ここに来て新しいスタイルを披露したEXIDのB.L.E.S.S.E.D
EXIDが帰ってきた
EXIDのメンバーたちがバナナカルチャーを去ってから、気がつけば1年以上が経過した。以前のアイドルとしての音楽活動からドラマや舞台など、活動の幅を広げたメンバーや音楽活動を継続しているメンバーなど現在活躍する場所は人によって様々。今でももちろんEXIDのメンバーたちのことは変わらず応援しているが、やっぱり5人が揃っている姿を恋しく感じる部分はある。
そんな自分だけでなく、すべてのLEGGOが望んでいる姿を見ることができる動画がアップされた。それは日本でリリースされるEXIDの新しいアルバム『B.L.E.S.S.E.D』に収録されるタイトル曲のB.L.E.S.S.E.DのMVがアルバムに先立ち、YouTubeで公開されたのだ!
Photo by Twitter(@EXIDjpofficial)
というわけで今回はそんなEXIDの新曲『B.L.E.S.S.E.D』を紹介しようと思う。
EXID - B.L.E.S.S.E.D
今回の新曲もm-floの☆Taku Takahashiがプロデュース。日本でのEXIDの曲といえばこの方!日本デビュー当時からずっとEXIDの曲に携わってくれている。ファンとしてはありがとうございます!という言葉しか出てこない。そんな新曲『B.L.E.S.S.E.D』だが、今までのスタイルとは明らかに違う。しかもそれは日本での曲に留まらず、韓国でリリースされたEXIDの曲を含めたとしても、今まで同じようなスタイルの曲はなかった。
今までにない雰囲気のトラック
まず曲の出だしはいかにも歌モノって感じのビートで、J-Popのスタイルの中にバラードやR&B、マーチングバンドのような雰囲気がある印象で、J-Popらしさがある時点でEXIDらしくない。これまでにEXIDが日本でリリースしたタイトル曲であるTROUBLEとBad Girl For Youにはなかったスタイルだ。
そしてサビではm-floらしさを感じられるビートに。m-floのmiss youみたいな。☆Taku Takahashiが携わっているというだけあって、以前EXIDがリリースしたBreak My Heartでも採用されていた。
そしてLEのパート。ここは最初のビートにプラスで連続するハイハットが追加されている。ハイハットが連続するといえばトラップ。トラップといえばラップ。ラップといえばLEという流れでぴったり当てはまる。ただB.L.E.S.S.E.Dの場合はトラップみたいな機会的な音のハイハットを採用するのではなく、バンドのような生の音?のハイハットを採用しており、トラップビートっぽさはあるけどめちゃくちゃ薄いというか。ヒップホップ的な要素をこっそり投入しているといった感じ。しかもLEのバースの中で徐々にハイハットの音の印象が弱くなっていく仕掛け付き。めちゃくちゃかっこいい。気付いたらスピード感はキープしつつも柔らかい印象になっている。
そしてその流れで始まるソルジのパート。歌メインのかなり落ち着いたビートに変化している。これがサビ前の溜めになっているわけだが、ラップパートからいきなり落ち着いたパートになったら繋がりがガクッとなってしまう。ただB.L.E.S.S.E.Dではそんな心配は不要。LEのパートで自然と柔らかい印象に戻っていったおかげで、ソルジのパートにヌルッと入ることが出来ている。素人が何言ってるんだ!って感じかもしれないけど、めちゃくちゃすごい。ここまでずっと自然に曲が流れているのは、細かい部分がすごいからなのだと思う。
ソルジパートが終わってからはもうエンディングまで一直線。サビの勢いのまま駆け抜けていく。曲全体の印象はこれまでのEXIDの曲でいえばBreak My Heartがいちばん近い気はするが、やっぱり違う。韓国でリリースした曲だとI KnowやNo Way、Think Aboutなんかが近い気はするが、こちらもやっぱり全然違う。ということはB.L.E.S.S.E.Dは完全にEXIDとしては新しいスタイルの曲だと言えるだろう。ここに来て新しいスタイルを披露するなんてどういう事!って感じだ笑。韓国で現在活動していないのに適当になることなく、新しい手札を見せてくるEXIDは素晴らしい!逆に新しすぎて既存のファンからの評価はどうなのか?ちょっと心配である。久しぶりに出した曲がこういう感じなのかい!みたいな笑。
特殊な映像を少し入れるだけで印象が一気に変わったMV
MVの内容の話をすると、EXIDのメンバーたちがホームパーティーしている姿は感動もの。EXIDが5人....揃っている....という感動。これだよこれ!的な。EXIDが5人が揃っただけで勝ち like エクゾディア。
