2020年版!個人的におすすめしたいK-PopアイドルTOP5【女性編】

2020年版おすすめのK-PopグループTOP5!ヨジャ編!

 

 

 

TWICEの人気から始まってBLACKPINKやIZ*ONE、さらにNiziUがデビューと日本ではここ数年間右肩上がりでK-Popの人気が出続けている印象がある。そんなK-Popへの注目度が上がっている2020年もそろそろ終了ということで、個人的に今おすすめのK-Popグループを今回は紹介しようと思う。

 

単純にグループ名をピックアップするだけだとつまらないので、おすすめする理由、自分の推しやおすすめメンバー、お気に入りの曲、紹介したい番組などの情報もプラスしていこうと思います。今までチェックしたことのなかったグループや最近気になり始めたグループだった場合は今後の参考などにどうぞ!

 

 

見出しの数がえげつないことになっているけど、1つ1つは長くないのでご安心を笑。近いうちにちょっといじって見やすくするかも?あとページが重い可能性があります。すみません。

 

*トップ5という形式でランキング付けをしていますが、それはコンテンツ的にそういう風に紹介した方が面白そうという理由からです。このグループの方が実力的に上だ!とか選ばなかったグループは劣っている!みたいな話ではありません。グループ自体の上下を決めるランキング付けではありません。トップ5以外のグループももちろん好きですし、おすすめです。自分の大きな趣味の1つであるK-Pop。その業界で頑張っていて、ファンである自分の楽しませてくれている全てのK-Popアーティストや練習生たち(男女関係なく)のことは有名、マイナー関係なくリスペクトをしています。ただのK-Popファンの素人が全員をリスペクトした上であえてランキングをさせてもらっている個人ブログ。軽い気持ちで楽しんでもらえたら幸いです。

 

 

 

ルール説明

 

まずはルール説明から。この3つをベースにピックアップしていきます!

 

  • 2020年12月現在の時点でのおすすめのグループTOP5とする
  • 女性アイドルのみ
  • 韓国で2020年に新曲をリリースしたグループのみ

 

これらをトップ5を選考する際の条件とする。1つ目の2020年12月現在というのはブログを書いている時点での気持ちを反映させたいから。例えば2NE1の大ファンだったとする。後輩のBLACKPINKも大好きだけど、やっぱ2NE1には敵わないよね〜みたいな感じのブログを書いたとしたら正直つまんないでしょ?トップ2から5がバリバリ現役のグループなのにいちばん推してるのが解散してるグループって!2020年末ですよ今は!って気分になるだろう。なので2020年バージョンですよ!という意味でこのルールを書いた。オールタイムのK-Popグループのおすすめだったら自分の場合EXIDと即答して終わりになっちゃうし。今おすすめしたいグループ、2020年バージョンということを忘れずに。

 

2つ目の女性アイドルのみというはそのまま。男女両方を対象とすると数が多すぎる。とてもじゃないけどトップ5にまとめるのはきつい。なので数を絞れる上に幅も広がるということで女性のみとする。あと自分が基本的に女性アイドルの方が詳しいからという理由もある。同じK-Popとしても男女で特徴って違うじゃん。J-Popやヒップホップなんかでもそう。自分はK-Popは女性、ヒップホップは男性の方が好みの曲が圧倒的の多い。なので女性の曲が男性よりも圧倒的に聴いているし、番組なんかも聴いている。なので女性のみにするとガチでおすすめのみを選べるし、付随したグループの情報も知識的にしっかりしたものになるのでおすすめ理由が軽くならないと思う。そういう理由で女性のみとした。ちなみに現役女性アイドルの95%は有名マイナー関係なくカムバックのアルバムなどをチェックできていると思う。

 

3つ目の理由は明確な基準を設けるため。例えばEXIDは日本での活動は2020年も行なっていたが、韓国での活動は終了しているので今回のおすすめには登場しない。gugudanのようなグループも選考から漏れる。セジョンはソロで曲をリリースしているがgugudanとしてはカムバックを果たしていない。そして今回はグループのトップ5なのでセジョンも選考には入りません。解散しているグループも一緒でCLたちは新曲をリリースしているけど、2NE1としては活動していないので入りません。LOONAのハスルのような2020年の新曲の活動には参加していないけど、グループとしては新曲をリリースしている場合はちゃんと11人のLOONAではなく12人として判断しています。

 

 

ルールは以上です。文章力がないので伝わりにくかったらすみません。ざっくり言うと2020年12月の時点でK-Popをおすすめするなら、この5組の女性アイドル!という趣旨のブログです。というわけで早速第5位から始めていきます!

 

 

 

 

 

第5位: EVERGLOW

 

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Photo by Twitter(@EVERGLOW_STAFF)

第5位はEVERGLOW。2019年3月18日にシングル『ARRIVAL OF EVERGLOW』でデビュー。まだ登場して2年経っていない若手グループでYUE HUAエンターテイメント所属。グループのマンネであるイロン(写真右から2番目)が中国出身で他のメンバーは韓国出身。PRODUCE 101や48、アイドル学校に出演していたメンバーもいるのでそっちからの流れでも入りやすいのもポイント。

 

 

ビジュアルがバラバラなので好きなメンバーが見つけやすい

 

上の写真からもわかるようにメンバーの見た目のタイプが見事にバラバラ。そりゃ人の顔はみんな違うものなのでバラバラなのは当たり前なんだけど、特にEVERGLOWは系統が違う。なのでビジュアル面での自分の好きなタイプが見つかりやすいと思う。

 

自分が言っているビジュアルがバラバラの意味はこの動画を見てもらうとより伝わると思う。メンバーによって種類の違うコスプレ。各自のビジュアルにぴったりなコスプレが用意されていると思う。いかにEVERGLOWが十人十色な見た目かわかると思う。やっぱり顔って最初に興味を持つきっかけとして考えると大きい。曲で興味を持つパターンももちろん多いけど、アイドルというポジションである以上はビジュアルに惹かれて興味を持つ人の方が多いだろう。そういう点でも個性がバラバラというのは強いポイントだと思う。

 

 

現在のK-Popで最高レベルの曲のアグレッシブさ

 

 

プデュとアイドル学校の子がいるんだ〜チェックしよ〜ぐらいのテンションで当時EVERGLOWのデビューを待っていた。大手の事務所というわけでもないし。そしてデビュー当日、軽い気持ちでMVをクリックしてみると完全にやられた。K-Popらしい爆発力にトラップ全開のハードなビート。ガールクラッシュ=トラップという今のイメージを確立させた最後の1ピースになったグループのように今見ると感じる。タイトル曲のBon Bon Chocolatインパクトはもちろん、ARRIVAL OF EVERGLOWの収録曲であるMoonも完全に自分の好みだったのでデビューした当日に自分はEVERGLOWのファンになった。

 

その次にリリースしたAdiosでもアグレッシブさは一切なくならず。サビ前にがっつり溜めてからのサビでどかーん。そして2番になったらビートのハードさプラス。まじで攻めてくるよね。現在では4つのMVがあるが全ての曲がアグレッシブ。メンバーは十人十色だが曲はEVERGLOWらしさという一色で完全に染まっている。どんなジャンルに挑戦してもEVERGLOWらしい。これはタイトル曲だけでなくB面の曲であっても一緒。攻めたK-Popの曲ならEVERGLOWがいちばんかもしれない。第5位という位置付けになっているが既にめちゃくちゃおすすめのグループ。

 

 

おすすめのメンバー: シヒョン、イロン

 

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Photo by Twitter(@EVERGLOW_STAFF)

 

おすすめしたいメンバーはシヒョン(左)とイロン(右)の2人。ちなみにEVERGLOWの中に自分は推しがいない。興味がないという意味ではなくEVERGLOWというグループ全体が好きだから。そういうグループっているでしょ?

