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STAYCのカムバは裏切らない!STEREOTYPEは名曲揃いと言い切ってもいいよね

今回が勝負のとき?STAYC(ステイシー)が初のミニアルバムでカムバック

 

2021年9月現在、過去最高レベルでK-Popが楽しみな1ヶ月間を過ごしている。1日のfromis_9から始まり、LOONA、STAYC、BLACKPINK、ITZYという現役の韓国アイドルの中で自分が好きなグループのトップ5全てが、1ヶ月の間に新曲をリリースすることになっている。これほぼお気に入りのグループたちのカムバが被ったことはこれまでなかった。

 

そんなトップ5たちの中でいちばん楽しみにしていたのが、今回ブログで紹介するSTAYC(ステイシー)だ。4月にリリースしたASAPはその月のK-Popの中で無双、その勢いは衰えることなく現在も聴き続けているお気に入りで、2021年にリリースされた全ジャンルの曲の中で現在いちばん好きな楽曲だ。

 

LEGGOですブログ: 【4月K-POP】STAYCのASAP無双。やっぱ3YEはリミックスの方がカッコよくね?

 

 

個人的に大ヒットしたSTAYCのASAPだが、この曲に食らった人は自分だけではなかった。リリースされたときは前作のSO BAD派の人も結構いた印象だったが、徐々にASAPにハマりだす人達が続出。SWITHやK-Popファンだけに留まらず、同業者である韓国アイドルたちの中にもASAPのダンスをしたりする人が続出し、その韓国アイドルのファンたちにも広まっていった。その結果デビュー1年目の新人とは思えないレベルで大ヒット。High Up Entertainmentというマイナーな事務所でありながら、大手の新人たちにも負けないレベルで人気者になってきている。

 

 

日本人からもデビュー当時から大注目だった?

 

考えようによっては韓国アイドルたちがダンスを真似したので人気が出た、運の要素が高かった!という風に感じる人も多いかもしれないが、最初のシングル「Star to a Young Culture」をリリースしたときから注目度を感じるエピソードがある。

 

STAYCのデビュー作に、東京の渋谷にあるタワーレコード限定でオリジナル特典が付けられた。限られた店舗限定とはいえ、STAYCはマイナーな事務所からデビューするアイドル、オリジナル特典付きといっても余裕で買えるでしょ!と思っていたが、なんと予約分で完売。そして追加分も予約で埋まっていた。これには正直かなり驚いていた。だってマイナーな事務所のアイドルだぜ!話題性があったものの、それはコアなK-Pop好きの中での話。しかもここは韓国ではなく日本、しかもK-Pop好きの全員が実際にCDまで購入するわけではない。この出来事からSTAYCのデビューは自分の中でかなり記憶に残っている。

 

 

STAYCが一般層にまで知られるようになってから初のカムバとなる

 

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Photo by Twitter(@STAYC_official)

 

そんな日本でも最初から注目されていたSTAYCはSO BADの時期から積極的に歌番組に出演、ASAPの大ヒットでライトな層にも存在を知られるようになった。Black Eyed Pilseung(ブラック・アイド・ピルスン)という、TWICEの初期三部作などを手がけた人気作曲家がプロデュースしているグループとはいえ、この勢いは尋常じゃないだろう。

 

シンサドンホレンイのEXID、ブレイブ・ブラザースによるBrave Girlsといった有名作曲家がアイドルをプロデュースすることはあったが、小さな事務所であったこともあってか、注目を浴びるまで結構な時間がかかっている。どれだけ有名人が作曲しても、事務所が小さいと埋もれることなんて注目されないことはよくある話。ブラック・アイド・ピルスンのSTAYCも両者と同じような立ち位置なので、2回目のカムバックからバラエティにも積極的に出演し始める大手のアイドルみたいなパターンにはなっていなかった。歌番組への出演回数は多かったし、デビュー前からしっかり絡んでいる1thek Originals周りのコンテンツ以外はあまりなかった。

 

 

そんなSTAYCもASAPが一般層にまでヒットしたことで、今回のカムバックの活動では様々なメディアからラブコールがかかりそうな雰囲気だ。カムバ前からWeekly Idolへの出演がアナウンスされていたし、ELLE KOREAに登場したのにはかなりビックリした。元々楽曲面でのプロモーションに力を入れていたグループが、今回からはバラエティなどにも積極的になりそうな雰囲気。

 

これまでは音楽以外のコンテンツが多い部類のグループではなかったので、メンバーのキャラクターをしっかり掴むレベルで掘り下げていくことはあまりできなかった。自分もふんわりとしか掴んでいない。STAYCは大好きで毎回CDも買っているけど、SWITHと名乗るほど知れてはいないみたいな。多分デビューから注目していたという人でもこういう感じの人って多いと思うんだよね。またASAPからハマった人も本人たちのキャラクターというよりは、楽曲の良さやダンスからという人がほとんどだと思うので、メンバーについて詳しくない人も多いと思う。ただSWITHじゃなくてもSTAYCに興味がある人自体はかなり増えたのは確実だろう。

