LEGGOですブログ | K-POPを主観100%で語る

ヒップホップ好きが気づいた時にはK-Popに夢中になっていた件。

アイドルからアーティストへ。DAWNが『DAWNDIDIDAWN』をリリース

DAWNがソロとして初のアルバムをリリース

 

最近個人的にめちゃくちゃ注目している韓国の音楽事務所がある。その事務所はP NATION。カンナムスタイルでお馴染みのPSYが設立した事務所で、所属している歌手がとにかく個性的。そして実力派ばっかり。そんなP NATIONが設立され最初にアナウンスされた所属アーティストの中に含まれていたのが、今回紹介する元PENTAGONのイドンだ。

 

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PENTAGONに所属していた時からめちゃくちゃ似合っていたイドン。またTriple Hというユニットで同じくPENTAGONのフイと事務所の先輩となるヒョナの3人で活動をしていた。しかしその後ヒョナと付き合っていたことが発覚、事務所の先輩後輩という関係性やTriple Hのコンセプトなど様々なことから、このニュースに対する意見は圧倒的に否定的なものが多くヒョナとイドンはCUBEエンターテイメントを離れることになった。

 

2人とも実力と人気があったし、かなり勿体無いな〜と個人的には思っていた。アイドルの恋愛はご自由にどうぞ派な自分だったけど、Triple Hのコンセプト的に実際に何もないけど匂わせるような雰囲気、ちょっと危うい怪しげな雰囲気がかっこよかったのに実際に付き合ってましたとことで完全にコンセプトが潰れたのは流石にあれだと思ったが笑。グループのかっこよさが1つのニュースで全てなくなったし!

 

 

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ただ2人の面白かったポイントは炎上をしっかり活かして楽しませてくれたこと。メディアに出るときはほぼ100%で2人セットだったし、雑誌のグラビアとかも2人でしていた。きっかけはバッシングだったけど、集まった注目を生かしてカップルだからこそできることをしまくっていた感じ。かなり面白かった。

 

ただ音楽活動に関しては休止。やはり事務所を離れたのは大きかっただろう。それにアイドル出身だけどカップル、バッシングで事務所を離れたという普通のK-Popの事務所目線で考えると明らかに扱いにくい2人になっていた。自分は事務所を立ち上げるかな?という予想だった。そんな中PSYが事務所を立ち上げるというアナウンス。そしてその初期メンバーにジェシ、ヒョナ、イドンが所属するという発表。めちゃくちゃびっくりしたよね。PSYというK-Pop的には癖のあるアーティストが立ち上げた事務所に癖のある女性ラッパーのジェシ。それに話題のカップル。知名度も実力もあるけど曲者ばかりという、かなりエキサイティングなメンバーたちで構成されるP NATION。今後伸びるぞ!というのが最初の感想だった。

 

 

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P NATION移籍後、音楽活動も再開。MONEYをリリースした。そして今回遂にPENTAGONイドンではなく、P NATIONのDAWNとして初めてのミニアルバム『DAWNDIDIDAWN』をリリースすることになった。

 

今回のブログでは注目の事務所であるP NATIONのDAWNのアルバムを聴いていこうと思う。

 

 

 

 

 

 

DAWN - DAWNDIDIDAWN

 

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©︎2020 P NATION Corporation. All rights reserved. | Photo by Twitter(@OfficialPnation)

 

今回のDAWNDIDIDAWNはEPということもあり全部で5曲。やっぱりこのアルバムの注目ポイントはイドンが積極的に裏方にも参加しているというところではないだろうか。

 

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全ての曲の作詞作曲にDAWNのクレジットがある。PENTAGONのときも裏方に参加していたことはあったが、アイドルなのでアルバムの全曲にクレジットされるということはもちろんなかった。そういった意味でも今回のアルバムは今までのイドンとは全く違う。ちなみに作詞作曲にはPSYやCrushなど他のP NATIONのメンバーやPENOMECOなども参加している。あれだけセットなイメージがあるヒョナが変に絡んでないことが、話題性を狙った遊びのアルバムではなく本気のアルバムということを意味しているだろう。

 

 

1. DAWN - DAWNDIDIDAWN Feat. Jessi

 

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まずは今回のミニアルバムのタイトル曲となるDAWNDIDIDAWNから。客演には同じP NATIONのJessi。タイトルも面白くてDAWNのDAWNDIDIDAWN。韓国語で書いても던の던디리던。テンション的には「しんぶんし」や「やおや」みたいな回文のテンション。実際には違うけどね笑。自らの名前をタイトルに入れて遊んでる感じが面白い。

 

曲もめちゃくちゃ最高。K-Pop+00年代のヒップホップ+現代のヒップホップみたいな曲でトラックがとにかく最高。そしてDAWNとJessiの歌とラップも抜群。でもやっぱりこの曲のいちばん好きな部分やビートかな!