 

なぜこの2人がおすすめなのかというと2人がPRODUCE 48に出演していたから。現在のIZ*ONEのメンバーを決めるための番組であるプデュに2人が出ていたというのは日本人的には大きいだろう。だって番組見た人多いでしょ?WIZ*ONEもプデュの番組のファンも日本にはいっぱいいるのでシヒョンとイロンはEVERGLOWの入り口としてめちゃくちゃいいと思う。そういう意味でおすすめ。シヒョンが27位、イロン(プデュでは本名のイーレン)が28位ということで順位もよかったので見覚えがある人も多いだろう。ちなみに上の動画はYUE HUA勢が揃って出演しているので2人ともいます。残りの1人はイェナ。そうです!最終順位4位の現在IZ*ONEとして活動しているイェナです。この3人は事務所が同じ。プデュのYUE HUA強くね?ちなみにこの曲はLittle MixのMove。

 

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おすすめの番組: EVERGLOW LAND

 

 

おすすめの番組はEVERGLOW LAND。HUSNの時期にMnetで放送されていたEVERGLOW初のリアリティ番組でメインは全5話の長尺の動画。英語字幕あり。検索すればファンが日本語字幕をつけたものもあるので韓国語がわからなくても問題なし。EVERGLOWしか基本出演していないし、リアリティ番組ということでメンバーの個性もわかりやすいので最初に見る番組としてはかなり適している。この番組を見て推しを決めてもいいだろう。個人的には第2話が結構好きだった。

 

 

おすすめの曲: LA DI DA

 

 

おすすめの曲は最新のシングルであるLA DI DA。今までのEVERGLOWとは違ったレトロでディスコな要素が入った曲なんだけど相変わらずのアグレッシブさ。しかも完全にそっちのジャンルに振り切っているのもかっこいい。めちゃくちゃ大胆なんだよね。アイドルという立場でありながら振り切ることのかっこよさ。それでいてK-Popらしいキャッチーさもしっかりキープ。2020年にリリースされた全てのK-Popの曲の中でもトップクラスでお気に入り。

 

LEGGOですブログ: 2ndミニアルバム『-77.82X-78.29』で新しいスタイルを披露したEVERGLOW

 

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EVERGLOWプレイリスト

 

 

Apple Music: MBNPの「EVERGLOW」

 

 

Apple Musicでお気に入りのK-Popの曲とかをプレイリストにしてるんだけど、EVERGLOWのものも作ったことがあったので貼っておきます。個人的に好きな曲のみで作っているので全曲入っているわけではありませんが、しっかりプレイリストとして1曲目から順番に聴いて楽しめるように作っているので、興味がある方はぜひ使ってみてください。ちなみにおすすめヨジャTOP5とか言っているだけあって、今回紹介する予定のグループのプレイリスト既に全部作ってありました笑。なので毎回貼っていこうと思います。

 

 

というわけでEVERGLOWは以上!続いて第4位です。

 

 

 

 

 

第4位: BLACKPINK

 

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Photo by Twitter(@BLACKPINK)

第4位はBLACKPINK。紹介する必要なくね?というぐらいで有名で現在のK-Popで女王の地位にいるグループの1つ。個人のインスタもグループのインスタもフォロワー数が韓国で最強レベル。ワールドワイドなK-Popグループという意味では歴代ヨジャ1位だと思う。そんなグループだけど有名とか関係なく紹介していくので基本情報も載せていく。

 

2016年8月8日に『SQUARE UP』でYGエンターテイメントからデビュー。ロゼ(写真左)が韓国とニュージーランド二重国籍で育ちは育ちはオーストラリア。リサ(写真右)がタイ出身。余裕で英語を話せるメンバーがほとんどなので海外メディアのインタビューやワールドツアーもこなしまくっている。メンバー同士が練習生時代から仲が良かったということもありリーダーを決めていないという珍しいグループ。

 

BLACKPINKとしてデビューする以前の映像や写真があらゆるところから出てくるグループ。特にジェニは練習生時代にG-DRAGONのBLACKで客演として歌番組にも出ていたので、見覚えがあった人も多かったのでは?自分のあのときの子か!と当時なった記憶がある。

 

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完璧なまでのブランディング

 

BIGBANGや2NE1からもわかるようにYGは以前からブランディングがすごかった。WINNERのような番組から登場したグループの場合は、メンバーのパーソナリティがファンに伝わった後にデビューするので世界観100パーセントでなかなかしにくい。BLACKPINKの場合は今時のグループとは違って基本的には公の場に登場していないメンバーで構成されているので、変な情報が入らずブランディングを楽しむことができた。

 

デビューしたばかりの新人なのにがっつり歌番組でステージを組んでいたのも印象的。YGが力を入れているのがめちゃくちゃ伝わってくるし、BLACKPINKがただの新人ではないという雰囲気がものすごく伝わってきた。MVなどの衣装のブランドもそう。いちばん衣装にお金をかけているグループはBLACKPINKだと思う。

 

とびきり上品なギャルでスター。それでいてアイドル。音楽だけでなくファッション界など他のジャンルからの注目度もアジア最高レベル。一緒に仕事をする企業のレベルもアイドルの域を余裕で超えている。K-Popには興味ないけどリサのインスタはフォローしているという人もいっぱいいる。会社がめちゃくちゃ管理してイメージをキープしている感じが伝わってくるのと同時に本人たちが自分たちのイメージを自ら発信している感じもするので、ブランディングのいやらしさが全然ない。これぞ完璧なブランディングだと思う。

 

 

メジャーなアイドルなのにラッパーのようなスタイルで曲作り 

 

BLACKPINKがデビュー以来ブレていないことの1つに曲作りがある。Lady Gagaのような海外のアーティストとのコラボレーションを除いた全ての曲の作詞作曲がYGもといTHE BLACK LABELの人たちが担当している。THE BLACK LABELはYGの楽曲制作で有名なTEDDYが設立したレーベル。BLACKPINKのメンバーたちも「私たちは4人組ではありません。5人目、6人目、、、のメンバーがいます!」みたいな表現をTEDDYたちに使っていることからもわかるように、アイドルグループのBLACKPINK以外にチームとしてのBLACKPINKがある。YGというK-Pop界で三大事務所と言われるような企業に所属しているBLACKPINKだが、楽曲制作に関しては限られたメンバーたちと作っている。自分たちのレーベルで全てを作っているスタイルはものすごくラッパーみたい。ラッパーってメジャーにマイナー、ローカルだとかアングラだとか関係なく、自分たちの仲間とレーベルを設立するラッパーがかなり多い。というかほとんどかも?というレベルで。韓国でもアメリカでも日本でもそう。

 

BLACKPINKというK-Popを代表するグループがまるでラッパーのような楽曲制作をしているのはかなり面白い。YGは元々ヒップホップ色が強いので不思議に感じない人がもしかしたらいるかもしれないが、これはとてつもないことだと思う。連続して同じ人が作詞作曲を手がけること自体はそこそこある。ただ基本的には外部の人でK-Pop界のヒットメイカーがいるってことはそういうことじゃん。様々な事務所のアイドルと仕事をしているわけだし。それに対してBLACKPINKの曲を手がけるTEDDYやR.Teeのような人物はソミのような自分たちのレーベルに所属している人にしかBLACKPINK以外に提供をしていない。外部の実力者と仕事をするのが当たり前のK-Popでラッパーのレーベルのようなチーム感。自分たちの力で成り上がっていくぜ!という気合も感じられて好き。完璧なまでのブランディングという部分にも通じるものがある。

 

 

ファッションがK-Pop歴代最高

 

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Photo by Twitter(@BLACKPINK)

 