 

 

そんな音楽が抜群な上にメンバーも全員可愛く、音楽好きからアイドル好きまで、様々なタイプのK-Popファンが注目するようになってから初のカムバック。STAYCに興味があるK-PopたちをSWITHにすることができるのか。今回もみんなが踊りたくなるようなダンスを披露するのか。相変わらず渋すぎる楽曲をリリースしてくれるのか。今回のカムバは大一番になりそうな雰囲気がプンプンする。

 

 

というわけでSTAYCのファーストミニアルバム「STEREOTYPE」の紹介をしていきたいと思います。メンバーの名前やデビューするまでの経緯、グループの由来や彼女たちをプロデュースしているブラック・アイド・ピルスンという人物などについては、前作「STAYDOM」のブログに書いてあるので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。

 

LEGGOですブログ: STAYCがASAPでカムバ!渋いビートも可愛く乗りこなす全てが揃った大型新人

 

 

 

 

 

 

STAYC - STEREOTYPE

 

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Photo by High Up Ent. (http://www.highup-ent.com/stayc/)

 

今回のミニアルバムは全4曲。タイトル曲はアルバムと同名の「STEREOTYPE」で1曲目。プロデュースはもちろんブラック・アイド・ピルスン。

 

 

1. STAYC - STEREOTYPE

 

 

1曲目からいきなりかましてくるステイシー大先生。STEREOTYPEはSTAYCのメンバー構成が完了した時点で作られた、初のタイトル曲らしい。デビュー曲にならなかった理由は歌詞の社会的なメッセージ性を伝えるには、新人だと影響力が少なく思えたから。

 

ティーザーとしてSTEREOTYPEのサビが前もって公開されていたが、その段階で大好きだったのでどう考えたって自分の好みの曲になることは確定だった。

 

絶対にサビで盛り上がれる曲の流れ

 

というわけで事前公開で食らったパート、つまり今回のサビが個人的にいちばん好きな部分となる。この部分だけ聴いても最高なのだが、真髄はサビへの持っていき方だろう。

 

いつも通り「STAYC girls it's goin down」の掛け声から始まるSTEREOTYPEの始まりは、K-Popとしては比較的大人しめ。シンプルなメロディとボーカル、音が追加されてもK-Pop特有のいい意味でのうるささというものはない。ただサビまでの流れはシンプルではあるものの徐々に高揚感が高まる仕様になっており、その気持ちはサビで爆発する。

 

一般的なトラップよりも連発されるハイハット、すでに安定感を感じるシウンとユンのボーカル、声だけですでに勝っているジェイのI'm a good girl, yeah、バックコーラスも相変わらずかっこいい。またピューン系の音がハイハットのハードさと混じり合ってかっこいい。ビートの変化に合わせて、音の厚みを極端にプラスしているわけではないってのもいい。ハイハットの乱れ打ちだって、事前に小出ししていることで急に現れた感がなく、爆発するべくして爆発したという流れを演出。メロディ的には同じテンションなのに上げて、溜めて、ドカン。

 

ASAPもそうだったけど、サビで盛り上がるための流れを作るのが本当に上手い。来るのがわかっていたとしても、3回全てのサビで100%盛り上がれる。

 

極端なビートチェンジがないことがさらに爆発を生む要因に

 

またK-Pop独特の急激なビートチェンジもないので、最初から最後まで1つの流れとして聴くことができる。そのためサビがさらに目立つ結果に。

 

低音ガンガンのラップパートを持ってきて変化を!みたいながっつり変化タイプの曲だとどうしてもその部分が目立ってしまうため、いちばん記憶に残る部分がサビではなくなってしまう可能性がある。TWICEのLIKEYなんかがいい例だ。小節としては短いものの、ダヒョンのラップパートで急にトラップビートに変化する。そのうえ当時はDABのダンスが人気があったこともあって、ダヒョンのパートが来るのを心待ちにしている人が多かった。このように他にわかりやすく意識が持っていかれるパートを作らずに、絶対にサビがいちばん目立つようにしてある。自分がティーザーの段階から大好きだったパートをこんなにも生かすように作られた曲、そんなSTEREOTYPEが嫌いなわけがない。エースを活かすために周りを囲むスポーツチームみたいだ。like ハーデンを活かしたダントーニのロケッツ。

 

 

「偏見を持たず、色眼鏡をかけず、ありのままの音楽を聴いてくれれば嬉しいです」という風にKstyleのインタビューでブラック・アイド・ピルスンが言っていたが、その言葉がそのまま映し出されたような1曲のように自分は感じる。だって韓国語がわからない自分でもめちゃくちゃかっこいいと思えて、純粋に楽しめるようになってるんだもん。ってなわけでアルバムの中でいちばんお気に入り。

 

Kstyle: STAYC、1stミニアルバム「STEREOTYPE」でカムバック…ブラック・アイド・ピルスンが明かす新曲の魅力とは

 

 

サビが盛り上がってみたいなノリがかなりASAPと近く感じたので、前回みたいに1ヶ月おきに新しい好きな部分が見つかりそう。1発目から最高なのに噛めば噛むほど系でもある的な。とりあえず今確定しているのはサビが最高で、サビへの持ってき方も最高ってこと。あと相変わらずシンプルに全員可愛い。全員が好きなグループでも一応いちばんを決めるようにしてるんだけど、STAYCは今のところカムバするたびに変わっているので今回の活動でまた変わりそう笑。現時点ではSTAYCATIONの影響で若干ユンがリードかな?世間的にはメンバーの中で誰が人気あるの?

