VMAsのMissy Elliottを見ていたら、EXIDのHOT PINKを思い出した件
最初の方はK-PopやEXIDに関係なさそうな話が続くけど、ちゃんとEXIDに繋がる伏線になっているので出来れば飛ばさずにお願いします。
というわけで始めます!!!EXIDの話まで飛びたいという方は、目次をクリックしてください。
- 2019 VMAsでのMissy Elliottを見ていた時の話
- Bob JamesのTake Me To The Mardi Grasという曲の存在
- 前振り以上!ついにEXIDが登場!
- EXID - HOT PINK
- お気に入りのHOT PINKはどれ?
- K-Popとサンプリングについて
2019 VMAsでのMissy Elliottを見ていた時の話
先日行われたVMAs。これは何かというとVideo Music Awardsの略で、ざっくりいうとすごく有名な音楽の祭典。MTVが主催している。ステージパフォーマンスもあってMissy Elliottが自身の曲のメドレーを披露した。それがすごく話題だったのでヒップホップ好きとしてはこれを含め、色々な動画を見た。
知らない人のために説明すると、Missy Elliottは女性ラッパーでレジェンド。その界隈では知らない人はいないというぐらいのレベル。
その時の動画がこれ。このステージでいちばん話題になったと思われるのが、途中で出てくるダンスをしている女性。曲はWork Itで代表曲のひとつ。この曲の始まりは3:19あたりから。
FOREVER WORKING IT @AlysonStoner #VMAS pic.twitter.com/BOxYVJUbUg
— Video Music Awards (@vmas) August 27, 2019
なぜこの女性が話題になったのかというと、このWork Itがリリースされたのが2002年。この曲のMVでダンスをしている少女がいるのだが、それがこの方なのだ!
この子ね!こういう風に15年以上前のMVに出ていた子が成長してステージでコラボレーションするとなると、そりゃ盛り上がる。
例えば少し違うけど、何かのスペシャル番組でWonder Girlsが再結成してTell Meを披露する。しかも5人で。そしてその会場にいたEXIDのジョンファがカメラに抜かる。そんなことが起きたらそりゃ盛り上がるだろう。そういったイメージ。
このMVにジョンファが出てくるのは有名な話。3:10~の学校のシーンで。
ちなみにこの段階でEXIDの話が出てくる予定ではなかった笑。この文字を打っている現在の私は戸惑っています笑。よく考えたらMissy ElliottのVMAsの話の段階でMTVなんだから、去年の夏のEXIDのツアーはMTVがついてたよね〜って話もできる。最初に注意書きした意味はなんだったのか。
とりあえずここの話は置いといてください笑。EXIDが本格的に関わってくるのはもう少し後になります。
Bob JamesのTake Me To The Mardi Grasという曲の存在
話はMissy Elliottに戻ります。このWork Itという曲はとある曲がサンプリングされており、その曲はサンプリングされる曲としてすごく有名で色々な名曲で使用されている。上のWork ItのMVだと4:03あたりで最後に出てくる音。
ちなみにサンプリングについて簡単に説明しておくと、
音楽におけるサンプリング(英: sampling)は、過去の曲や音源の一部を引用し、再構築して新たな楽曲を製作する音楽製作法・表現技法のこと。または楽器音や自然界の音をサンプラーで録音し、楽曲の中に組み入れることである。
出典:Wikipedia
となっている。そしてこの曲の元ネタが見出しにもあるようにBob JamesのTake Me To The Mardi Grasとなっている。
この曲の冒頭の部分を聴いてもらうと分かりやすい。ちなみにこの曲は本当に様々な曲でサンプリングされている。しかも耳に残りやすい音なので、この元ネタを記憶してしまうと様々な場面であれが使われとる!と気づくようになる。ここで他にもこの曲が使われているものをいくつかピックアップしてみよう。
この曲をサンプリングした代表作品
RUN DMC
まずはRUN DMCから。レジェンド。分かりやすく使われている。ちなみにRUn DMCはPauseという曲でもサンプリングしている。おまけとしてRUN DMCの曲をもう1曲貼っておく。エアロスミスとの曲でWalk This Way。これはサンプリングに全く関係なくRUN DMCの紹介用。音楽に興味ない人でもこの曲は聴いた事ある!という人がいそう。めちゃくちゃ有名。
will.i.am
2:18あたりから始まる部分で使用。今回はwill.i.amの曲。なぜこの曲にしたかというとK-Popファンの人に馴染み深いだろうし、単純に日本での知名度もある人だから。この人はBlack Eyed Peasのメンバー。そう言えば聞いた事があるという人もいるのでは?K-Popで言うとやっぱり、2NE1との関係性が強い。
がっつり2NE1と曲もリリースしている。解散後もCLは曲をリリースしているし、サマソニのステージにも一緒に出ている。2NE1としてはMAMAのステージで一緒に出たり、LAで共演したり本当に関係性が深い。
2010年に出会っており、このときにwii.i.amと2NE1はLAで10曲レコーディングした。
次の曲はちょっと公式らしいものがYouTubeになかったので全体の曲を聴くことはできないけど。
Cassie
わかるだろうか?今までとは違い直接的には使われていないが、同じリズムの音が鳴り続けているのがわかるはずだ。音を変えてサンプリングしている。この曲に対するサンプリングはこの音が特徴的なので分かりやすいものが多いのだけど、この曲なんかよりもっと難しくサンプリングされているものが多い。正直普通に曲を聴いていたら、サンプリングを元に作られた曲かなんてほとんど人がわからないものが多い。この曲なんてかなり簡単な方。
なぜ公式のものがないこの曲を紹介したのかというとこの人の別の曲に理由がある。CassieのCassieというアルバムがある。打ち間違いではなく名前がそのままタイトルだからね!
