【7月K-POP】SF9の名に偽りなし?幅広いアーティストの新曲が輝いた1ヶ月間
意外と広め?な幅でK-Pop楽しめた1ヶ月間
かなり出遅れてしまいましたが、今回も毎月行っている1ヶ月間のお気に入りK-Popを消化する企画をやっていきたいと思います。7月はいわゆる韓国アイドルのK-Popから、アイドル以外のアーティストの曲まで様々な作品で好みのものがありました。
一般的な自分のK-Popの好みは、
- 女性アイドル
- 男性アーティスト
- 女性アーティスト
- 男性アイドル
という順番で、このブログでヨジャを紹介する機会が多いのはこういった理由から。なのでやはり今回のお気に入り紹介でも「女性アイドル」という枠に当てはまる楽曲が多いのだが、4つ全ての枠に当てはまるアーティストが登場する。そんなわけで今回のブログのためにリストアップをした後に一覧を見てみたら、実は7月の幅は広かったんだな!ということに気がついた。
というわけで様々なタイプのアーティストが登場する7月のおすすめの楽曲を紹介していこう!
- 意外と広め?な幅でK-Pop楽しめた1ヶ月間
- 7月のお気に入りK-Pop
- YUKIKA & Pat Lok - The Moment
- Second Aunt KimDavi, ITZY - Break Ice
- SF9 - Tear Drop
- TAEYEON - Weekend
- Moon Jong Up - GOUP Feat. EK
- meenoi - i can't wait! Feat. Loco
- Rocket Punch - JOLLY JOLLY
- DPR LIVE - Hula Hoops Feat. Beenzino, Hwasa
- BIBI - WHY Y Feat. Tiger JK
- Jackson Wang, Internet Money - Drive You Home
- Dreamcatcher - BEcause
- Dreamcatcher - Alldaylong
- MVPは自分たちのスタイルに見事に落とし込んだ楽曲
- 番外編お気に入りソング
7月のお気に入りK-Pop
紹介する順番はリリース順。
YUKIKA & Pat Lok - The Moment
シティポップなどレトロなスタイルを自分のものにし、K-Popファンのみならず音楽好きからの関心も強いYUKIKA(ユキカ, 寺本來可)が、CONECTDという企画でカナダ出身でKitsuneに所属するPat LokとコラボしたThe Moments。ユキカのレトロなスタイルとPat Lokのクラブライクなスタイルが絶妙なバランスでマッチしたレトロだけど踊れる1曲。
UBUNTUエンターテインメント移籍後は新曲のリリース頻度も上がり、ジャンルの幅も以前より広がった。以前の世界観も現在の積極性もどちらもかっこよく、2021年もユキカから目が離せない。9月には日本のアーティストであるFreeTEMPOとのコラボ楽曲が公開予定。逆輸入的な形で日本人のユキカが日本の音楽市場で姿を見せることにな理、こちらのコラボもすごく楽しみだ。
LEGGOですブログ: YUKIKAとPat Lokが異色のコラボ。The Momentは踊れるレトロで名曲確定か?
YUKIKA & Pat Lokの"The Moment"をApple Musicで
Second Aunt KimDavi, ITZY - Break Ice
ITZYが2番目のおばさんキム・ダビ(韓国のお笑い芸人キム・シニョンの芸名)とコラボ曲「Break Ice」をリリースした。「2021年の上手に過ごす方法」プロジェクトの7月走者として両者のコラボレーションが実現した。
Break Iceで初めて企画モノに挑戦したITZY。2番目のおばさんキム・ダビとのコラボということでネタ曲っぽくなっているのだが、低音が効いていたりして意外とハード。こういう企画系の曲って遊びに振り切りすぎて曲はイマイチみたいなパターンがどこの国でも見られるが、音楽的にもしっかり面白く仕上がっているはさすが。現代的なビートでトロット的な歌い方が聴けるのもいい。また企画モノということで普段とは違って、誰でも踊れるダンスをサビに持ってきたのもよかった。TikTokやインスタのようなSNSでもキャッチーなダンスの強みを生かして、積極的にプロモーションを行っていた。
9月24日には遂にITZY初のフルアルバム「CRAZY IN LOVE」がリリースされる。自分は마.피.아 In the morningもGUESS WHOもITZYらしさが感じられて、めちゃくちゃ好きだったのでまだがっつり味がしているのだが新曲がリリースされるらしい。IT'z MEのときもまだ聴きまくってる段階でNot Shyがリリースされた。ITZYってデビューのときから軸はブレずに幅広いことを挑戦している上に高頻度でカムバック、それでいて楽曲のクオリティも落ちないどころか常に上昇。やっぱガールズグループの若手筆頭はITZY一択でしょ!
