LOONAがEP[#]をリリース。So Whatで1年ぶりのカムバック!

LOONAが約1年ぶりのカムバック

 

遂にこのときがやってきた!!!

 

約1年ぶりにLOONAがカムバックを果たしました。Jaden Jeongは離れ、バラードアルバムはお蔵入り。とある会社と揉めたと思えば、その反動で世界中でLOONAの[X X]が1位になったりと様々なことがあったLOONA。前回のカムバック以降、本当に色々あったのだが、やっとカムバ!こんな嬉しいことがあったでしょうか。

 

2月は様々なグループがカムバックをするので、とても楽しみな月。そんなアツい2月のカムバック合戦の中でいちばん楽しみだったのは、もちろんLOONA。LOONAの魅力は人によってかなり変わってくるだろうが、自分が思ういちばんの魅力はやっぱり曲。いい意味でK-Popらしくないスタイルで、本当にかっこいい。幅広く様々なスタイルを見せてくれるのはLOONAしかいない気がする。しかもどんなスタイルに挑戦してもクオリティが落ちることは一切ない。

 

 

そんなLOONAの新しいEPである[#]。自分はサブスクだとApple Musicを使用しているのだが、LOONAは最近再びApple Musicから曲を消していた。そんなこともあり、リリースされてからしっかり聴くようになるまで日数がかかってしまったのだが、遂にタワレコでCDの販売が始まったということで早速購入し、がっつり聴き始めたのでブログを書こうと思う。

 

 

自分はLOONAの考察とかはせず、完全に人任せになっているのでMVの意味なんかは毎度のことながら書きません笑。純粋に[#]というアルバムの感想になります。あと毎回Apple Musicの曲のリンクを張っているのですが、配信されていないのでありません。公式ではないもののリンクをブログに貼る気もないので、曲を貼りながら感想を書くことは今回難しいかと思います。なのでYouTubeや他のサイトなどでご自身で曲を聴いてください。すみません。

 

 

では始めていきます!

 

 

 

 

LOONA - [#] 

 

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今回のLOONAのアルバムは全部で6曲入り。いつものように限定盤には隠しトラックとしてもう1曲収録されています。自分が購入したのは限定版なので、7曲のレビューとなります。ちなみに限定盤は2種類あります。

 

 

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トラックリストはこちら。今回のアルバムはこのクレジットを見てもわかるように、いつもと作曲のメンバーが違います。MonoTreeがいないのがポイント。LOONAの曲といえばMonoTreeという人も多いのではないでしょうか。自分がLOONAに本格的にハマるきっかけとなったODD EYE CIRCLEの曲はもちろん、メンバーのソロ曲、他のユニットの曲、完全体としてデビューした後の曲と様々なところでLOONAの曲と関わりがあります。

 

そんでもって今回はSMのイスマンがプロデュースに参加しています。別の事務所のグループをプロデュースしたのは初!ということですが、これは諸刃の剣になる可能性があります。SMはいい意味でK-Pop。なのでLOONAみたいないい意味でK-Popらしくないグループとは相性が本当にいいのか?という不安が自分にはありました。LOONAがただのK-Popグループみたいになってしまうのでは?かっこいいけどなんか違うという風にならないか?という不安。しかしうまくいけば大衆的だけどかっこいい曲を作ることもできるという点。SMのアーティストを見てみると直球K-Popから、一癖二癖もあるK-Popアーティストまでいる。さらにイスマンが参加したということでの注目度。これも注目されたと同時に、人気が出たらイスマンが参加したからな〜と言われてしまう可能性もある。そんな諸刃の剣。期待と不安。

 

MonoTreeのメンバーと今回は曲を作っていないこと、イスマンの参加、さらにJaden Jeongが離れたことなど、ファン目線としては不安なことが多いカムバだったのでは?