そのアルバムにボーナストラックとして収録されているこの曲。当時めちゃくちゃ聴いていた大好きなアルバムなのだけど、この曲をプロデュースしたのはとあるアジア人。韓国でめちゃくちゃ有名でK-Popの曲も色々プロデュースしている。この曲ではその人の特徴である曲の冒頭に流れる'JYP'という音がないので分かりにくい。そうこの曲をプロデュースしたのはパク・ジニョンその人なのだ!!!!
JYPエンターテイメントの創始者。あの餅が大好きなゴリラなのだ。正直これを初めて知った時はびっくりした。昔かなり好きだった曲がまさかパク・ジニョンの作品だったなんて。Weki Mekiのブログの時にも書いたけど、パク・ジニョンが作曲したものに好きなものが多い。K-Pop以外のジャンルでもこれが当てはまるなんて。
TLC
続いてはTLC。自分がめちゃくちゃ好きなグループ。
地球の歴史上最高のガールズグループランキングをすれば不動の1位はEXID。そして2位はTLC。それぐらい好き。そんなTLCの数ある名曲のうちの1つ。2:38あたりから。RUN DMCはメインで使っていたけど、Missyやwill.i.am、TLCなんかはアクセントとしてこの音を使用している。
ちなみにこの曲はニュージャックスウィング。またEXIDの話に繋げられるチャンスが来たので喋っておく笑。このジャンルはK-Popでも度々使用されており、EXIDにもこのジャンルの曲がある。
この曲はEXIDでトップクラスで好きなので、この曲のブログを将来書こうと思っているので曲についてここでは触れない。代わりにTLCのニュージャックスウィングの曲をもう1曲貼っておくので、それでどういう雰囲気のことを言うのか体感してもらいたい。
まだ出番じゃないのにまたEXIDが出てきてしまった。でも無視することはできない。これがLEGGOの性。
Girls' Generation
今までの流れとグループ名を英語で書いたから勘違いするかもしれないが、普通にSNSD。少女時代だ。
日本語の曲なのだが、このサンプリングが使われている。ちゃんと日本の曲にも力を入れているということがわかる。
ちなみに少し話がそれるが、TLCの時に話していたニュージャックスウィング。このジャンルを確立させたTeddy Rileyという人物はこれの他にマイケル・ジャクソンと組んでいたというのは有名な話。この人はK-Popの曲も作っているので、その中から少女時代の曲をいい機会なので貼っておく。
前振り以上!ついにEXIDが登場!
通常のブログの2倍ぐらいの文字数を使い、やっとEXIDに繋がる伏線は終了した笑。それだけの文字を前振りに使えるほどEXIDは偉大なのだ。
もしここまでの文章をしっかり読んだり、動画も見ている人がいたらありがとうございます。そして言いたいこともわかりますよね?というかタイトルにもあるのでわかると思いますが、紹介する曲はHOT PINKです!