K-Popのグループで見たとき、BLACKPINKはK-Pop歴代最高のファッショニスタで間違いないと思う。シャネル、セリーヌディオール、サンローランなどのメゾンからブルガリのようなジュエリー系。アディダスのようなスポーツブランドまで様々なブランドとのスポンサーシップやアンバサダーとして活躍していたりしている。しかもBLACKPINKというグループとしてだけでなく個人としても、しかも4人全員がだ。先輩のG-DRAGONはK-Pop界のファッショニスタとしてパイオニアを務めたし、今も影響力がえげつない。ヒップホップで言うところのカニエ・ウエストのような立ち位置だろう。BIGBANG自体もファッションに力を入れていたのでそのイメージが強い。ただBIGBANGの全員がファッショニスタだったのかというと違ってくる。確かにK-Pop界では全員のファッションが注目されていたかもしれないが、ファッション業界の目線で考えると違ってくる。現役の他の有名K-Popグループたちもそう。グループとしてはファッション業界から人気があっても、全員が個人としても注目されているかというと違う。そう考えるとBLACKPINKのレベルの違いが伝わってくる。上の画像はELLEのカバー。しかもこれUS版。K-Popの人気は年々上昇しているけど、音楽のジャンルとしてはまだまだマイナー。そんな世界的に見ればマイナーに属するK-Popのアーティストがアメリカの世界的に有名なファッション雑誌のカバーを務めるのはえげつない。しかもこれが単なる一角というのがすごい。それでいて普通にZARAや韓国のマイナーブランドまで普通に着るのはすごいよね。ちなみに公式グッズのファッションアイテムも神。BLACKPINKのTシャツとかすごい着てるし、いっぱい買っちゃってる。ちゃんと海外のアーティストのマーチの流れを取り入れているのはさすが。

 

LEGGOですブログ: 完全主観!11月のBLACKPINKのファッションベスト5*着用アイテム詳細あり

 

 

 

自分の推し: ロゼ

 

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Photo by Instagram(@roses_are_rosie)

 

BLACKPINKの推しはロゼなんだけど昔はいちばん興味がなかった。デビュー以降、様々な番組などを見たりしていたけどBLACKPINKの中で唯一しっくりきていなかった。嫌いとかそういうのではないし、可愛いとはもちろん思っている。でもなんというか自分にはハマってなかった。ただBLACKPINK自体は大好きだったので数年前に幕張メッセで行われたBLACKPINKのツアーを見に行った。場所は2階席の最前列。花見にの中間よりステージよりでメンバーがいちばん近づいたときは顔がはっきり見えるぐらいの距離だった。この位置なら結構いい感じで見れそう!と期待しながら開演を待つ。そして会場が暗くなりイントロがスタート、ついにBLACKPINKが登場した。そして1曲目、2曲目と終了。この辺りであることに気がついた。あれ?ロゼがいちばんかっこよくね?ということに。ステージでの存在感が4人の中でいちばんスターだった。そういう風に自分は感じた。唯一しっくりきていなかったのに。その日から完全に自分はロゼ推しへ。百聞は一見に如かず的な状態。どれだけ動画や画像で見ていたとしても、生で見たときのインパクトが1発でそれまでを上回るんだな〜って思った。

 

去年行われた東京ドームでのツアーはまさかのアリーナ、しかもセンターステージの正面で前から5番目という半端じゃなくいい位置だった。顔はもちろん腹筋の筋まで肉眼でしっかりわかるレベル。その距離で見てもロゼがいちばんスターに感じた。まあこのときはすでに完全なロゼ推しだったからバイアス入ってたかもだけど笑。そんなわけで自分はロゼ推し。ってかチェヨンという名前の人の中でいちばん好き。ロゼがいちばんスターだと感じたと言ったけど、BLACKPINKはみんなスター感があるので人によって意見がすごく変わりそうだけど笑。

 

LEGGOですブログ: BLACKPINKワールドツアー、東京ドーム公演に行ってきた!*ネタバレあり

 

 

 

衣装はコーチェラのこのときがいちばん好き。髪色はピンク派。顎のラインフェチな自分としては100点。スタイルもかっこいい。ステージに向かうメンタリティもすごい気合い入ってる。ユニークなボーカルもめちゃくちゃ好き。キャラクターもいい。なんで昔しっくりきてなかったのかがマジで謎。そんなわけでロゼ推し。

 

 

おすすめのメンバー: リサ

 

 

おすすめのメンバーはリサ。理由はEVERGLOWのときと同じく入りやすさ。インスタグラムの人気はもちろん、リサにはYouTubeの個人チャンネルであるLilifilm Officialがある。他のBLACKPINKのメンバーより窓口が多いという点でリサはおすすめ。ダンスのイメージが強いがラップも歌もできるのでタレント的にも面白い人。

 

LEGGOですブログ: BLACKPINKリサによるLilifilmダンス動画第4弾はいつもと違う魅せ方!

 

 

 

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Photo by Instagram(@lalalalisa_m)

 

またファッションやメイクも注目されているので、K-Popという音楽に興味がない人でもとっつきやすい。一般的なK-Popのアイドルよりも幅広い層に受けやすいという点、コンテンツが多いという点でリサはおすすめのメンバー。

 

 

おすすめの番組: BLACKPINK HOUSE

 

 

BLACKPINK初のリアリティ番組となったBLACKPINK HOUSE。今でこそ様々な番組に出演するようになったが、当時はそこまでBLACKPINK関連の番組がなかった。そんな中シリーズものとしてリリースされたBLACKPINK HOUSEはBLINKにとっては今でも記憶に残っている番組だろう。リアリティ番組ということで本人たちのキャラクターがわかりやすいということで最近BLACKPINKに興味を持ったという人におすすめだし、すでにファンという人もしっかり楽しめる。基本的にはBLACKPINKのメンバーたちしか出演しないが、リサの両親のようなメンバーと近しい存在のゲスト出演あり。

 

 

おすすめの曲: REALLY

 

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2018年にリリースされたBLACKPINKの最初のミニアルバム『SQUARE UP』に収録されていたREALLY。K-Popらしい激しいビートの変化などはなく、最後まで比較的にシンプルに進んでいく。そういう面でもビートの内容的にもBLACKPINKの曲の中ではかなりヒップホップらしい作品。お気に入りは2番のロゼのバース。ロゼの歌声とビートの相性が抜群だし、歌詞も韻の踏み方も面白い。BLACKPINKの曲の中でREALLYは完全に目立っていないサイドの曲だが、個人的にはトップクラスで好き。他の曲だと無駄を一切省いたミニマムなビートでありながらハード、サビの歌い出しまでの溜めもかっこいいジェニのSOLOもおすすめ。

 

 

BLACKPINKプレイリスト

 

 

Apple Music: MBNPの「BLACKPINK」

 

 

EVERGLOWに引き続きプレイリストを。THE ALBUMがリリースされてやっとプレイリストを作れるレベルの曲数になった。活動の量の割に曲数が少ないグループランキングではトップクラスだと思う。まあその分クオリティの高い作品を提供してくれているので文句は言えないが笑。Interscorpに所属しているのでLady GagaやSelena Gomezと曲を出せているのもポイント。

 

 

 

 

第3位: ITZY

 

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Photo by Twitter(@ITZYofficial)

 

今を時めくという言葉がいちばん当てはまるK-Pop女性アイドルはITZYで間違いない。それぐらい人気あって旬なグループ。曲も毎回かっこいい。デビューは2019年2月12日、JYPエンターテイメント所属で全員韓国人。最年長であるリーダーのイェジでも2000年5月26日生まれと若いので、これ数年間は確実に活躍し続けるだろう。2年目でありながらスーパースターの仲間入りをしている若手のトップ。NBAで言うところのルカ・ドンチッチのような存在だ。衣装も若手なのにK-Popのトップクラスのグループと変わらない。これも1つの見どころ。

 

LEGGOですブログ: ITZYとルカ・ドンチッチのあまりにも多すぎる共通点について

 

 

 

デビュー以前の活動から楽しめる

 

 

EVERGLOWのシヒョンとイロンがプデュに出演していたので入りやすくておすすめと紹介した。やっぱり系譜というかそういうのがあると感情移入もしやすい。デビュー前から知っているという特別感もあるかもしれない。デビュー前の姿も楽しめるという点ではサバイバル番組でデビューしたグループを除くとITZYはK-Pop界でトップかもしれない。先ほどリンクを貼ったブログでも書いたが、リアを除く4人のメンバーがデビュー前から公の場に登場している。特に目立っていたのはリュジン。MIXNINEというサバイバル番組に出演し、最終順位1位という結果で番組を終えた。そのためJYP練習生シン・リュジンの姿を様々な動画で楽しむことができる。上に貼った動画はMIXNINEに出演した際に組んだユニットOur HomeのCOME TO PLAYのMV。左がリュジンで右がLOONAのヒジン。

 