Second Aunt KimDaVi & ITZYの"Break Ice"をApple Musicで
SF9 - Tear Drop
7月のダークホース。楽曲的にK-Popは男性よりも女性の方が好きということもあって、カムバした日にはチェックしていなかった。ただどんなアイドルでもいわゆるApple Musicのニューリリースの欄に表示されるようなグループは基本的にチェックしている。というわけでカムバから少し遅れてアルバムを聴いてみたらかなりよかった。タイトル曲のTear Dropだけでなく、Love Againなど収録曲もかっこよかった。リリースされてから時間が経っていたのでブログにしなかったが、カムバしてから2,3日以内だったら確実に紹介していた。
そんなSF9のタイトル曲であるTear Dropは、IZ*ONEのPanoramaのようなドラマチックな雰囲気とSHINeeのPrismのような2stepの軽快さがミックスされた雰囲気で、簡単に言っちゃえばいいとこ取り。だからと言って二番煎じになっていることは決してなく、完全に自分たちの良さを引き出して昇華させた。絶妙なバランス感で自分たちのものにした。聴き慣れた要素がTear Dropには入っているので、K-Pop好きなら誰でも楽しめるというのもポイント。
というわけで最初の7月MVP候補はSF9のTear Dropだ。カムバしたときに後回しにした自分を叱りたい。7月5日は男性アイドルが4組も新曲をリリースしたが、個人的にはSF9が完全勝利となった。
TAEYEON - Weekend
最近韓国アイドルの中でもアツくなってきている「00年代ファッション(Y2K)」をメインのトレンドに引き上げそうな写真をティーザーの1発目に持ってきた少女時代のテヨン。バンダナを頭に巻いてギャルな姿を披露したのが個人的に刺さりまくってめちゃくちゃ期待していたのだが、Weekendがあまりにもトレンド直球なファンク系レトロソングだったので、正直最初は期待外れだった。もうこのトレンドには正直飽きてしまっている。実際にK-Popのトレンドとしても支持はされているものの徐々に姿を変え、最近では結構テクニカルでメインというよりはアクセント的な雰囲気で軸に取り入れることが多くなってきていた。
だからこそなのか最初は直球すぎるでしょ!と思っていたものの、逆に直球すぎる曲が聴きたいという気持ちに徐々に変化していった。洒落た上品なハンバーガーも美味しいけど、ベタでジャンク丸出しなマクドナルドのハンバーガーもやっぱり食べたい的な。
また知ってはいたけど、テヨンのビジュアルが最高!ってのも気がつけばWeekendを欲するようになっていた1つの要因となっていた。歌番組の出演数の多かった上に衣装も幅も広く、毎回ビジュアル面でも楽しませてくれた。特にリンクを貼ったカムバックステージの衣装が大好きで髪色やメイク、衣装の全てをピンクと水色で統一。よくよく考えたら実は結構セクシーな部類に入るトップスもニットの素材感でマイルドな印象にまとめられていた。トップスもスカートもハリのある素材感のある生地を採用していたら、結構セクシーな感じになっていただろう。そういうシルエットのアイテムを素材感で変化をもたらせたことにより、可愛い雰囲気のテヨンとセクシーで大人っぽい雰囲気のテヨンが絶妙なバランス感でまとまった。この衣装をMVで採用していないのかは謎でしかない。最高だよね?というわけで2曲目のMVP候補はテヨンのWeekendで決定。
Moon Jong Up - GOUP Feat. EK
Moon Jong Upの"GOUP (feat. EK)"をApple Musicで
B.A.P出身のジョンオプのソロアルバム「US」からGOUP。客演としてMBAのEKが参加。EKがいるということでヒップホップなビートなのだが、最近のトラップを採用したK-PopというよりはDJ Mustardのようなキラキラクラブ系の要素の方が強め。最近TygaとDJ Mustardみたいなタイプのヒップホップ系の曲を聴いていなかったので、懐かしさと新鮮さがちょうどよくてお気に入りに。いわゆる男性のK-Popみたいな曲からバラード寄りの歌モノ、トラップ系R&Bやヒップホップな曲までビートのタイプが幅広く、客演もEKやYUNHWAY、MOONなどヒップホップサイドのアーティストが目立っていた。客演された人物たちからの目線でコラボ曲を聴くのも新鮮さがあって面白い。
meenoi - i can't wait! Feat. Loco
