Jackson WangがMIRRORSをリリース!ジャクソンの1年となるか?
GOT7ジャクソンがソロアルバムをリリース!11月にはガッセもカムバック!
11月にGOT7がカムバックをする。それに先立ち、中国でも活躍をしているGOT7のジャクソンが遂に1stソロアルバムをリリースした。ガッセとしての活動をしつつTEAM WANGという自身が作ったレーベルでも積極的に活動しており、ここ最近のジャクソンの勢いがとんでもない。というわけで今回はそのジャクソンのソロアルバム『MIRRORS』を聴いていこうと思う。
- GOT7ジャクソンがソロアルバムをリリース!11月にはガッセもカムバック!
- GOT7ジャクソンのソロ活動
- Jackson Wang - MIRRORS
- 今年の後半はジャクソンが支配するのか?
GOT7ジャクソンのソロ活動
遂にソロアルバムをリリースしたということで、これまでにリリースされたジャクソンの曲を軽く振り返ろうと思う。GOT7の日本での活動でジャクソンが参加しないということを発表してから、どれぐらい経っただろうか。日本のファンからすると残念な気持ちだが、それ以降ジャクソンはソロでの音楽活動、それに中国での活動に力を入れてきた。そのことで様々な番組に出演したり、色々な企業との活動、メインとなる音楽も一気に幅が増えて、明らかにジャクソンのスキルの幅が増えた。
それ以前からジャクソンのキャラクターが独特で、韓国の番組にも色々出演していた人気者だった。しかしソロ活動で力をつけたことで、ジャクソンは人気者という地位から、スターという地位まで駆け上がっていった印象がある。
Jackson Wang - Papillon
記念すべき最初の曲。これのリリースに合わせてJackson Wang名義でのYouTubeチャンネルを開設。TEAM WANGも立ち上げた。JYPでソロ活動をしているというイメージではなく、TEAM WANGとして活動をしていくという印象で、今後のジャクソンの可能性をものすごく感じられた。ヒップホップ好きの人ならわかると思うが、個人でレーベルを立ち上げて活動を開始していくような感覚。
またこのPapillonという曲も今までのGOT7でのジャクソンのイメージと離れており、新たな可能性を感じることができた。K-Popという印象より、ヒップホップという印象の方が圧倒的に強い。そう考えればTEAM WANGのロゴが入った飛行機や車なんかも理解ができる。もちろん馬も。歌詞にRick Rossだって出てくるし。
ジャクソンのPapillonを見て、ソロデビュー最初の曲を振り返った。それから2年以上の月日が流れ、遂にリリースされたジャクソンのソロアルバムを早速聴いていこう。
Jackson Wang - MIRRORS
Photo by Twitter
今回リリースされたアルバムのタイトルはMIRRORS。曲は全部で8曲。時間も20分ちょっとなので、サクッと楽しむことができる。では1曲目から始めていこうと思う。
1. Jackson Wang - BULLET TO THE HEART
この曲に関しては以前リリースされたタイミングでブログを書いているので、そちらを参考にしてもらいたい。印象なんかもそのときと同じ。
1つ付け足すとしたら、この曲のシングルのアートワークでも今回のアルバムのアートワークに使われている六角形のロゴが使われているということぐらい。まあこのアルバムと話が繋がっているので、普通のことなのだけど。
LEGGOですブログ: Jackson Wangが新曲リリース。今回は日本でも配信されてるぞ!
2. Jackson Wang - ON THE ROCKS
2曲目のON THE ROCKS。1曲目と同じようにヒップホップのスタイルがありつつもメインはラップではなく歌というもの。この曲がこのアルバムの中でのかなり聴きやすい方だと思う。韓国で音楽活動をしているラッパーに特に多い歌えるラッパー系の曲。まあジャクソンは韓国人ラッパーではないし、韓国だけに限った話ではなくアメリカでも多いのだけど。それでも韓国では多いと思う。
ジャクソンもGOT7での活動があるので、韓国の音楽にルーツがあると考えていいと思う。本人がGOT7を脱退して、ソロ活動のみにしないのもその韓国でのルーツを大事にしているからだと思う。最初中国での活動に力を入れ出したとき、GOT7を近いうちに脱退してしまうのではないかと考えてしまった。そっちの方が制約なく活動ができるからだ。ちょっと違うけど、日本で言うところの関ジャニをやめた渋谷すばるみたいな感覚。しかし、来月はGOT7のカムバックもあることだし、ジャクソンは素晴らしいバランスで韓国と中国での活動を行なっていると思う。
曲の印象としてはこれから寒くなってくる季節にぴったりな気がする。秋の道を1人で歩いているときに聴く情景が思い浮かぶ。これは自分だけの感覚なのだろうか?