 

 

さらに曲作り以外でも不安になったことが。それは今回のカムバックの活動にハスルが参加していない。久しぶりのカムバだ!と思ったら11人ということで残念な気持ちは少しはあるが、本人の健康がいちばんなのでそれに対する文句は全くありません。焦ることなく、好きなだけ休んでもらいたい。

 

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ちなみに最近アップされたLOONA the TAMでは12人全員がいる姿を見れるので、こちらも今回のカムバックの活動に合わせてどうぞ!

 

 

そんな様々な不安要素のある今回のカムバックですが、先に言っておくと[#]は全ての不安を吹き飛ばすぐらい最高な作品です!まあLOONAだからなんとかなるでしょ!ぐらいに思っていた自分の予想を、いい意味で裏切られました。

 

 

1. LOONA - #

 

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1曲目は#。いつも通りアルバムのタイトルと一緒の名前の曲が1曲目になっています。当たり前なのですが2曲目のSo Whatとの繋がりも抜群。個人的にLOONAのこの1曲目イントロで2曲目にドカン!という関係性が大好きで、なんか一気にアルバムの世界観に入り込む感じがする。日本では浜崎あゆみが昔からこのスタイルを採用している。もっとみんなやっていいぞ!

 

 

2. LOONA - So What

 

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こちらが今回のタイトル曲であるSo What。初めて聴いたときの感想はかっこいいけど、いつもよりK-Pop感が強い!というものでした。おそらくその要因はこの曲に参加しているIMLAYによるものでしょう。彼はSMの人。よってK-Pop感が出るということでした。これはイスマンが参加している影響でしょう。ただこう書くと悪い風に捉えられてしまうかもしれませんが、決してそうは思いません。確かにK-Pop感が強い曲という感想はブレませんが、今までのLOONAのどの曲にも当てはまらないスタイルということになります。それがいい意味で新鮮というか。個人的には結構楽しめました。まあLOONAが好きな人の中にはしっくり来ない人もいるとは思いますが。

 

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ちなみにこの曲の作曲に参加しているDavid AnthonyはOH MY GIRLの曲をいくつも手掛けており、自分がOH MY GIRLの曲の中でいちばん好きなLIAR LIARも作っています。この曲OH MY GIRLの見た目と正反対にあるようなゴリゴリのトラックで大好き笑。ものすごい曲だと思う。

 

 

話をLOONAに戻すと、とにかく普段とは違う雰囲気の曲だということです笑。ティーザーとかを見た感じ、作曲のメンバーもいつもと違うし、もしかしたらトラップの要素入るかな?なんて思ったけど、そんなことはなかった。そしてMVはいつもの感じ。ぼーっと見て楽しむこともできるけど、知識がないと意味不明なMV。意味とか過去のMVとの関連性とか考えだすと大変。でもそういった部分のLOONAの面白さは全くなくなっていなかったのでよかった。

 

 

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So Whatの動画を1つ。LOONAは韓国のアイドルだということは知っているし、理解している。普段出演している番組や動画なんかを見てもそう。しかし!あの世界観と曲のかっこよさがどうしても頭から離れないため、制服の上にでっかいパーカー着てるぞ!!!!とか思ってしまう笑。制服のモデルをやっていたときは何とも思わなかったが、LOONAの曲やMVのときのかっこいい衣装と同時に出てくると変な感じがするのは自分だけだろうか。いまだに慣れない笑。

 

 

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これなんかもそう笑。というか今回のカムバは様々な動画がアップされているので楽しい!

 

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ちなみにSo Whatを作曲したDavid Anthonyのインタビュー動画もある。これはさっき見つけたばかりなので、おそらく見逃している人もいっぱいいるだろう。というわけでこれからもまだまだSo Whatの活動は続くので楽しみだ。

 

 

3. LOONA - Number 1

 

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この曲は公式でアップされているものがないし、Apple Musicにもないのでメドレーのリンクを貼っておく。この曲以降もない曲があるので、このメドレーでカバーしてもらいたい。LOONAがカムバックを果たし、自分がCDを買ってがっつり聴き始めるようになるまでの期間、いちばんお気に入りだったのがこのNumber 1。LOONAらしさのある曲でテンポも良く、いい意味で軽いがあって最高。So Whatとメリハリがあるのもいいし。イスマンが参加することで、ゴリゴリK-Popかな?と思っていたが、この曲を聴いたあたりからその不安はなくなった。