韓国のヒップホップ好きにはお馴染みの8Ball Townからmeenoiの新曲「i can't wait!」がリリースされ、客演には人気者のLocoが登場。「完全なトラップビートだけどキャッチーな歌モノ」という、いわゆる韓国のヒップホップの特徴の1つというタイプの曲。なのでベタといえばベタなのだが、こういう曲も最近聴いてなかったな!ということでお気に入りに。最近はがっつりタイプのヒップホップの方が好きだったが、久しぶりにこういう韓国の曲を聴くのもいいね。
meenoiの"I can't wait! (feat. Loco)"をApple Musicで
Rocket Punch - JOLLY JOLLY
Rocket Punchの"JOLLY JOLLY"をApple Musicで
日本デビューを果たしたRocket Punch。そんな彼女たちのアルバム「Bubble Up!」からJOLLY。最近は日本語バージョンを出すだけのアイドルも多い中、日本オリジナルの曲がメインのEPだったことは高評価しかない。J-Popに寄せた日本人向けの曲ばかりだったので「求めてたロケパンのイルデはこういうのじゃない」という人も多かったかもしれないが、個人的にはこれでよかった気がする。IZ*ONEやNiziUのファンにとっては聴きやすい楽曲ばかりだし、元々韓国の曲もかなりポップでいい意味で誰でも聴ける感じだったので、ロケパンらしいという意味ではかなりぴったりな曲ばかりだ。ぶっちゃけロケパンのイルデに求めていたのはこういうのじゃない!という意見が全く理解できない。ものすごく予想通りでRocket Punchそのものに感じたけど。
ただ日本のアイドルではなく韓国のアイドルなのでK-Popらしさというものはしっかりあって、がっつり鳴っているハイハットみたいに細かく考えると日本のアイドルの曲とは全然違う。というわけでJ-Popを聴かないK-Popリスナーでも楽しめるかと。
ちなみにこのブログでは韓国アイドルやそれから派生したグループなどは日本の曲でもK-Popとして取り扱います。なのでNiziUやJO1、今回のRocket Punchなどイルデで出した日本オリジナルの曲もK-Pop判定していきます。
ロケパンで1つ気になるポイントはアルバムの1曲目がOvertureであること。元AKB48の高橋朱里(ジュリ)が所属しているグループの1曲目がこの名前って、吉本さん笑いを取りに行ったのかな。しかも歌声なしだぜ!確信犯で間違いない笑。こういう細かい部分まで凝っていたRocket Punchの日本デビューは個人的にはかなりの好発進。そしてアルバムの中からいちばん気に入ったJOLLY JOLLYは6月のMVP候補の1曲です。ちなみに日本のアルバム以外にもRing Ringのアコースティックバージョンを7月にリリースしていました。
DPR LIVE - Hula Hoops Feat. Beenzino, Hwasa
meenoiのパターンとはまた違った韓国らしいキャッチーなヒップホップの1曲で、スムースでシンプルだけど夏の気だるい空気が感じられる絶妙なビートが抜群。わかりやすいタイプの夏の曲はアイドルたちがたくさんやってくれるので充分だしね!この気だるい感じがいい。またMAMAMOOファサのバースのアクセントっぷりもかなり効いていて、シンプルに進んでいたのにファサの出だしだけビートが少し変化するのが渋い。
アイドルじゃないK-Popサイドの音楽好きにいちばん支持されているアイドル側の女性アーティストは今だとファサがいちばん強い気がする。DPR周りの曲って基本的に好みじゃないけどHula Hoopsはかなり好きだった。
DPR LIVEの"Hula Hoops (feat. Beenzino & Hwa Sa)"をApple Musicで
BIBI - WHY Y Feat. Tiger JK
先ほどのファサの真逆でアイドルじゃないK-Pop界隈では有名だったが、最近になってアイドルサイドともたくさん曲をリリースするようになり、いわゆるなK-Pop好きにもすごい勢いで認知され始めているBIBI。そんな彼女がdingo freestyleの企画で客演にTiger JKを迎えたWHY Yをリリースした。
今年リリースしたアルバム「Life Is a Bi…」はかなりトラップの影響を受けた作品だったが、dingo freestyleというヒップホップを元々軸にしたコンテンツとの企画では逆にヒップホップから離れ、レトロな雰囲気が強めのビートに挑戦してきた。Tiger JKという年齢が倍以上離れた大御所とのコラボというのも面白いポイント。まだいわゆる現在のメインストリームのアイドルとはコラボをしていないが、EXO-SCとMOONみたいな例もあったので、2021年の後半に人気アイドルとコラボをしたとしても不思議じゃない。
