勝手にK-Popアワード2020

今回は2020年のK-Popを振り返ってみる

 

12月になるとK-Pop界では様々なアワードが発表され始める。MAMAでBTSが無双していたのが記憶に新しい。K-Popは歌番組で毎週のように1位のトロフィーが誰かに送られるし、年末年始の授賞式だって何種類もある。各テレビ局が自分たちのランキングを発表する上にネットでは今月のグループのランキングみたいなものもあるし、ファンもこっちのグループの方が上みたいな議論をすぐするイメージがある。あまり健康的ではないがK-Popの文化として順位付けがしっかり根付いているのは明らかだ。

 

というわけで2021年1発目のブログは1年のまとめ的な意味合いも込めて、2020年のK-Popのアワードをしてみようと思う。名付けて勝手にK-Popアワード2020。その名の通り、自分が勝手に行うアワードで世間の評価などは一切関係なし。完全に自分の好みのみで決めるアワードだ。なのでいやいや!2020年いちばんよかった男性グループはあそこでしょ!みたいな意見が生まれまくると思うが、この企画は日本人のK-Popファンが自分の好みのみで決めたアワードとして楽しんでもらえたら嬉しい。私もそう思う!とか自分ならこっちだな〜とかこういう意見もあるのか!みたいな感じで自由に楽しんでほしい。

 

 

 

 

見出しで若干のネタバレはしてしまいますが、完全なネタバレを防ぐために候補者の名前がABC順で表記されるされるようにしています。なので見出しの順番で順位を決めたわけではありません。実際に自分が誰を選んだのかは見出しにはなく、本編のみで書かれています。

 

*ランキング付けをしていますが、こっちのグループの方が上!みたいな実力の優劣を決めるものではありません。自分はこっちの方が好き!というものです。自分の趣味であるK-Pop、趣味としていつも楽しませてくれているK-Pop界に関わっている全ての人をリスペクトしています。等しくリスペクトした上で自分の好みはこっちかな?というものをわかりやすく伝えるためにアワードという順位付けのコンテンツを用いています。

 

 

 

ルール説明とアワード概要

 

まず最初に今回の企画のルールなどを説明したいと思います。

 

 

・2020年の活動のみを評価基準とする

 

まずはこれ。勝手にK-Popアワード2020というタイトルからもわかる通り、2020年の活動のみで今回のアワードを決めていきます。

 

 

・韓国国内の公の場で活動をしたグループのみ

 

2つめはこれ。公の場で活動をしたグループのみとします。これに関しては自分がたまに使う「現在のK-Pop界で〜」という言葉の説明にもなります。例を挙げるとEXID。彼女たちは韓国での活動は終了していますが日本での活動は続いています。2020年11月にEXIDは韓国国内からオンラインライブを行いましたがメインは日本人向けとなっており、韓国の公の場に登場したわけではありません。なのでEXIDは現在のK-Popには個人的に含んでいません。個人で歌手活動をし新曲をリリースしたソルジ単体としては現在のK-Pop界に含んでいます。またNiziUもこのルールに関わってきます。JYPに所属していて韓国で生活をしていた時期もあったし、MVなどの撮影も行いました。ただ現在のメインの市場は日本で韓国の歌番組のような公の場でお披露目をしたわけではありません。なので今回のアワード候補者にNiziUは含まれません。仮に日本語の曲しか作ってなかったとしても韓国の歌番組などに出演した際は候補者のリストに含まれます。

 

 

・所属事務所が韓国

 

これは先ほどの流れからの話でJO1のようなグループについてです。PRODUCE 101のシリーズで登場したJO1はK-Popの流れを受け継いでいるのは明らか。それに2020年のMAMAにゲスト出演を果たし、ベストニューアジアアーティスト賞も受賞しました。所属事務所も吉本興業とCJ ENMによる合弁会社のLAPONEエンタテインメントとここでもしっかり韓国の流れが入っていますが、事務所の場所は東京の渋谷。JO1は確かにK-Popの影響を受けまくっているがJ-Popのグループとして自分は見ています。なのでNiziUと違い、JO1の場合はどれだけ活動をしたとしてもアワードの候補者に入ることはありません。K-Popの流れを汲んだ他ジャンルのアーティスト賞みたいなのをする場合は入りますが。