3. Jackson Wang - DWAY!
この曲はMVを見たときから気に入っていた。先行でリリースされており、この曲はApple Musicですでに聴くことができていたので、このブログを書いている時点ですでに結構な回数聴いている。がんがんリピートして聴いても気持ちよく聴くことができるタイプの曲。MVを見てもわかるようにノリノリな雰囲気ではないが、テンションを上げてくれるタイプの曲。
その理由として考えられるのは、この曲がこの前にリリースされたBULLET TO THE HEARTと同じヒップホップスタイルの歌モノなのだが、こっちの曲の方がヒップホップ色が強いからだろう。トラックだけ聴くと、これはヒップホップの曲だ!と思ってしまいそうだが、冷静に聴いてみよう。ラップしていますか?がっつり歌っている。このラップをしている!という先入観があるためそう感じてしまうが、実は普通に歌っているという曲は気づいていないだけで、結構ある。例えばSik-Kなんかがそう。オートチューンを使ってラップをしている印象がものすごいのでラップしているというイメージがあるのだが、TRAPART以降のMVの曲なんかを聴いてもらうとわかるけど、結構ラップしていない。でもラップしているかのように韻は踏んでいる。でも全部普通に歌っている。これがスキルの高さ。まあでも個人的にSik-Kでいちばん好きなアルバムはTRAPART笑。
もちろんこれはジャクソンにも当てはまる。ジャクソンも韻を踏みながらラップするように歌う。これはジャクソンのスキルがものすごく高いということを証明している。アイドル出身の人がソロ活動をしたとしてもなかなかこのレベルの人はいないと思う。韓国ではセルフプロデュース力の高いアイドルが多いので、みんなが出来てしまっている印象があるがそんなことはない。そういう人が目立っているだけで、数えてみると多くはない。ソロデビューしてもただのバラードだったり、普段とそこまで変わらないK-Popアイドルって感じの曲をする人も多いでしょ?このヒップホップベースの歌モノというのがイヤホンで聴くと乗りやすくて楽しい。なのでこの曲もそのタイプかつ、自分の好みとなると自然に評価も高くなる。
MVはスタジオでカメラががんがん動いていって、その中で色々シーンが変わるタイプのやつ。たまにある手法。真っ先に思いついたのがJay-Zの過去の自身のアルバムのジャケットの格好になっていくやつ。ただリンクを貼ろうと思ったけど、どの動画か思い出せず調べてもわからなかった笑。ああ、あれね!ってなった人がもしいたら、どれだったか教えてください笑。
4. Jackson Wang - UNLESS I'M WITH YOU
UNLESS I'M WITH YOU - Jackson Wang
この曲はこれまでの曲と比べるとちょっと雰囲気が違うかな?でもイントロからかっこよく、聴きやすい。最後まで印象的なイントロのときの音が続いており、これがこの曲のいちばんの特徴だろう。単純にこの音が好みの人はこの曲ががっつりハマるだろうし、そうじゃない人はパッとしないように感じてしまうだろう。それぐらいこのトラックは他の曲に比べて印象的。
5. Jackson Wang - BAD BACK Feat. GoldLink
BAD BACK (feat. GoldLink) - Jackson Wang
この曲の最初のシグニチャーを聴いたら、ジャクソンのいつものスタイルだ!と思う人もいるだろう。しかし曲的にはちょっと違う。今までジャクソンとBOYTOYで作った曲はいっぱいあるけど、今まででいい意味でいちばん落ち着いた印象。でもしっかりいつものヒップホップ的な要素は多い。ジャクソンの歌い方なんかも優しい印象。曲のスタイルとしてはさっきの4曲目と近い感じかな?