チェリョンはTWICEのメンバーを決めたSIXTEENに出演していたし、イェジはサバイバル番組であるTHE FANに出演していた。ユナはBTSLOVE YOURSELF Highlight Reel ‘起承轉結’にリュジンとともに出演していた。このように他の部分からITZYに入る窓口があるというのはとっつきやすい。それにITZYのファンになった後にメンバーの過去を振り返るというルートにも活用できる。ITZYが好きだからチェリョンが出演していたSIXTEENを見てみた。そしたらTWICEも好きになったとか、リュジンのファンでMIXNINEを見ていたらLOONAやDREAMCATCHERを好きになったとか。より深くITZYを好きになるチャンスがあるだけでなく、K-Popの幅が広がる可能性まで秘めている。SIXTEENを見てTWICEに注目してたけど、ここ数年K-Popはチェックしてなかった!という人のK-Pop復帰への道筋の1つとしてもITZYは使えるわけだし。あのときの落ちた子デビューしてたんだね!的な感じで。基本的には情報が公開されない練習生時代の活動まで楽しめるのはITZYの他のグループにはない魅力の1つ

 

 

特徴的な曲に特徴的なダンス

 

 

特徴的な曲に特徴的なダンス、これはITZYの大きな魅力だと思う。ただ特徴的の意味合いは曲とダンスで違ってくる。特徴的な曲というのはITZYらしい曲という意味だ。デビューのときから全くブレない自分らしいスタイルがある。どの曲を聴いてもまず出てくる感想がITZYらしいというもの。曲のスタイル自体は様々なものがあるが、強くてイケてるITZY像というのがタイトル曲では常にある。マインド的にはBLACKPINKの感じにちょっと近いものもある。ってかEVERGLOWもそっち系だし、3~5位は全部強い系だね笑。強くてイケてるITZYもしくはNOBODY LIKE YOUのようなリラックスしたITZY、基本的にはこの2つのパターンで形成されている。まだ2年目の若手でありながら2つの大きな柱をすでに持っているITZYの曲は特徴的と言っていいだろう。あとそんなの抜きで普通に曲がめちゃくちゃかっこいい。B面も抜かりなし。

 

ダンスの場合は曲と違い、特徴的なダンスという意味。先ほどの曲が特徴的とはニュアンスが違う。毎回新曲を出すたびに特徴的なダンスを入れてくる。MIDZYだけでなくK-Popを聴く人なら1回は真似をしたくなるようなキャッチーで印象に残る振り付け。自分たちのスキルを見せるところはしっかり見せて、その中で真似ができるポイントも作ってくる。そのバランス感がめちゃくちゃ優れてると思う。本人たちもダンスに力を入れているのかDance Practice系の動画をいっぱいリリースしてくれる。自分のお気に入りは先ほど貼ったNot ShyのMoving Ver.でまず映像として面白い。それにスニーカーの擦れる音のようなリアルな音も全て動画に載せている。太ももを叩いている音もポイント。

 

スニーカーや太ももの音だけでなく、歌っている音も入っているという更にリアルなバージョンもリリースされている。これはマジですごい。だって歌ってるんだぜ。もし下手だったり変な感じだったら、歌番組のとき誤魔化してるじゃん!みたいなコメントをされる可能性もあるのに。スキル面で一般人から厳しい評価をされがちな韓国のアイドル。そんな韓国のアイドルでありながら自分たちの実力を全てさらけ出していくITZY。アイドルとしてとかK-Popファンだからとかじゃなくて普通に人として尊敬するよね。他のアイドルたちはこの動画がK-Popの基準にはならないで!って祈っているに違いない。

 

 

自分の推し: リュジン

 

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Photo by Instagram(@itzy.all.in.us)

 

自分の今の推しはリュジン。ITZYの推しは半年から1年ぐらいで変わり続けている。最初はイェジで1年後ぐらいにはリア。そして今はリュジン。1つの動画で好きなメンバーが変わったりすることはないが、ずーっと見たりしているとあれ?こっちの子の方がよくね?みたいになってくる。5人全員好きだけど今アツいのはこの子みたいな感じ。EVERGLOWの全員好きだから特に推しがいないというのとは違って、確実に推しを1人選ぶことはできるけど常にというわけではない。なんか自分の中で不思議なグループ。2021年には違うメンバーのことを推しと言っている可能性がめちゃくちゃ高い。なのでここが好きというポイントもこれ!というものが特にない笑。なんかじわじわ上がってきた。強いていうならステージ上でかっこいいとか?あと今の髪型と髪色似合っててすごく可愛い。

 

 

おすすめのメンバー: チェリョン

 

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Photo by Instagram(@itzy.all.in.us)

 

おすすめのメンバーはチェリョン。SIXTEENに出演していたのでONCEの人も入りやすいっていうのもあるけど、おすすめのポイントは性格やリアクション。いい意味でめちゃくちゃ普通。普通の人という意味ではない。ナチュラルというか自然というか作っていないというか。感動したりするときのリアクションがめちゃくちゃ普通。番組ってカメラに撮られているわけだからリアクションをするときとかって多少なりとも作るじゃん。これって芸能人、一般人関係ないと思う。撮られてたら絶対作るじゃん。チェリョンはそれを感じさせない。感動したことに対してのコメントから本当に感動しているのが伝わってくるし、自分の中から自然に出てきた言葉をそのまま伝えている感じがする。変に過剰にしたりしない。普通の言葉が普通に出てくる。アイドルという立場上、こういうリアクションをする人って本当に少ないと思う。K-Pop界でいちばん自然体なのがチェリョンな気がする。派手にしなかったりキャラを作らないのが逆に目を惹くなんて。というわけで写真も日常の一コマっぽい自然体なチェリョンにしました。

 

 

おすすめの番組: Paris et ITZY

 

 

ITZYがパリやノルマンディー地方で100時間過ごすという番組。もちろん単純におすすめというのもあるけど、全エピソードについて番組内で登場する観光地やアイテム、訪れたお店などについてかなり詳しく記したブログを書いたということもあって個人的にめちゃくちゃ記憶に残っている。Paris et ITZYを見ながらネットで調べまくった上に文章にもしたので、他のITZYの番組に比べて圧倒的に内容も覚えている。なので自分が紹介するとしたらParis et ITZY一択になる。

 

単純にITZYたちの自然な姿が見えて面白いというのもあるし、エッフェル塔モンサンミッシェルのようなフランスの観光地にもたくさん訪れるのでそういう部分でも楽しむことができる。フランス旅行に行った際にITZYが訪れた場所に実際行ってみるのも面白いかもしれない。この番組で撮影した写真をフォトブックにしてIT'z MEの特典にしていたので、持っている人はフランス旅行に持って行ってParis et MIDZYとテーマで同じ場所で写真を撮るのもいいかもしれない。この番組を見てもらうとチェリョンのことをいい意味で普通とか自然体と言った意味が伝わると思う。

 

LEGGOですブログ: Paris et ITZYのエピソード1が公開された!ITZYと行くパリ観光

 

 

 

おすすめの曲: THAT'S A NO NO

 

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個人的にITZYの曲の中でいちばん好きなのがTHAT'S A NO NO。かなり珍しいとは思ってる笑。いちばんのポイントはリュジンのバース。ビートが変化してリュジンもオートチューンを使い出す。Travis Scottのgoosebumps系のテンション。多分好き嫌いがはっきり分かれるバースだと思うけど、自分はめちゃくちゃ好きなんだよね。2020年のビートスイッチ大賞。曲の再生回数をチェックしたら500回を超えているので、感覚的な好きだけでなくデータ的にも自分のお気に入りの曲だと証明していた。もちろんリュジンのバース以外も好き。先ほど今の推しはリュジンなんだけど、ここが好きみたいなポイントはなくてじわじわ上がってきた!みたいなことを書いたが、自分の中でリュジンがアツくなるきっかけは振り返ってみるとTHAT'S A NO NOだったかもしれない。

 

LEGGOですブログ: 『IT'z ME』はあたらなステップに進んだITZYを楽しむことができる作品

 

 

 

ITZYプレイリスト

 

 

Apple Music: MBNPの「ITZY」

 

 