BIBIの"WHY Y (feat. Tiger JK)"をApple Musicで
Jackson Wang, Internet Money - Drive You Home
GOT7ジャクソンがアメリカの有名なプロデューサー集団であるInternet Moneyとコラボしたことは、K-Popとヒップホップが好きな人なら大事件だったに違いない。88risingが絡んでいることを考えたとしても、韓国アイドル出身の人物が現在第一線で活躍しているヒップホップ系の人物とコラボしたことは、これまで全くなかったと言ってもいいレベル。しかもNick MiraというInternet Moneyの中心人物がプロデュースしたんだぜ!そんなことあってたまるかよ。
Nick MiraがJuice WRLDなどとの楽曲で見せた「エモラップ」のようなテンションを少しポップにしたのがDrive You Homeって感じ。トラップだけど普段よりもメロディ強めな雰囲気。ジャクソンは今回全くラップをしないので、Nick MiraやInternet Moneyサイドから曲を聴いても新鮮味がある。同じ日にGOT7のジニョンがDIVEをリリースしたというのも感慨深い。
LEGGOですブログ: GOT7ジャクソンをInternet MoneyのNick Miraがプロデュースはヤバすぎる【Drive you Home】
Jackson Wang & Internet Moneyの"Drive You Home"をApple Musicで
Dreamcatcher - BEcause
ヘビーなロックサウンドを売りにしているK-Popでは特異な存在であるDreamcatcherがちょっぴりマイルドになって登場。BEcauseはいつものゴリゴリバンドなサウンドはキープしつつ、一般的なK-Popの雰囲気も混ざったとても面白い曲だ。ギターなどはバンド的な生っぽい音なのに対して、ハイハットはK-Popやトラップ的な機械的な音だったりとちょっと不思議なサウンドになっている。
Dreamcatcherは音楽的に好きか嫌いかはっきり分かれるタイプのスタイルをしているので全く聴かない人も多いだろうが、今回の若干マイルドになったサウンドは普段よりも受ける幅が広いだろう。自分はどの国の音楽もバンドというか生音っぽい感じの曲は基本的に好みじゃないので、この絶妙なバランス感のBEcauseは聴きやすいを通り越してかなり好きな1曲だ。アルバム通して聴いてみてもマイルドになっている印象が強く、個性をしっかり残した上で幅を広げたのは素晴らしいと思う。まあ元々好きだった人には「コレジャナイ感」がある曲もあるので、受けているのかはわからないが。
Dreamcatcherの"BEcause"をApple Musicで
Dreamcatcher - Alldaylong
Dreamcatcherの"Alldaylong"をApple Musicで
普段このブログでは1アーティストにつき1曲しかオススメしないようにしているが、今回のDreamcatcherはどうしてもということで再び登場。アルバムの収録曲であるAlldaylongはマイルドどころか、Dreamcatcherの一般的なイメージからは完全に違う1曲だ。[Summer Holiday]というアルバムのタイトル通りに夏っぽさも感じられるレトロなサウンド。ニュージャックスウィング的な跳ね上げやシティポップのようなテンションも感じさせてくれる。最初の方で紹介したYUKIKAのようなアーティストが歌っていたって不思議じゃない。それぐらいドゥケの持つ一般的な印象とはかなり外れている。ただこれが最高なんだよね。
Alldaylongは結構直球なスタイルなんだけど、絶妙にいろんなテンションを感じることできて聴きごたえがあるし、アルバムとしてはEDM系のノリが結構入ったWhistleの次ということでメリハリもあるんだよね。いろんなジャンルに手を出しすぎ!と思うかもしれないけど、Dreamcatcherの売りであるヘビーなロックサウンドのロックの部分から派生してか、ギター的な音はどの曲にも入っているし。全然違うけど細い道はちゃんと通ってるみたいな。ってか元々がロックバンドではなく韓国アイドルなので、様々なサウンドにも対応できるというのも強い。
ってなわけでBEcauseもかなりお気に入りだったけど、Alldaylongは自分が元々好きなニュージャックスウィング系の跳ね上げを感じられるということで、こっちの方が好み。Alldaylongが7月最後のMVP候補です。まあDreamcatcherじゃなくても出来ると言われたら反論できないんだけど笑。ただ本来のスタイルとかは一旦置いておいて、単純に1つのK-Popの曲として聴くとめちゃくちゃかっこいい。こういう遊びもこれからドゥケには魅せて欲しいと思いました。