サビのシーンでEXIDがはしゃいでいるということ以外にも重要なポイントがある。iPhoneのインカメで撮影した動画がぶっ込まれてるのが本当に最高。この映像が入るだけで一気にホームパーティーが本当のホームパーティーっぽくなる。実際にパーティーをしているわけではない。これはすべて演出。MVの撮影でセットである。なのにiPhoneの動画が入っただけで、実際にメンバーの家でパーティーを開いていた感覚になるのだ。これ本当にうまいと思う。めちゃくちゃ絶妙。演出なのにリアリティが一気に出てくる。凄すぎ。このちょっとした工夫でMVが一気にかっこよくなったと思う。
フレッシュさ溢れるEXID
あと5人がカメラに向かって笑っている姿が、ものすごい若くてフレッシュなグループっぽい笑。こういうのって昔のK-Popグループが日本でリリースした曲でよくあったイメージがある。以前のJ-Popっぽいスタイルというか。KARAがよくやっていたイメージがすごくある。あとは新人のグループがする印象。ここに来てEXIDがめちゃくちゃフレッシュなカメラワーク使ってるのには食らった。渋い。
あとMV全体としては全然踊らないスタイルというのも斬新。ウィアレの影響もありEXID=ダンスという印象は少なからずある。なので踊らないMVも完全に新しいスタイルだ。
B.L.E.S.S.E.D
— m-flo_official (@mflo_official) July 17, 2020
Lyrics:Minami (CREAM), EIGO
Rap Lyrics:LE
Music:☆Taku Takahashi (m-flo, https://t.co/GPdNKbi7ix), Minami (CREAM)
Arrangement:☆Taku Takahashi (m-flo, https://t.co/GPdNKbi7ix), Mitsunori Ikeda(Tachytelic Inc.)#EXID
というわけで今回の新曲『B.L.E.S.S.E.D』については以上です。最後にこの曲のクレジットを。まさかのCREAMのMinamiが参加。eillやオカモトレイジなど今まで様々な人をぶっ込んできていたが、個人的にこれまでのメンバーの中でいちばんびっくりした。そこかよ!みたいな。EXIDと通じる部分なんてMinamiとLEががっつりヒップホップ畑の人という共通点ぐらい。すごく面白い。CreamのMinamiのことを知らない人のためにMVを貼っておきます。Minamiが所属するグループのCREAMの曲。ちなみに客演で参加しているKOWICHIはMinamiの彼氏です。ちなみにEXIDのアルバムに収録されるもう1つの新曲『OFFICIAL』にもMinamiは参加しているので、こちらもお楽しみに!
#EXID
— EXID Japan Official (@EXIDjpofficial) July 17, 2020
8月19日リリース 🎉
EXID Japan 2nd Album「B.L.E.S.S.E.D」
MV(Full Ver.)公開!
📺 https://t.co/O7HRKBQ5Vl
そして、全曲視聴トレーラーもオープン!
詳細はこちらから▶️https://t.co/SDGEPoGKR3 pic.twitter.com/wIjaZUZDiR
というわけで今回はここまで。この曲が収録されるアルバム『B.L.E.S.S.E.D』は8月19日にリリースされます。収録曲の視聴は上のツイッターのリンクから可能。最後に先日リリースされたソルジの新曲とヘリンのダンス動画の紹介をします。ではまた!
Solji - Rains Again
ソルジが新曲をリリース。Rains Againは本当ソルジの曲って感じ。ああ!ソルジはこれだよこれ!って感想しか出てこないので、とりあえず聴いてみてね。ちなみにMVは2パターンあってドラマ仕立てのものとソルジバージョンがあります。こちらはソルジバージョン。
歌番組に出演したソルジの応援に行ったハニとジョンファの姿を見ることができます。こちらの動画はLEGGO必見。見ていなかった人はぜひ!
Hyelin - My Oh My
久しぶりにアップされたヘリンのYouTube動画はまさかのダンス動画。個人的にヘリンが他人の曲でダンスをするイメージがほぼなかったので、めちゃくちゃ新鮮に感じた。カバーしたのはCamila CabelloのMy Oh My。ヘリンが床に転がってるイメージもない。かなり新鮮で楽しめるので、こちらのチャックまだの方はぜひ!今回使用した曲のリンクも貼っておきます。原曲では客演にDaBabyがいます。
My Oh My (feat. DaBaby) - カミラ・カベロ
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