まだ2年目ということでお気に入りの曲でプレイリストを作るには曲数が少ない!と思ったけど、余裕で組むことができたITZY。自分が作ったK-Popアイドルのプレイリストの中で1,2を争うぐらい聴いている。ビジュアルやダンス、キャラクターがどれだけよくても曲がイマイチなグループだと自分は全く聴かない。番組を見てSNSもしっかりチェックしているグループだったとしても。自分のベースはアイドル好きではなく音楽好きだから。ITZYはアイドル的な要素はもちろん、音楽的な欲求もしっかり満たしてくれる最高なグループの1つ。まあ今回紹介する全てのグループは曲もいいんだけどね笑。でも番組は見ているけど曲をあまり聴いていないグループを紹介していないということは、やっぱり自分にとってはかなり重要な要素というわけか。

 

 

 

 

 

第2位: LOONA

 

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Photo by Twitter(@loonatheworld)

 

K-Pop界で異質な存在であるLOONA。カルト的な側面も感じられる。中国人メンバーであるビビ(写真上段左から2番目)以外は全て韓国人の12人組で、BlockBerry Creative所属。ちなみに自分はLOONAの日本でのファンクラブとなるOrbit Japanに加入している。

 

 

写真が11人なのは現在メンバーの1人であるハスルがお休み中だから。本来は12人の写真をグループの紹介に使うべきだが、2020年のおすすめというタイトルのブログなので使用する写真は全て2020年に撮影されたものにしている。そのため12人が揃った写真が存在しないため11人のものを使用した。

 

 

特殊なグループデビューの仕方

 

 

LOONAはデビューのときから異質だった。K-Popのアイドルはまずグループとしてデビュー。その後ユニットがデビューして、最終的にソロデビューを果たす。LOONAの場合はその基本の流れの真逆でソロデビューをした後にユニット、そして全員が揃ってからLOONAというグループとしてデビューするという特殊な形態をとっている。逆転の発想という言葉がぴったり。이달의소녀(今月の少女)というグループの名前通りのデビューの仕方。当時1人ずつ公開されていくLOONAをリアルタイムで楽しめていたのはラッキーだった。めちゃくちゃ面白かった。

 

1人目にデビューしたのはヒジン。ITZYのところで紹介したMIXNINEの動画、サムネイルでリュジンの右に映っていたのがこのヒジンである。BlockBerry Creativeからヒジン、ヒョンジン、ハスルの3人がMIXNINEに出演していたこともあり、この3名がLOONAのメンバーとして公開された1人目、2人目、3人目のメンバーとなった。

 

グループデビュー前の段階で12人×2(一部例外)のソロ曲。そして1/3、ODD EYE CIRCLE、yyxyの3つのユニットたちのアルバム(yyxy以外はリパッケージもあった)とかなり多くの曲がリリースされた。2016年9月に最初のメンバーであるヒジンが公開され、LOONAのグループとしてのデビューアルバム『+ +』がリリースされたのだ2018年8月20日と約2年間も経過している。ヒジンがデビューした段階ではまだBlockBerry Creativeに所属していなかったメンバーもいたぐらい。同じ学校にいたLOONAのメンバーがソロデビューした際にクラスメイトに自分もLOONAのメンバーになるということがバレないように隠すのが大変だった!みたいなエピソードもある。

 

 

LOONAverseという圧倒的な世界観

 

 

LOONAは伏線中毒でORBITは考察中毒。この中毒がLOONAにカルト的な側面をもたらしていると言っても過言ではないだろう。LOONAverseというグループの世界観があって、これがとんでもなくぶっ飛んでる。他のグループのコンセプトやMVのストーリーが甘いんじゃね?と思ってしまうぐらい作り込まれているし規模も大きくて、具体的な数字でわかりやすく説明するとグループデビューまでにかかった費用が99億ウォン。もうこれでどれだけ大きいプロジェクトだったのかがわかるでしょ笑。そんな気合が入ったという言葉では甘いレベルで気合の入ったLOONAのコンセプトはMVはもちろんティーザー、1つの写真から発言まで様々なところに散りばめられて、何がのちの伏線になるかわからない。伏線、リンク、匂わせ、ネタ振り、その他諸々のそういう系の言葉の全てを得意としていて完全に中毒状態だ笑。

 

ファンであるORBITもそんなLOONAをボスとしているので、こっちもこっちで中毒状態だ笑。ティーザー動画が上がったら世界各国のORBITたちが考察を始める。そしてMVがリリースされた数日後には各自の考察がネット上で溢れ始める。1つのMVのストーリーを考察するだけでは終わらず、過去の作品の全てが関わってきたりする作品を提供してくるK-Popのグループが他にいるだろうか?というかK-Pop以外のジャンルを含めてもこういうグループはなかなか見つからない。

 

 

自分はファンクラブに加入しているぐらいなので、ガチ勢からライト層まで全てのLOONAに興味がある人の中で考えると、そこそこの場所にはいるだろう。だけどLOONAverseに関しては自分で考えることはぶっちゃけやめちゃってる笑。軽く考えることはあってもMVを考察するために見ることはない。もう完全に人任せになっている笑。ただいちばんの面白ポイントである世界観を人任せにしても十分お釣りがくるレベルで楽しめるのがLOONAのいいところ。世界観なんて全く知らなくてもMVはかっこいいし曲もいい。世界観ガチガチだけど番組に出演したときは普通にアイドルで面白い。なので個人的にはもっとLOONAを楽しみたい!深く知りたい!という人にとってLOONAverseは必須の内容だけど、軽く楽しみたいとか曲をメインで楽しみたい人は全部無視してもいいと思う。ガチ勢からにわかまで楽しめるポイントがしっかり用意されているのがLOONA。なので誰にでもおすすめのグループです。まあこの世界観がLOONAを異質な存在、カルト的な存在にしている要因なのでどんどん突っ走ってほしいのは今も昔も同じ。とりあえずのLOONAの世界観がわかるようにWikipedia貼っときます。

 

Wikipedia: 今月の少女 

 

 

 

ビョンギ期とイ・スマン期

 

ファッションで言うところのフィービー期のセリーヌ、マルジェラ期のエルメスみたいな感じの表現がLOONAにもある。先ほど紹介したLOONAの世界観を作った張本人であるチョン・ビョンギがプロデュースした時期、SMエンターテイメントの創業者であるイ・スマンがプロデュースした時期の2つの大きな柱が存在しており、LOONAの2020年はイ・スマン期となっている。

 

2019年の8月にビョンギがLOONAのチームから離れた。DigipediがLOONAのMVを担当していると言う点はどちらの時期も共通しているが、楽曲制作に関しては全然違う。ビョンギ期の楽曲はMonoTreeが関わっている作品が数多くあった。曲数が多いので他のプロデューサーももちろん参加しているが、LOONAのイメージを作り上げたのはMonoTreeの功績が大きいだろう。それに対してイ・スマンがプロデュースをしている現在ではMonoTreeは全く参加していない。SMエンターテイメントの息がいい意味でも悪い意味でもかかっている。

 

スポーツでチームの監督が変わると戦術が変わるし、バスケでPGが変わるとチームのスタイルが変わる。音楽におけるプロデューサーはそういった人物と同じ立ち位置。イ・スマンに変わったことでLOONAの音楽は完全に変わった。世界観がとても大事なグループなので180度楽曲のコンセプトが変わったわけではないし、MVはDigipediなのでLOONAverseはちゃんと継続している。ただ音楽のスタイルは完全に違うのだ。イ・スマン期の最初のタイトル曲となるSo Whatがリリースされたときは完全にORBITの意見も分かれた。しかもネガティブな意見の方が多かった気がする。フィービーからエディに変わったセリーヌ。ファッション好きの人はこのイメージをそのままLOONAに当てはめるとしっくりくると思う。

 