MVPは自分たちのスタイルに見事に落とし込んだ楽曲
というわけで7月のお気に入りK-Popは以上です。今回のMVP候補は、
- SF9 - Tear Drop
- TAEYEON - Weekend
- Rocket Punch - JOLLY JOLLY
- Dreamcatcher - Alldaylong
と紹介した楽曲自体は男性、女性、アイドル、アイドル以外と幅広かったものの、特に気に入ったものに関しては全てアイドル、しかも女性ばかりという結末に。そんな7月のMVPは、
Photo by Twitter(@SF9_FANCLUB)
SF9のTear Dropです。本当バランスが絶妙でいいとこ突いてくるな!って感じ。初めて聴いた瞬間から聴き馴染みがいい上に飽きない。軽い気持ちでサクッと聴けるビートのノリの良さというのも大きなポイントに。そこに合わせた歌声も抜群。他の3曲もとてもかっこよく、今回は圧勝というよりは悩んだ後にSF9を選ぶ事になりました。
グループ名の由来は「Sensational Feeling 9」の頭文字を取ったもので、「世界を驚かせる少年たち」を表している。その名の通り、SF9に自分は驚かされた。看板に偽り無し!ってこういうことなんだね。
7月のおすすめ新作K-Pop以上となります。ここからは番外編に突入します。
番外編お気に入りソング
ここからは7月にリリースされた曲じゃないけど7月によく聴いたK-Popや、その他のジャンルを紹介していきます。順番はノリです。
woo!ah! - Pandora
5月にリリースされたシングル「Wish」から挿入歌として収録されていたPandoraのステージが7月に行われた。2作目以降からは韓国などでのApple Musicの配信日と日本での配信日にラグがあるため、イヤホンでK-Pop派を楽しむ派な自分としてはカムバした直後にがっつりハマることがなく、特定のグループを除くと基本曲を聴いてかっこよかったらCDを買うタイプなのでこちらも遅れる。タイムラグが生まれるためにブログにする機会が少ないが実はめちゃくちゃ好きなグループの1組。woo!ah!は挿入歌まで抜かりなくかっこよく、今作でいちばん好きだったのは以前ブログにも書いたが、タイトル曲のPurpleではなくPandoraだった。
LEGGOですブログ: 【5月K-POP】名曲揃いな1ヶ月間!Kポ好きのテンションは夏に完全移行
前作でもBad Girlの活動が終わったらほんの少しだけ期間を空けて、I Don't Miss Uの活動に切り替え。今回もPurpleが終わったらPandoraで映像コンテンツを作ったり、歌番組に出演したりしていた。デビューしてすぐにソンイが脱退したことで、NVエンターテインメントというアイドル業界では全く知られていない事務所ということも合間ってかなり不安になったが、積極的に活動をしたりコンテンツを配信しているので今のところは安心だ。イチローよりも圧倒的に高い打率で良曲を量産、日本人のソラがいることで入りやすいし、日本はもちろん韓国でももっと人気が出ていいと思う。過小評価半端ない。
ただ唯一の弱点を挙げるとすれば下半身の衣装の幅のなさ笑。ヒップパッドを入れてハイウエストの短めショーツか、テニス系のフレアなどの台形スカートみたいなパターンが歌番組とかになると一気に増える。今では逆にそれが気持ちいいぐらいのテンションになってきたが、あまりにも太ももです!みたいな印象しかないのでやめなくてもいいけど幅は増やした方がいいと思う。しかも単色のアイテムばかりなので余計に目立つ。まあとりあえずハイウエストのショーツを履いとけばいい!みたいなところがあるので、ケチっていいという意味では大正解なことをしているのだが。ぶっちゃけwoo!ah!の下半身の衣装なら、作図から完成まで自分がやっても5人分1日あれば縫えると思う笑。
woo!ah!の"Pandora"をApple Musicで
The Kid LAROI, Justin Bieber - STAY
みんなはこれどう思った?結構ヒップホップ色があったThe Kid LAROIがポップスの代名詞であるジャスティン・ビーバーとコラボ。アルバム自体はジャクソンとコラボをしたInternet MoneyやYoungBoy Never Broke Again、G Herboなども参加してるけど、STAYに関してはめちゃくちゃポップス。元々こっち系のノリもあったけど完全に振り切ってきた。ここまでやっちゃうと単なるポップスの歌手になってしまいそうな雰囲気もある。これからThe Kid LAROIがどうなっていくのか結構楽しみ。絶妙な塩梅で幅広いリスナーに聴いてもらえるアーティストになればいいけど。意外とこういうノリのK-Popってないよね!やってみてもいいと思うけど。