 

STAYCの"STEREOTYPE"をApple Musicで

 

 

2. STAYC - I'LL BE THERE

 

STAYCの"I’LL BE THERE"をApple Musicで

 

先ほどのSTEREOTYPEはビートとしての流れ、サビに持って行くまでの展開としての流れが特徴的だったが、I'LL BE THEREではまた違った意味での流れが目立っていた。

 

ボーカルとしての流れが超スムース

 

ミニマムなビートに合わせて6人がマイクリレーのように交代で歌っていく。1周回ると同時にビートに少し音が足され2番へ、再び6人のマイクリレーが始まる。韓国アイドルといえば交代交代で歌うのが基本だが、ここまで滑らかに流れていく曲はなかなかない。またこの滑らかな全体のボーカルがミニマムなビートにめちゃくちゃ合う。こんな歌モノを2曲目に持ってくるというのも遊びがあっていいよね。

 

 

3. STAYC - SLOW DOWN

 

STAYCの"SLOW DOWN"をApple Musicで

 

SO BADを思い出させてくれる低音のグライド、そしてダンスやハウス、トロピカルっぽいテンションをSLOW DOWNというタイトルそのままに、落ち着いた雰囲気のビートでまとめあげた。また大きな変化はないものの、細かく変化していくビートはそこにリズム感を与えており、チルっぽさもあるのに乗れるという絶妙なバランスを生み出した。渋いという言葉しか出てこない。

 

アカペラのHighlight Medleyがこの曲はジェイのがっつりラップだったので、もしかしてゴリゴリの曲なのかな?と思っていたけど全然違った笑。

 

 

4. STAYC - COMPLEX

 

STAYCの"COMPLEX"をApple Musicで

 

同意してくれる人はかなり少なそうだけど、自分はCOMPLEXに初期の宇多田ヒカルっぽい雰囲気を感じた。ギターの軽快なメロディのラインをR&B系のビートに合体したことで生み出したグルーヴ感、恋愛もの、2004年生まれもいるという若さ。どう?Automaticとかtime will tellを思い出さない?

 

STAYCのラップといえばジェイのイメージがあるが、COMPLEXでかますスミンのラップもかっこいい。Yeah Yeahと言ってから入るのもいいし。SLOW DOWNのことを渋いと表現したけど、COMPLEXもめちゃくちゃ渋いK-Pop。ってかI'LL BE THEREもそうだったよね笑。

 

 

 

 

 

STAYCもブラック・アイド・ピルスンも最高。もう新人王決定でいい?

 

STAYCのファーストミニアルバム「STEREOTYPE」の紹介は以上となります。このブログを書いている段階ですでにBugsのチャートで1位を記録。この好発進っぷりからいくと、STEREOTYPEでは歌番組で1位を取りそうな雰囲気がバリバリする。こんな言い方は悪いけど、本当に人気があるのか半信半疑だったよね。

 

SO BADの時点から人気で渋谷のタワレコ問題にも触れたけど、それは数が少なかっただけかもしれないし。ASAPも韓国アイドルやインフルエンサー的な人たちがダンスを踊ったから、認知されただけかもしれないし。というかそもそもデビューから1年も経ってない新人な上にマイナー事務所だし。有名な作曲家がプロデュースしているからといって、すぐ人気が出るわけでもないし。歌番組に出まくってるのは単純にプロモーションにお金をかけているだけかもしれないし。STAYCを話題に挙げている人もたくさんいるけど、所詮SNSで目に入ったというレベルの話だし。そんなわけでイマイチ掴めていないグループだったが、ガチで人気がありそうな雰囲気だ。

 

 

これからBLACKPINKリサといった大物のカムバも控えているが、歌番組でも1位を取れる可能性は大いにあると思う。ブラック・アイド・ピルスンのビートはもちろん抜群で、それに合わせるSTAYCのみんなのスキルも抜群。大型新人って言われてるけど、もう新人王でいいんじゃね?自分は今回のSTEREOTYPEを聴いて、そう思ってしまった。それほどタイトル曲はもちろん、アルバムとしてかっこいい作品でした。

 

 

最後にSTAYCのミニアルバム「STEREOTYPE」のリンク貼っておきます。ぜひ聴いてみてください。あと本日カムバックに合わせて行ったショーケースでI'LL BE THEREなどもパフォーマンスしていたので、リプレイが見れるようになったら貼っておきます。ではまた!

 

STAYCの「STEREOTYPE - EP」をApple Musicで

 

 

 

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