 

この曲の作曲に参加しているminGtionはここ最近でものすごく見かけるようになった気がする。DAY6やGWSN、SNSDのテヨンなど。個人的にRed VelvetのTime To Loveで名が広まった気がするので、そのSMの繋がりで今回参加したのかなと思う。またこのブログで書いたことのあるものだと、Weki MekiのTiki-Taka(99%)にも参加している。2019年ものすごく活躍していたので、今年も楽しみだ。とにかくNumber 1はかっこいい!

 

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leggodesu.hatenablog.com

 

 

4. LOONA - Oh (Yes I Am)

 

この曲もめちゃくちゃかっこいい。そしてLOONAらしい曲。オリビアヘのRosyに2stepとかの要素をプラスした感じの曲というか。SMのイスマン的に考えるとf(x)の4 Wallsみたいな感じ。いい意味でLOONAのB面の曲感がものすごい。この曲がいちばんっていう人も多そう。GWSNが好きな人なんかにもよさそう。というかこの曲に参加しているCoach & Sendoは実際にGWSNの曲に参加しているし笑。ちなみに1曲目の#を作ったのもCoach & Sendoだよ!

 

もう少しCoach & Sendoの話をするとSHINeeの曲もいくつか作曲している。これも先ほどの曲に引き続き、イスマン効果だろう。同じくこの曲に参加しているLe`monもGWSNの曲を多く手掛けている。LOONAとは以前から関わりがあり、Perfect Loveに携わっている。ちなみに自分がLOONAの[+ +]でいちばん好きだった曲がPerfect Love。今回のOh (Yes I Am)もかなり好きだったので、LOONAとの相性は抜群だ。

 

 

5. LOONA - Ding Ding Dong

 

この曲も3曲目と同様にminGtionが参加。もうひと方も普段minGtionと曲を作っているのでいつものメンバーという感じ。曲は軽快なトラックの上に程よく韻を踏んだリズム感のあるメロディーで歌っているので、さらに軽快さが増している。歌詞は可愛らしい感じで個人的にはLOONAの1/3のときの曲に近い雰囲気かな?と思う。その理由とはDing DIng Dongにニュージャックスウィングの要素を感じることができるからかな?

 

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LOONAのニュージャックスウィングの曲といえば、この2曲がパッと思い浮かぶ。You and Me Togetherなんて1/3の曲だし、I'll Be Thereはヒジンとヒョンジン。2人が所属するユニットは1/3。このことからもこのDing Ding Dongがいかに1/3の曲に近いのかわかるだろう。Ding Ding Dongに関係ないけど、このI'll Be Thereの撮影場所は東京。道を歩いているシーンは渋谷、原宿、表参道であそこらへん一帯。調べたりしなくてもヒジンとヒョンジンのいる場所の95%がわかるというのが面白い。わからない5%なんて一瞬映る特徴のない場所とかだから、多分実際に渋谷とかに行って同じ場所を歩いていれば見つかる。なんかこの感じって面白いよね。実際にLOONAを見たことはないのに、LOONAのいた場所は普段自分がよく通る道だったりするのだから。しかもそれが東京でロケをしたからとか関係なく、自分がかなり好きなI'll Be Thereという曲というのもポイント。

 

 

Ding Ding Dongの話に戻すと、そんなニュージャックスウィングの要素のある曲で、可愛らしく軽快。さらに歌い方まで可愛い感じで、喋るように歌う部分が特徴的。ただHi Highのようなタイプの可愛らしさではない。このアルバムの中でいちばん聴きやすい曲だと思う。ただ自分的にはそこまで好みではない笑。かっこいいとは思うけど。というかNumber 1とOh (Yes I Am)が自分の好みすぎる気がする。

 

 

6. LOONA - 365

 

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続いて365。MVがあって助かる!この曲は去年リリースされており、Premier Greetingでも歌われていたし、[#]のショーケースでも披露されていた。