この曲では客演としてGoldLinkを迎えている。なんでGoldLinkなの?と思う人もいるかもしれないが、実は以前に一緒に曲を作っている。
GoldLink - Rumble Feat. Jackson Wang & Lil Nei
こういうのを聴くと、ジャクソンがソロ活動に力を入れたことで広がった幅をものすごく感じる。普通にGOT7と活動していただけでは無理なことだっただろう。TEAM WANGならではのコラボレーションだ。
6. Jackson Wang - TITANIC Feat. Rich Brian
MVもアルバムのリリースに合わせて公開された。感想はそのままタイタニック笑。MVを見てもらえればわかるだろう。あと久しぶりにMVでジャクソンががっつりダンスをしているのでそちらも必見。MVは曲の雰囲気も相まって、どことなく古い感じのMVを見ている印象。もちろんいい意味で。
曲の見所はもちろんあそこでしょう。ジャクソンのフロウの変化。わかりやすく言えばジャクソンがささやくように歌うところ。めちゃくちゃかっこいいよね!もうそれだけで感想はいいでしょう笑。普通に曲全体としてもめちゃくちゃかっこいい。MIRRORSで新しくリリースされた曲の中でいちばん好き。
この曲も客演を迎えておりRich Brianが登場。K-Pop好きの人なら先日ブログにもしたチョンハとのコラボレーションで知った人も多いはず。ヒップホップ好きではもうお馴染みの88risingのメンバー。
LEGGOですブログ: チョンハが88risingのRich Brianとコラボ!今後広がる両者の可能性
このチョンハが参加した88risingのアルバムにはジャクソンも参加しており、結構な数の曲でジャクソンは参加している。なのでジャクソンとRich Brianのコラボに驚くことはない。日本からはGENERATIONSが参加。先ほどの曲でジャクソンとコラボをしたGoldLinkも参加しているので、このアルバムのリンクも貼っておこう。
Head in the Clouds II - 88rising
7. Jackson Wang - FADED
この曲は実は以前に中国の番組でジャクソンが披露していたのだが、リリースはなかった。結構お気に入りだったのだけど聴くことは出来ないのか〜と思っていたので、このアルバムで収録されたことはものすごく嬉しい。何かのキャンペーンでも使われていたような気がするようなしないような。
なかなか中国でのジャクソンの活動を日本からフォローするのは難しいけど、動画を探せなくもないので頑張りましょうとしか言えない笑。
8. Jackson Wang - 爱 (I Love You 3000 Chinese Version)
爱 (I Love You 3000 Chinese Version) - Jackson Wang
こちらは88risingでジャクソンが参加していた曲の中国語バージョン。このアルバムでいちばん落ち着いた曲。ここまでの流れとは全く違うので好き嫌いは分かれるだろう。
さっきリンクを貼った88risingのアルバムの14曲目にあり、MVも作られているのでリンク貼っておきます。ちなみにそのアルバムの5曲目の曲でジャクソンが参加している曲もMVがあるので、そのリンクも貼っておきます。こっちのMVはお気に入り。ちょっとジャクソンがバットマンのブルース・ウェインに見えてくる笑。言いたいことわかるかな?最後のJojiとなんかやってるジャクソンも微笑ましい笑。一応どっちの曲かわかりやすいようにタイトルも書いておきます。
Stephanie Poetri & Jackson Wang - I LOVE YOU 3000 II
Joji & Jackson Wang - Walking Feat. Swae Lee & Major Lazer
今年の後半はジャクソンが支配するのか?
ということでアルバムの紹介も終わりました。今年のジャクソンの活動はものすごく、Jackson Wang名義で参加している曲もかなりあった。K-Popのアイドルとして活動しているアーティストとは思えないぐらいの曲の量。これからGOT7のカムバックもあるので、このままの勢いでジャクソンは2019年の後半を支配し続けるのか注目です!
最後にMVのリンクを貼ったものと曲のリンクを貼ったもので分かれているので、わかりやすくするためにアルバム自体のリンクも貼っておきます。ぜひ聴いてみてください!