 

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完全にJuelz SantanaのThere It Goのテンション。これに現代のヒップホップの象徴であるトラップをプラス。そしてそれをK-Popのスタイルに仕上げたのがDAWNDIDIDAWNの個人的な印象である。このJuelz Santanaの曲にトラップをプラスしたK-PopといえばBLACKPINKのWHISTLEが思い出されるが、DAWNのそれとは全く違う。似たような素材を使ってもシェフが違うと別の料理になることを実感することができた。

 

 

MVに関してはいつも通りイドンはがっつりメイクスタイル。韓国の男性でダークメイクがいちばん似合うのはイドンなんじゃ?と思うぐらい似合ってる。Shineで完全にメイクオッケーキャラを手に入れたよね。あと相変わらず顔面がヴァンパイア。俳優業を始めたら絶対に吸血鬼の役をしてほしい。映像で初めてイドンを見たときからヴァンパイア顔だな〜って思っていた。そして時は流れ、実際に目の前でじっくりイドンを見る機会があったのだけど、生のイドンくんもめちゃくちゃヴァンパイア顔だった。この表現あってるよね?みんな吸血鬼にぴったりって思ってるよね???

 

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2. DAWN - Still Feat. Crush

 

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2曲目も同じくP NATIONからCrushが客演に参加。さっきのテンション高めのヒップホップからは一変、歌モノの曲となっている。韓国のラッパーならではの歌モノスタイルの曲って感じで客演のCrushが普段からやってそうな雰囲気がある。アイドルのB面の曲というよりは完全に韓国のラッパーやアーティストのB面という感じ。CrushはもちろんDEANやDPR LIVEのような雰囲気もある。比較している人たちがアイドルではなくアーティスト。イドンのいるステージが以前とは違うのは明らかだ。

 

客演にCrushを引っ張って来れるのは強い。P NATIONの繋がりは本当に強くなっていく。少し前にP NATIONが新しいアーティストを迎えることを発表した。その人物はHEIZE。すごくない?HyunA Feat. HEIZEやJessi Feat. Crush & HEIZE、PSY Feat. HyunA & DAWNなどどんな風に組み合わせても魅力的にしかならない。内側のアーティストの組み合わせだけでかなりワクワクするものを作れるのはやばすぎる。作詞作曲もできちゃうし。P NATIONがパワーハウスになりつつある。

個人的に思っていることなんだけど、P NATIONにEXIDのLEも参加してほしい。絶対フィットすると思う。

 

 

3. DAWN - Tantara

 

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3曲目のTantaraも歌モノ。この曲はやっぱサビでしょ!この感想だけでいい気がする。静かなスタートからサビ前の溜め。ガツンと盛り上がるのかなと思ったら予想外の展開と音たち。いい意味でK-Popらしくない雰囲気の曲なんだけどめちゃくちゃかっこいい。3分以下とまとまった作品になっているのバランスがいい。ダレることなく気持ちいい長さで終了する。実際に聴いてみてほしい1曲。

 

 

4. DAWN - Butterfly

 

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Butterflyも歌モノ。DAWNDIDIDAWNの印象がガツンと来るのでそっちに持ってかれそうになるが、ここに来て完全に気づくよね。イドンのアルバムは歌が中心だと。Butterflyというタイトルにぴったりのトラック。このアルバムの中で美しさがいちばん目立つビート。歌い方から優しさや儚さ、揺れる感じが伝わってくる。ヒップホップのトラップ的なハイハットが入っているのにも関わらず、ハードな感じにならないのはすごいバランス。

 

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LOONAもそうだけど、Butterflyというタイトルの曲は美しい雰囲気の作品ばかり。

 

 

5. DAWN - Ordinary Night

 

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イントロを聴いた感じでは3曲目のTantaraっぽい感じになるのかなと思ったけど全然違った。最初ギターの音から始まったと思ったら、歌い出しでトラップに変化。サビは今回のアルバムの中でいちばんK-Popって感じだし。印象的なギターと口笛で始まった曲だけど最後まで残っていたのは口笛の音のみ。イントロはイントロでしかなかった、曲のフリでしかなかった。聴き始めた瞬間の印象と聴き終わった瞬間の印象が全然違った1曲。

 

 

 

 

 

アイドルからアーティストになったイドンの姿

 

このアルバムを聴いた印象はアイドルからアーティストに変化したという感想しかない。アイドルらしいキャッチーさというものは完全になかった。K-Popらしい音の暑さ、いい意味でのうるさい感じもない。タイトル曲のDAWNDIDIDAWNこそK-Popのガツンとくる感じはあったものの、他の曲は完全にアーティストらしい歌モノだった。

 

完全にPENTAGONやTriple Hとは違うイドンの姿がこのアルバムにはあった。全ての曲に作詞作曲として本人が参加していることからもわかるように、本当にイドンが表現したかったスタイルはこういう音楽だったのかなと思った。アイドルという枷がなくなり、自分がしたいことを表現させるようになったイドン。今後の作品もすごく楽しみ!と思わせてくれるものだった。イドンの音楽キャリアの転換となる作品に今後なっていくと思う。

 

 

 

というわけで今回は以上です。最後に1stミニアルバム全体のリンクを貼っておきます。ではまた!

 

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Apple Music: DAWNDIDIDAWN - EP by DAWN

 

 

 

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