 

 

・ソロデビューやユニットデビューについて

 

これについてはわかりやすいと思うけど念のため。OH MY GIRLのユアやRed Velvetアイリーンとスルギなど、ソロやユニットとしてデビューした人たちがいます。しかしすでにグループとしてデビューしているので新人という枠に当てはめることはありません。それに対してナッティはすでにSIXTEENやアイドル学校で公の場に現れて活動をした経験がありますが、アーティストとして1stシングルをリリースしたのは2020年が初めて。なのでナッティは新人王の選考対象となっています。アワードのタイトルにソロやグループがない場合は関係なく選んでいます。なのでナッティがwoo!ah!、ソンミがBLACKPINKなどと候補者のリストの欄に並ぶこともあります。

 

 

NCTは別々で考える

 

あえて書くというからもわかる通り、今回のアワードの候補者としてNCT関連のアーティストが選ばれています。ただNCTに関しては取り扱いが難しいのでNCT U、NCT DREAMなどは別グループとして扱います。最新アルバムのRESONANCE Pt. 2はNCT名義としてリリースされましたが90's LoveはNCT Uの曲、NecterはWayVの曲として評価します。こう考えるとマジで特殊なグループだよねNCTって。

 

 

・MVP(Most Valuable Player)などはPlayerなので実際は個人を表すが、便宜上グループも含むことにする

 

ここからは概要的な感じ。MVP(Most Valuable Player)やMIP(Most Improved Player)という言葉にはP(Player)の文字があります。なので例を挙げると今回のMVPはEXIDではなく、MVPはハニが正しいということになります。Playersということにした場合は複数になってしまうので、ハニとナヨンとジェニが受賞です!みたいな感じになっていしまいます。そうなるとおかしいのでPlayerという表記をしていますがGroupの意味も含んでいるということにします。なのでPの文字が入った部門でも個人の名前が連なっている場合とグループの名前が連なっている場合があります。ちなみに最優秀男性グループ、最優秀女性グループ、最優秀ソロアーティストのようなジャンルが登場しますがMVPと同じようなものです。MVP(男)、MVP(女)みたいに書くと変なので、最初から同じような意味合いの日本語を使用しているだけです。説明したことで逆にややこしい感じになってしまっていたらすみません。

 

 

・男性、女性という単語がつかない場合は両者含む

 

最優秀男性グループや最優秀女性グループなど性別などが書かれている場合は文字通り。新人王のような単純に書かれている場合は全て男女関係なく選んでいます。なので候補者が女性のみだったとしても、男女関係なく選んでみたら女性だけだった!ということになります。

 

 

・候補者は各部門3組のみでABC順、例外の場合は最初に表記

 

各部門の候補者は3組とする。書く順番はABC順なので登場した順番で1,2,3位ではない。候補を紹介した後に受賞者を発表します。なので2位と3位を決めることはしません。

 

 

・インスピレーションはNBAから

 

先日ITZYとルカ・ドンチッチの共通点についてのブログを書いたことからもわかる通り、自分はNBAやバスケが好き。なので今回のアワードはMAMAのようなアワードというよりNBAのアワードからインスピレーションを受けているものが多い。なのでMIPのようなK-Popファンからすると聞き慣れないアワードが登場すると思うけど、NBAから来ているんだな!と思っておいてください笑。もちろんアワードの意味を毎回紹介するので聞いたことがない単語でもどういう意味なのかわかるようにします。

 

 

・候補者が2020年にリリースした曲の中からお気に入りのもののリンクも追加で貼っていく

 