プロデューサーが変わったことでORBITは「ビョンギ派」「イスマン派」「LOONAはLOONAだからどっちも好き派」の3つに現在は分かれた気がする。自分はこの現状も楽しめているが、基本的にはビョンギ派なので音楽的な側面のみで考えると2020年のLOONAの評価は若干下がった笑。今のLOONAはキャッチーでわかりやすさもアップしたので聴きやすいが、別にそういう曲をLOONAに求めていたわけではない。MonoTreeたちのキャッチーさがありつつも結構ハードな曲たちを再び聴きたいものだ。というわけで最近LOONAのことを知ったけどイマイチ!という人はビョンギ期の楽曲も聴いてみてほしい。カルト感も減り始めてきているし。5年後とかにLOONAを振り返ると2020年はかなり重要なターニングポイントになっていると思う。

 

 

圧倒的ビョンギ派な自分だか今の方が確実に優れている部分がある。それはメディア露出度。キャッチーな曲になったこともあり一般層にも知られるようになり始め、様々な番組に出演するようになった。これはマジで大きなポイント。先ほども言った通りコンセプトはガチガチだけどその枠から出たらLOONAは普通によくいる韓国のアイドル。世界観をそのまま本人たちのブランディングにすることもない。なのでどんどん露出が増えて楽しめる動画とかが増えるのはいいことしかない。88risingのイベントにも出演したし。ビョンギのままでも番組にどんどん出るようにはなったと思うけど、SMエンターテイメントの創業者であるイ・スマンがプロデュースしたという出来事から発生した副産物はかなり大きなものだった。

 

圧倒的な世界観に加えて、ビョンギ期とイ・スマン期。これらによって作り出されているLOONAはアイドルというよりコンテンツという印象が自分は強い。BlockBerry CreativeはLOONAというアイドルを売り出しているのではなく、LOONAというコンテンツを売り出している。自分はこれが大好きだ。

 

 

自分の推し: キムリプ

 

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Photo by Twitter(@loonatheworld)

 

自分が本格的にLOONAのことを好きになったきっかけがキムリプ。推している理由は完全にスキル。キムリプの歌声がめちゃくちゃ自分の好みなのだ。そんなこともあって自分の中ではキムリプ=Snoop Doggみたいな感じ笑。そりゃそんな声で歌ったらどんなビートの曲でもハマるじゃん!みたいな。そんなわけでK-Pop界の好きな歌声ランキング1位のキムリプをLOONAでは推している。歌声と若干ギャップのある地声のポイント笑。キャラクターも普通にいい。

 

 

あとこのSattelliteのパフォーマンスを見たときに思ったんだけど、キムリプって脚出してるのめちゃくちゃ似合ってない?かっこいいよね。なのでキムリプにはBLACKPINKのジェニばりに前から見たときの脚の露出度が高いパンツを履いてほしい。絶対かっこいいよね?

LOONAって上半身に比べて下半身の衣装のクオリティが低いことが多いので、そこもしっかり作り込むようになった場合はお願いします笑。

 

 

おすすめのメンバー: チュウ

 

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Photo by Twitter(@loonatheworld)

 

チュウ a.k.a. アイドルの化身。自分はチュウに対してこの印象しかない。ITZYのチェリョンはいい意味で普通、自然体であると表現した。それの正反対がチュウで、彼女の発言や仕草、全ての行動にアイドルを感じる。自分はアイドル好きではないので表現として正確かはわからない。もしかしたら全然アイドルじゃないし!という意見もあるかもしれない。ただ自分が思うアイドル像というのはチュウそのものなのだ。

 

意図してやっているのならアイドルの化身、無意識ならば生まれながらのアイドル。どっちにしたってチュウ=アイドルになる。もう完璧すぎて可愛いを通り越してかっこいい。LOONAが出演している番組を見るとチュウばっかり注目してしまう。もしハイタッチとかサイン会とかが日本で行われて全員ではなく個別だったとしたら、自分の推しはキムリプだけどチュウ当たれ!って願ってしまうかもしれない笑。画面越しでも伝わってくるアイドルっぷりを実際に味わってみたい。具体的にどういう部分がアイドルなのか一切書いていないのは番組を見てもらったら伝わるはずだから。というわけでおすすめの番組紹介です!

 

 

おすすめの番組: Fact iN Star (yyxy出演回)

 

 

最初のLOONAのユニットである1/3のときから現在のWhy Not?まで出演し続けているFact iN Star。今ではメンバーのイヴがMCの1人として活躍しており、自分の中ではLOONAのバラエティとしていちばん最初に思い出す番組になった。この番組をおすすめしたのはチュウのアイドルっぷりを満喫できるから。yyxyとして出演していることもあり4人しかいないので、チュウにフォーカスが当たるシーンも多い。他の3人の見せ場もしっかりあって単純に番組としても面白い。

 

 

おすすめの曲

 

LOONAの曲は日本のApple Musicにはほとんどなく、最新のアルバムのある程度経ったら消えるというのがいつものパターン。そんな安定していない状況なのでプレイリストも作っていない。なのでプレイリストがない代わりとしてLOONAはおすすめの曲を3曲紹介しようと思う。MVがない曲はApple Musicのプレイヤーを貼ってきたが、それもできないのでLOONAの3曲はMVがある曲や歌番組でパフォーマンスをした曲のような公式の映像がアップされている作品のみを選考対象とする。

 

 

LOONA/HeeJin, HyunJin - I'll Be There

 

 

まずはヒョンジンのソロアルバムに収録されているヒジンとのデュエット曲となるI'll Be There。MVのロケ地は東京で渋谷や原宿、表参道などで調べなくても90%ぐらいのロケ地がわかる。知り合いにORBITがいたら同じ場所で写真撮ったりして確実にI'll Be Thereごっこしてた笑。そんなMVだがいちばんおすすめするポイントはそこじゃなく単純に曲。K-Popと相性が異常にいいニュージャックスウィングの曲でめちゃくちゃかっこいい。曲が最高な上にMVのロケ地が馴染みの場所。日本人が書くブログでこの曲を紹介しない理由がない。

 

I'll Be Thereと直接関係はないけど少しだけ。ヒジンとチュウが東京で撮影したチュクネツアーという番組。この番組内でI'll Be Thereのロケ地のすぐ近くを通ったりしている。ってか本人たちは確実に一緒の場所を歩いてる。そんなわけでせっかくだから紹介しておこうと思った。この動画で紹介したお店とかを全部まとめたブログを以前書いたので貼っておこうと思う。LOONAが訪れた場所に行きたい!という方は参考にどうぞ。公式の動画は英語字幕のみだけど、ファンの人が日本語字幕をつけたバージョンも検索すると出てきます。

あと個人的にヒジンは20代後半にめちゃくちゃ化けそうって思っていたけど、最近どんどん綺麗になっていっていていい意味で裏切られそう笑。

 

LEGGOですブログ: 【前編】Orbit Japan発足記念!LOONAの東京ツアーを解説するブログ

 

 

ODD EYE CIRCLE - Sweet Crazy Love

 

 

キムリプ、ジンソル、チェリの3人によるユニットODD EYE CIRCLEの曲で、初めて聴いたときはアイドルの曲かよ!これ!と思った1。めちゃくちゃハードで完全に食らったよね。とりあえず聴いてみて。Max & Matchというアルバム全体としてもK-Popの歴代でも最高クラスで好き。この曲が収録されているアルバムの限定盤がプレ値になっているところもカルト感あって面白い。

 

LEGGOですブログ: 【後編】ODD EYE CIRCLEのMax & MatchはK-Pop史上最高のアルバム

 

 

LOONA - Colors

 

 

公式の映像があるもので既に紹介した作品を除いた曲の中から最も再生回数が多かったのがColorsだった。めちゃくちゃ以外。というわけで自分の想像以上に気に入っていたColorsを最後にご紹介。ビョンギ時代のLOONAらしい世界観をR&Bのスタイルでどうぞ!って感じの曲で流れているという言葉がぴったりのビートに合わせた流れるようなダンス。100点。

 

LEGGOですブログ: ついに他人からLOONAの単語を聞いたので、記念に[X X]を振り返ってみた 

 

 

 

 

 

 

第1位: fromis_9

  

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Photo by Twitter(@realfromis_9)

 