 

去年の12月にLOONAが新曲出すぞ!とアナウンスされたとき、やった〜!!!と期待していて、365の考察も見てワクワクしていたら、まさかの365がこっち系の曲で悪い意味で予想と違ったのにはびっくりした笑。別に悪い曲というわけではないのだけど、こっち系の曲ね!ってなった。意外とLOONAってバラードって感じの曲ないよね?だからこうなるとは思っていなかった。自分が元々バラードを聴かないからというのが大きいけど。R&Bらしいバラードは聴くけど、直球バラードはねえ。これは完全に好みの問題。

 

 

 

とまあ本来ならここまでで終わるのだが、隠しトラックがあるのでその曲について触れておこう。

 

 

7. LOONA - Day & Night

 

これが隠しトラックだって?アルバムでいちばんかっこよくないか?何してるのLOONA!!!!

 

これが感想です笑。LOONAが完全にUK Garageを自分のものにしていますね!完璧ですね!最高です!なぜこの曲が隠しトラックなのだろうか。強いて言えば2stepの要素がOh (Yes I Am)と被ってるからなのかな?いや、でも隠す必要はない。この曲は誰が作曲したのだろう。イスマンが関わっていないから隠しにしたのかな?流れを崩さないために。または歌詞にOhやSo Whatという単語が出てくる。これらは今回の他の収録曲の名前。それが関係しているのか?ということも考えられる。LOONAって全て伏線なのでは?と思わせてくるから、これもありえそうな気がする。

 

まあそんなことはどうでもいい。この[#]でいちばんかっこいいと感じているのだから。CDを買うまではこの曲の存在を知らなかった。Number 1がいちばん好きだった。でもタワレコで限定盤を買い、家でパソコンに取り込み、何気なく隠しトラックを聴いてみたら。ただただ驚いた。

 

 

完全にベジータが地球に初めて来たときのヤジロベー。姿を隠していたのに、ここぞ!というタイミングで現れ、大猿化したベジータの尻尾を切り落としたときのヤジロベー。伏兵ながらMVP級の活躍。それがこのDay & Night。CDの中に隠れていたのに急に現れ、心を持っていった。

 

 

 

LOONAの[#]をじっくり聴いてみて

 

というわけで全曲の個人的な感想でした。365はすでにリリースされていたのでそれを1曲目の#は流石に入れるのはおかしいと思うので別とすると、新曲5曲中4曲がお気に入り。しかもほとんどが結構なお気に入りということで、かなり当たりアルバムだったのではないかと思う。[+ +]と[X X]に引き続き、[#]まで当たりとなるとLOONAは手のつけようがない怪物グループと言っていいだろう。

 

今回のアルバムに対する不安な要素はなんだったのか。そんな心配必要なかった。ハスルのことだけ考えて、曲に対する不安なんて必要なかった。でもやっぱり隠しトラックのDay & Nightが自分の中でいちばんというのはどうかと思う笑。名曲なのに埋もれたりしない?まあ今回実感したことは、やっぱりLOONAは過小評価されているグループだということだ。こんなにも安打製造機なのだから、もっと評価してよくない?みんな気づいて!

 

 

 

おまけ

 

ちょっとだけ動画やリンク貼りたいものがあったので貼っておきます。

 

 

LOONA - Change

 

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最後に1つ動画を貼っておきます。なんか個人的に面白かったので。1999年の曲をカバーしています。キムリプのコスプレ?ものすごく似合ってます。

 

 

LOONAがTikTokを始めたよ

 

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ちょっと前にLOONAがTikTokを始めたので、興味なかった人もこの機会にアカウントを作ってみてはいかがでしょうか?

 

 

The Showなどカムバの活動に関する投票も続々と始まっているので、よければぜひ!ではまた!

 

 

 

Photo by Twitter(@loonatheworld)

©︎BlockBerryCreative, 2019.

 

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Apple MusicでK-Popをメインにプレイリストを公開しているので、よければぜひ聴いてみてください!

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