ザ・キッド・ラロイ & ジャスティン・ビーバーの"STAY"をApple Musicで
IDK - Dogs Don't Lie
最近MVが公開されていたからDogs Don't Lieのリンクを貼ったけど、この曲というよりはアルバム「USEE4YOURSELF」自体がよかった。K-Pop以外なら7月のMVPはIDKでした。カニエっぽさが若干あるので、ライトなヒップホップリスナーも絶対楽しめるはず。このスムースなまとまりの良さというのはK-Popにはない魅力の1つ。
IDKの"Dogs Don't Lie"をApple Musicで
Young Dolph, Snupe Bandz & PaperRoute Woo - Nothing To Me
こちらもMVがあるのでNothing To Meを選んだが、どちらかというとアルバム「PAPER ROUTE iLLUMINATi」が好きだったという印象。アルバム自体はYoung DolphとPaperRoute Empireによる合作。自分はアイドルとゴリゴリのラッパーでメリハリを楽しんでいるが、ロケパンの日本のアルバムを好きだと言っている人の中でYoung Dolphのアルバムを好きと言っている人物が何人いるかは謎である。多分かなり少ない。
Young Dolph & Paper Route Empireの"Nothing to Me"をApple Musicで
STAYC - ASAP
いわゆるインフルエンサー的な人たちがASAPを踊っていたと思ったら、同業者である韓国アイドルも踊ったりしてリリースから4ヶ月経った今も人気が広がっているSTAYC。このブログをよくチェックしてくれている人なら気付いていると思うけど、自分はこのSTAYCのASAPがめちゃくちゃ好きなのね。なのでもうええわ!って感じだけど7月号でも番外編に登場。流石に1ヶ月の間でイヤホンで聴いた回数のみで25時間、丸1日以上聴いていたというレベルではなくなったけど、普通に月50~100回ぐらいはイヤホンだけで聴いている。iTunesでの再生回数が1000回を超えるのも近い。ダンスが注目されがちだけど、曲もマジでかっこよくてメンバーも可愛い。初めて聴いた瞬間からめちゃくちゃ気に入ったという感覚は間違いではなかった。
正直2021年にこれ以上ハマる曲が出てくるのかはかなり怪しい。K-Popの歴代でもトップ10に確実に入るし、ブラック・アイド・ピルスンが作曲した楽曲の中でいちばん好きなのは間違いない。SO BADもかなり好きだったし、CDのタワレコ渋谷店限定特典関連の記憶も結構残っているが、ASAPが個人的に強すぎて若干薄れてしまっている。
LEGGOですブログ: STAYCがASAPでカムバ!渋いビートも可愛く乗りこなす全てが揃った大型新人
9月6日には初めてのミニアルバム「STEREOTYPE」をリリースするが、こちらもITZYと同様にカムバしても前作の味がめちゃくちゃ味が残っている状態だろう。ガムだったら化け物だぜ。4月の前半にSTAYC、後半にITZYがカムバ。そして9月も前半にSTAYCで後半にITZYがリリースする。ありがとうK-Pop。
番外編を含めて今回のブログは以上です。このお気に入り紹介って実はめちゃくちゃ時間かかるんだよね笑。だから本来なら先月の話をするわけだから1週目とかに出した方がいいのに、最近は月の後半まで遅れがち。なのでタイムラグがあって、今頃その曲を紹介するのかよ!って感じだと思いますし、Chuu Can Do ItのシリーズやBLACKPINKのファッション特集とかもそうですが、アルバムレビュー以外は基本遅れます笑。ってかアルバムレビューに関しては遅れそうだったら書いてないし。そんなわけでかなりのんびりした緩い上に間延びした怠い文章のブログですが、読んでくださる方々ありがとうございます。また8月のお気に入り紹介で会いましょう。ではまた!
【LEGGOですブログ関連のSNS】
ブログの最新情報やK-POPに関連するトピックを発信。筆者のK-POP垢的な一般的なツイッター要素もあり。
筆者のApple Musicアカウント。K-POPを中心としたプレイリストを公開中。特定のアイドルのお気に入りの楽曲をプレイリストとして作成したものや年間ベストなど。