EXID - HOT PINK
がっつり入ってますよね。オフィシャルでサンプリングしたよ!とは言っていないので100%そう!とは言えないけど、もうそうでしょう。メインの音ぐらいの勢いで使ってきます。個人的にはこの曲でいちばん耳に残るのはサビのところでアクセントとして入ってくるキーンみたいな音。サンプリング関係ない部分ですね。まあいいじゃないですか。この音はコンサートなど生で聴くときにいちばん耳に残る。
ちなみにこのブログを書くために海外のサイトなどでサンプリングについて見直した結果、Bob Jamesの曲より先に出てくるネタがあった。それがこれ。
James Brown大先生。確かにHit Meは有名で、James Brownも半端じゃなくサンプリングされる。そう言えばそうだなあ〜ぐらいな感じしかなかった。Bob James感の方が印象が強い。
全体的な曲の印象としては結構オールドスクールなヒップホップ感が強い。普通に聴くとK-Popです!って感じなんだけど、しっかり聴くと違う印象になる。
伝わるかわからないけど、自分の中ではなんとなくこういう感じ。ちなみにさっきまでの流れでついでに話すと、この曲をサンプリングしたすごく有名な曲もあります。
Nellyの代表曲の1つ。この曲をプロデュースしたのはThe Neptunes。K-Popとの関わりも深いファレル・ウィリアムズが所属しています。最近のファレルとK-Popの関わりだとこれかな?BLACKPINK DIARIES EP.9のエンディング登場します。
HOT PINKの話に戻ります。
曲だけにとどまらす、なんならMVもヒップホップ感が強い。それをユーモアで面白く、さらにEXIDらしく仕上げている印象。このMVのストーリーかなり好きなんだけど、正直このブログでその内容まで取り上げ出したらえげつない文字数になるので、HOT PINK第二弾MV編をそのうちやろうと思う。代わりに少しだけMV以外のHOT PINKの話をしよう。
お気に入りのHOT PINKはどれ?
HOT PINKにですが、みなさんはどれがいちばん好きですか?歌番組の衣装の種類は色々あるし、ハニが胸からポケットチーフを出すバージョンと出さないバージョン。クリスマス仕様もあったり、ピンク系ばっかりの衣装だけどシルバーのやつもある。大きな舞台でも披露したし、バラエティも色々あった。酔っ払っているのもあれば普段の楽しい雰囲気のやつや、かなりセクシーなやつ。
もう色々あって歌のお気に入りやら、当時の番組のお気に入りやらVLIVEもあったし、すごく活動的だった。EXID史上トップクラスの言いたくなる掛け声'パク・ジョンファ'だってある。
しかし自分のお気に入りHOT PINKはいたって単純。MVが普通に2位。では1位はというと、これ!
普通に検索したらかなり上に出てくるやつ笑。なぜこれかというと衣装がかなり攻めている。どう攻めているかというとデザインがどうのこうのいう前に単純にこの衣装を着こなすのがかなり難しいということ。胸のところが空いていることで、ウエスト部分とのメリハリができて細く見えるということはわかっている。しかし、それを踏まえてもやっぱり難しいと思う。ガリガリすぎても難しい。
こっちのバージョンもいいけど、普通に衣装が上のやつの方がいい。全身隠されていて胸のところだけ空いている方がかっこいいと思うのは自分だけだろうか?
こっちはハニが胸からポケットチーフを取り出すのはかっこいいし、この衣装とポニーテールの相性は抜群なのでヘリン以外がポニーテールであるこっちのバージョンの方が髪型はいいのだけど、それでも衣装の攻めてる感が上の方が強い分、最初のバージョンが好き。
正直色々番組だとかも面白かったけど、HOT PINKの活動ではこの歌番組が最高だと思う。番組は他の時期のものも面白いものはいっぱいあるが、衣装がいちばんかっこよくて攻めているのはHOT PINKのときなのだ!
個人的な意見でしたが、みなさんはどうですか?セクシーというより攻めている感が先にきてしまう。なんと言えばいいのか、攻撃力が高いというか、鋭利というか。
というわけでMissy Elliotのステージを見てHOT PINKを思い出し、やたら長い前振りを経てここまでやってきました。ほんとMVについても言いたいが、さすがに長すぎる。近いうちに第二弾やります笑。
ここまで読んでくれた方いましたら、ほんとにありがとうございました!
K-Popとサンプリングについて
最後に少しだけ。今回サンプリングについて書きましたがどうだったでしょう。K-Popでもかなり取り入れられているのでEXIDに限らず様々な曲があります。
あの有名な曲でも使われていたのか!となることが多いので、また違うアーティストでも書いてみようかと思います。
*ちなみにおまけですが、Missy Elliottは実はK-Popと関係性があります。KCONがLAで行われた際にG-DRAGONとステージに出ています。というか曲リリースしています。その時の動画を貼っておきます。
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