2020年いちばんおすすめしたい女性グループはfromis_9。自分が現在のK-Pop界でいちばん好きなグループもプロミである。アイドル学校というオーディション番組から生まれたグループで2018年1月24日にミニアルバム『To. Heart』をリリースしてデビュー。OFF THE RECORD ENTERTAINMENT所属。グループ名の由来は「From Idol School」と「Promis」の掛け合わせで、アイドル学校という番組出身であることと最高のガールズグループになるという約束(Promise)を守るという意味が込められている。そのためfromisと書くがフロミスではなくプロミスと読む。韓国語だと프로미스나인なのでプと読むことがわかるが、英語だとfなので日本人は間違いやすいと思って書いておいた。ファンの名前であるflover(플로버)もプロバーと読む。写真は今年公開された『채널나인 EfG』というシリーズの1コマ。アイドル学校という番組から登場したグループということもあり、初期の頃は制服スタイルの衣装をよく着ていた。最近はずっと着ていなかったが久しぶりに制服を着たということでこの写真をセレクトしてみた。ちなみにメンバーのジホン(手前から2列目の右)は高校生なので制服は現役。

 

 

サバイバル番組出身であるからこその横の繋がり

 

メンバーは全員韓国人だがサバイバル番組出身ということでメンバーのデビュー前の経歴は様々。メンバーのジウォンはTWICEのメンバーを決めた番組であるSIXTEENに出演、先ほど紹介したITZYのチェリョンたちと競い合っていた。チェヨンもジウォンと同じく元JYPの練習生。ソヨンは元YGの練習生でBLACKPINKのメンバーの候補の1人だった。他にも芸能活動をしていた子や元子役など様々。

 

いちばん印象的な経歴はギュリで一般人としてアイドル学校にエントリーをした。そして最終的に合格しfromis_9のメンバーに。ここまでだったらまあそんなこともあるかって感じだけど、ギュリの場合はデビュー後が特殊。デビュー先行シングルであるGlass Shoesと最初のアルバムであるTo. Heartの時期は普通に活動、そしてその後PRODUCE 48に参戦することを発表する。サバイバル番組で合格した人が違うサバイバル番組に出演するなんてことある?ほぼ全ての人の感想がそんな感じだった笑。プデュに出演した理由はいわゆる武者修行。素人としてfromis_9のメンバーになったので、練習生として頑張ってきたメンバーたちとの実力の差を感じて成長するためにPRODUCE 48に参戦することを決めたというもの。これってすごいよね。fromis_9としてデビューしたばかりなのにグループを一旦離れるというのはリスクしかない。DKDKの活動は8人。グループへの関心もこれからって時期にいないというのはデメリットの方が圧倒的に多い。プデュの出演者たちとしてもガチでやっているのに既にデビューが決まっている人と一緒にやるというのは真剣さの違いがある可能性が高い。超ハイリスク、ローリターンになる可能性が高かったギュリのプデュ参戦。こんな特殊な経歴をたどったK-Popのアイドルはなかなかいない。

 

そんなギュリのプデュ参戦の超ハイリスク的な一面が現れたPeek-A-Booのパフォーマンス。サムネイルのセンターにはEVERGLOWのイロン、その右にはギュリがいる。

 

そして2019年に公開されたウェブドラマ『必須恋愛教養』ではLOONAのチュウと共演。Idol Roomではfromis_9とLOONAが共演する回もあったし。

 

 

このようにfromis_9のメンバーたちを紐解いていくと今回紹介した他のおすすめのグループであるLOONA、ITZY、BLACKPINK、EVERGLOWの全てに繋がっていく。LOONAに関してはデビュー後の話なので例外だが、1つの事務所の練習生が集まったグループではないからこその繋がりがfromis_9にはある。こういう普通のグループではあまりないK-Popの横の繋がりに注目するのも楽しいかもしれない。ちなみにアイドル学校の音楽プロデューサーはブラック・アイド・ピルスン。最近デビューしたSTAYCのプロデュースをしていることで話題になった。ジウォンの他にもSIXTEENに出演していたウンソとナッティがアイドル学校に参戦している。ナッティは今年ついにソロデビューを果たした。このように現在のK-Popにも通じる部分が色々あるので悪い話もあった番組だが今見直してみるのも面白いかもしれない。

 

 

コンテンツの鬼

 

 

他のアイドルたちを圧倒的に凌駕するfromis_9の強みがある。それはコンテンツの鬼であるということ。YouTubeをかなり頻繁に動画をアップしており、通常のアイドルがやってそうな撮影のビハインドや他のアーティストのカバーはもちろん、シリーズものの番組や単発の企画系、月1本リリースしているジソンのASMRなど多種多様なコンテンツを配信。特にFM_1.24 Specialのような練習室で行う単発企画ものは個人的にかなりお気に入り。そしてほぼ全ての動画に日本語字幕がある。またVLIVEの頻度も高めだし、個人のインスタグラムも開設した。もう完全にコンテンツの鬼である。

 

LEGGOですブログ: fromis_9というコンテンツの鬼が『채널나인 EfG』をYouTubeで開始

 

 

動画はそのグループを知って楽しむ上ではかなり重要なコンテンツ。その動画の更新頻度が高い上にバラエティ豊か、英語字幕だけでなく日本語字幕まで用意されている。抜群のとっつきやすさを誇るfromis_9は本当におすすめ。日本で有名なK-Popのグループ一覧にfromis_9は入らないかもしれない。ただ実はめちゃくちゃ敷居が低くて人気が出るための準備は常にされているということを伝えておきたかった。

 

 

メンバーのバランスがめちゃくちゃいい

 

コンテンツの内容が神がかっているということを書いたが、どれだけ編集とかがよくても本人たちが面白くなかったら意味がない。その点もプロミは抜群で、メンバーたちのバランスがめちゃくちゃいい。9人組ということで比較的人数が多いグループなので普通に考えたら目立たないメンバーや印象の薄い人が出てくる。ただfromis_9の場合は個性が豊かなので印象が薄いというメンバーが誰一人いない。ファンだからバイアスが入っているからじゃないの?と思うかもしれないが、まだあまりfromis_9のことを知らなかったときからこの印象がある。だからこそ好きになったのかもしれない。

 

ジウォンとチェヨンのうるさい担当。以前から知り合いで仲がいいということもあり、この2人で勝手に盛り上がっちゃってることがたまにあるが基本的は全体に勢いをもたらしてくれている。それに対して若干のすべりキャラであるセロムとナギョン。セロムはすべってるときがあったり、リーダーとしてまとめているときがあったり、ただただ騒いでいるときがあったりと常に何かしらの形で目立つポイントがある。ビジュアル担当であるナギョンがすべったりいじられたりしているのは見た目のとギャップがあって面白い。ハヨンはいつも楽しい子で様々なコンセプトを魅せてくる。たまに意味不明な行動をとったりもして面白い。ギュリとジソンはバランス抜群。ソヨンは当たりかハズレで中間が全くない波の激しいスタイル。ジホンはマンネだけどいい感じにお姉ちゃんたちを舐めている笑。それでいながらしっかり末っ子。全員の個性がはっきりしている上に番組をまわす上での役割分担もしっかり分かれている。MCが上手なメンバーも数人いるし。そんなfromis_9はとにかく見ていて面白い。最高のガールズグループになるというPromiseを実現するポテンシャルは実際あると思うよね。

 

 

自分の推し: ソヨン

 

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Photo by Twitter(@realfromis_9)

いちばんおすすめのグループの推しということは現在のK-Pop界でいちばん好きということになるソヨン。あなた昨日の夜に失恋でもしたの?と言いたくなるぐらいテンションが低いときが結構あるが、テンション高いときのソヨンはマジで最高。決め台詞を時々言うんだけど、それのセンスが抜群でメンバーからの定評もある。

 

決め台詞は色々あるけどパッと思いついたのはこの動画。FUN!の時期に出演したFact iN Starでの一コマで27:13~のシーン。各自違う小道具を渡され、それを使いfloverに対してコメントを送るといったような内容。ソヨンは映画などで使うカチンコを渡さ演技をし、最後に決め台詞を言うのだがマジでかっこいい。決め台詞とその前のセリフとのギャップの抜群で後ろで聞いていたメンバーたちも外で見ていたファンも動画を見た自分も完全に食らっていた笑。Damn!という言葉が自然に出てくるようなシチュエーションをソヨンは量産する。とんでもないね!

