違うけど、他の部分なんかはヒップホップ色が強い。ヒップホップ色が強い曲は最近は結構あるからEVERGLOWもそういうグループか!って思ってしまいそうやけど、少し違う。EVERGLOWはスタイルを完全にヒップホップに振り切っている

 

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デビュー曲であるBon Bon Chocolatを初めて聴いた時はびっくりした。めちゃくちゃ振りきっているのだ。K-Pop要素はなくなっていないので、K-Popの範囲内でできる限りヒップホップ側に寄せたという印象。これぐらい振り切った曲で今まであった曲というとパッと思いついたのが、Oh My GirlのLiar Liar

 

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この曲を初めて聴いた時も何じゃこりゃって思った笑。しかもこっちの場合トラックはヒップホップ色強いけど、歌はその要素がない。しかもBLACKPINKやEXIDみたいな感じの見た目の子がこのトラックで歌っていたら納得もできるかもしれないけど、ロリっぽさがある見た目の女の子がこのトラックかよ!ってギャップで驚いた。3年ぶりにEVERGLOWには同じような驚きを感じた。しかもOh My Girlと違って、MVの雰囲気や歌い方まで寄せている。

 

 

あと今回の曲と前回の曲聴くと気がつくことが、サビでほとんど歌っていないということ。音楽界では見かけることも多いし、K-Popでも最近増えてきた。最近の有名な曲だとRed VelvetのZimzalabimかな〜。

 

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この曲スーパーおもしろソングでめちゃくちゃ好き。タイトル曲かよって言いたくなるぐらい実験的かつ攻めた曲。この曲のサビもほぼ歌わない。まあこの曲の場合歌っていないというより、Zimzalabimって連呼しとるだけっていう方が近いけど、似た種類だよね。EVERGLOWの場合この曲よりさらに歌っていない。

 

サビをダンスメインにするって結構難しいと思うけど、歌い手側にとっては実際どうなんでしょう?曲のメインの部分で歌がないってことは人に覚えてもらいにくそうだし、ダンスだけで盛り上げるのも難しそう。掛け声どうしようとかもありそうやし。

 

 

この2つの要素だけでもEVERGLOWがいかに振り切っているかわかりますよね。メインの曲がこれだけ挑戦的だとハマらなかったらやばそうだけど、逆に人に覚えてもらえそうな気もする

 

 

Moon

Moon

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 ちなみにMVがない曲だとこれが好き。普通にかっこいい。タイトル曲はやんちゃやけど他の曲はいわゆるK-Popっぽい曲もあったりするので、おもしろ枠を全力で目指しているわけではないのが好印象。蓋を開けるとしっかりK-Popアイドル。

 

 

 

他とは違うスタイルでどこまで活躍できるのか

 

というわけでEVERGLOWの振り切った他のアイドルにはない曲の魅力について書いてきましたが、今後どこまでEVERGLOWが活躍できるか注目です。あまり支持されなかったらスタイルも王道に戻すかもしれないし。番組でのメンバーのキャラクターが支持されて人気が出たら、曲はこのままやっていくかもしれない。まだデビューして半年なのでどうなっていくのか目が離せない。個人的にいちばん嫌な展開は、あまりヒットせず路線を変更してありきたりなアイドルグループになるのだけは嫌だ。すでに個性がかなりあると思うので、このまま突っ走ってもらいたいです

 

 

 

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