 

キャラクターもいいしリアクションも面白い。波が確実にあってマジで安定していないが最高なときが最高すぎて、それだけでソヨンを推してしまう。急にバラエティ番組にソロで出まくるようになったとしても自分は全く驚かない。

 

 

バラエティ的な部分のソヨンポイントを紹介したが、アーティストとしてのスキルも抜群。作詞や作曲にも意欲的で、今年の9月にリリースされたアルバム『My Little Society』ではソヨンが作詞作曲に参加したStarry Nightという曲も収録されている。アイドルとアーティストの2つの顔を持っているソヨンは完全に過小評価。もっと注目されてほしい1人だ。

 

Listen on Apple Music

 

LEGGOですブログ: fromis_9が遂にカムバック!My Little Societyはファンクばりばりのアルバム

 

 

おすすめのメンバー: ハヨン

 

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Photo by Instagram(@shy9_29)

 

みなさんはアイドルのプライベートって興味ありますか?自分は一切興味がない。なので例え彼氏や彼女がいたり、遊びまくっていたり、裏で愛想が悪かっても気にならない。極端な話、大麻を吸っていたとしても基本的に評価が下がることはない。プライベートな内容が評価を上げることはあっても下げることはかなりのことが起きない限りはない。BLACKPINKのロゼには興味があるけどパク・チェヨンには興味がないというような感じ。ある種キャラクター的に楽しんでいる。イベントとかではもちろん会いたいけど、芸能人などに対してプライベートで繋がりたいなんて気持ちとかも生まれたことがない。とにかく自分はそのアイドルとして活動していないときの人となりには全く興味がない。

 

なぜこんなことを書いたのかというと、ハヨンの場合は普段どんな感じの子か気になる唯一の存在だからだ。様々な番組を見てハヨンに抱いた印象は人当たりが良くてとっつきやすい子というものだった。fromis_9に興味がある人の中でハヨンのこと嫌いな人なんて絶対いないでしょ!というレベルで。ずっとそう思っていたけど、ある日突然ハヨン対してある1つの印象が芽生えた。それは「あれ?結構掴みどころがない感じするぞ?」というものだった。掴みどころがないと人当たりが良くてとっつきやすいって真逆じゃん。そんなことあるんかよって感じ。その日からハヨンって実際はどんな感じなのかすごく興味が出てきた。番組を見ていても女性らしいときがあると思えば男っぽいシーンも結構ある。年上メンバーらしいときもあればマンネみたいなときもある。相反する感想が同時に存在するハヨン。実際はどんな子なのかわからなさすぎて答えが欲しいという意味でソン・ハヨンという人物が気になる。ハヨン推しの人たちの印象を聞いてまわりたい笑。おすすめと書いたが、ついつい注目しちゃうという意味合いが大きいかな。

 

 

謎という意味で紹介したが普通におすすめです笑。歌ってよし踊ってよし、かわいいしかっこいい。番組でも面白い。キャラクターも最高。そしてピンクの髪もめちゃくちゃ似合ってた。謎やな〜ってことを最初に書いたけど、普通にK-Popアイドルfromis_9のハヨンを楽しんでます。たまによくわかんないことがあるだけ笑。あまりハヨンに注目してこなかった人はぜひ注目してみてほしい。急によくわからなくなる時がやってくるから笑。

 

 

おすすめの番組: 브런치를 부탁해?! (ブランチをお願い?!)

 

 

コンテンツの鬼!YouTubeが神!的なことを言ったのでYouTubeの動画から。FM_1.24 Specialとして公開された브런치를 부탁해?! (ブランチをお願い?!)という企画。MCを務めるジソンが審査員となり、2つのチームがそれぞれ作ったブランチを評価して勝者を決めるというもの。2本立ての動画となっており前編ではチーム対抗でブランチを作るための道具を3本勝負で奪い合う。後編では実際にブランチを作り勝者を決めるというもの。VLIVEで行われそうな料理対決の内容をボリュームアップした上で綺麗に編集、前後編合わせて50分弱というちょうどいい番組の長さのコンテンツに仕上げた。

 

内容が面白い上に9人全員が目立つポイントもしっかりある。そしてジソンのクラシックなスタイルのMCも最高。編集がとにかく抜群でテンポも良く、軽い気持ちでもよし見るぞ!という気持ちでも楽しむことができる。こういう企画系をぽんぽん提供してくれるfromis_9はやはりコンテンツ中毒だ。

 

 

おすすめの曲: DKDK

 

 

fromis_9のバラエティ面ばかり書いてきたが、それだけではいちばんおすすめということにはならない。fromis_9は曲も最高にかっこいいのだ。中でも最高なのはDKDK。軽快なイントロから始まり歌い出しは結構シンプル。ジソンとセロムが歌い終わると同時にリズムが変化して音もちょっと増えて軽快さがさらにプラス。そしてナギョンとジホンが歌い終わると急にトラップビートにチェンジ。トラップが終わると溜めて走り出すダンスと共にサビへ。この流れがめちゃくちゃ好き。ラップを一切せずにトラップのビートの要素のみを効果的に使っているのがハード。そしてトラップなのに歌詞はめちゃくちゃアイドルでflexとかも全くしていないし、ガールクラッシュでもない。自分はK-Pop以外だとヒップホップをメインに聴いている。しかもポップでキャッチーなタイプじゃなくがっつりヒップホップ系。そんな普段聴いているトラップの曲を歌っているラッパーとは真逆にいるようなfromis_9がトラップを取り入れているというギャップ。しかも完全に自分たちのアイドルスタイルに昇華して。

 

それ以外に部分も抜群。いい意味で波が激しいという言葉が当てはまる曲が多いK-PopというジャンルでありながらDKDKはめちゃくちゃシンプル。若干のビートの変化はあるものの最初から最後まで同じようなテンション。そういった点でも実にヒップホップ的だと思う。当時のfromis_9は結構アイドル色が強く、韓国のアイドルの中でも日本のアイドルに近いような見た目の印象もあった。それなのに日本のアイドルのようなJ-Popとは似ても似つかないミニマルさ。完全に食らった。EXIDのBoyやジェニのSOLOのようなミニマルなK-Popがかなり好みだった自分にぴったりな曲、それでいてそれらのミニマルさとは全くの別物だし。DKDKはかなりの名曲だと思っている。ダンスも物語みたいで渋いしね!fromis_9とハードって言葉は繋がらない気がするけど、めちゃくちゃハードだと思う。

 

Listen on Apple Music

 

 

fromis_9プレイリスト

 

 

Apple Music: MBNPの「fromis_9」

 

 

LOVE BOMBやFUN!で一般層にも認知され始めた印象のあるfromis_9だが、がっつり制服スタイルのアイドルをしていたときの曲もかっこいいのでぜひ聴いてみてほしい。fromis_9のプレイリストも今年作ったものの中でトップクラスで聴いていた。

 

 

 

 

 

世の中いろいろあったけどK-Popは相変わらす最高な1年だった

 

あらゆる意味でタフな1年間だった2020。趣味であるK-Popでもそうでチケットを買っていたけど中止になったイベントもあったし、アイドルたちもカムバックなどのスケジュールが変わりまくっていた。アイドルとファン、そんなものは関係なくハードな1年間だった。

 

ただ言えることは今年もかっこいい曲がたくさん生まれったということ。新人、若手、中堅、ベテラン、アイドル、アイドル以外、本当に全てのカテゴリーの韓国の曲がかっこよかった。ファンとしてタフな状況でも変わらずかっこいい音楽やコンテンツを提供し続けてくれたK-Popという業界に感謝しかありません。2021年のK-Popも楽しみだ!というわけで今回は以上です。最後に2020年のK-Popの曲の中からお気に入りのもので作ったプレイリストがあるので貼っておきます。年末年始のBGMにどうぞ。長いブログになってしまって重かったとは思いますが、最後まで見てくださったみなさんありがとうございました。ではまた!

 

 

K-Pop 2020

 

 

Apple Music: MBNPの「K-Pop 2020」

 

 

 

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Apple MusicでK-Popをメインにプレイリストを公開しているので、よければぜひ聴いてみてください!

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