これはおまけみたいな感じ。候補者をピックアップするときにMVなどの動画を貼っていくつもり。例えば候補者はBLACKPINKです!みたいになったとき紹介としてLovesick Girlsを貼ったとする。そのあとになぜBLACKPINKを選んだのか理由を書いていくのだが、そのときに2020年にリリースした曲の中でいちばん好きだった曲が貼った動画と違う場合、MVや歌番組がない曲だった場合はApple Musicのリンクを追加で最後に貼っていこうと思う。動画の曲がそのままある場合は同じ曲を貼ることになるが、お気に入りと動画の曲が違った場合は違う曲が貼られることになります。文章力のなさから伝わないかもしれません笑。すみません。アワード本編とは関係のないおまけみたいなものなので説明する必要もないかと思いましたが、引っかかる人がいるかもしれないので書いておきます。

 

 

ルールと概要はこんな感じ。足りない説明があった場合はすみません。というわけで前置きはこれぐらいにして本編に入っていこうと思います。

 

 

 

 

 

勝手にK-Popアワード2020

 

新人王

 

まずは新人王から。2020年にデビューしたグループが選考対象。スポーツと違うのではっきりとしたシーズンのスタートがない。そのため2月にデビューしたグループと11月にデビューしたグループだと思い入れや知識が違うのは明らかで、後半にデビューしたグループの方が不利になってしまう。まあでも個人が勝手にやっているアワードなので関係なく決めていきます笑。ガチのK-Popのアワードってこういうとこすごいよね〜。

 

 

Natty

 

 

SIXTEEN、アイドル学校の2つでデビュー出来なかったナッティがついにデビュー!ということで聴かずにはいられなかったNINETEEN。やっとデビューしたという話題性に負けることのないめちゃくちゃかっこいい曲で完全にやられた。2020年K-Pop界で最大のムーブメントとも言えるファンクを取り入れた1曲で、ファンクのノリの中の曲の中でトップレベルに好きだった。続いてリリースされたTeddy Bearも結構好き。見た目も可愛らしいし衣装もセレクトもセンスあると思う。タイ人でありながら韓国でソロのアーティストとして活動しているというのも面白い。インスタの写真が裸眼で見るとEXIDのソルジに見えるときがかなりの頻度である笑。いつか共演してもらいたいものだ。

 

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STAYC

 

 

K-Pop界で名曲を数多く生み出しているブラック・アイド・ピルスンのプロデュースということで注目されていたSTAYC。11月にデビューしたばかりなのに2020年の新人として自分の中ではめちゃくちゃ印象に残った。とにかく曲がめちゃくちゃかっこいい。ハード。渋谷のタワレコ限定の特典であるプリントチェキがあまりにも人気で予約のみで最初の入荷が予約で終了。追加のCDも予約しないと手に入らないという事態にもなった。最終的にプリントチェキは諦めて違うとことでCDを購入したという個人的なSTAYCに対する思い出もあり。Star to a Young Cultureの挿入歌であるLIKE THISもかっこいい。

 

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Weeekly

 

 

最年長のスジンでさえ2001年12月12日生まれということでめちゃくちゃ若いグループとなるWeeekly。6月30日にデビューしたばかりだが、すでに2枚のミニアルバムをリリースしている。Apinkの後輩でPlay Mエンターテインメント約10年ぶりのガールズグループということで話題になったWeeeklyは最初のタイトル曲から最高だった。フレッシュで可愛い系のTag Me (@ME)は曲がかっこいい上にパフォーマンスも面白い。学校スタイルをそのままダンスにも取り入れていて、教室の机や椅子を利用したダンスは2020年のパフォーマンスTOP5に入ると思う。マジでかっこいい。CDのパッケージも可愛くてノート型になっており、Tag Me (@ME)のパフォーマンス内でも小道具として使われている。Weeeklyという名前をそのまま応用したスケジュール帳タイプのCD、芸が細かい!自分が2020年に買ったCDの中でもしかしたらいちばんビジュアルが好きかもしれない。曲もダンスもCDもお気に入りだったWeeeklyの唯一の弱点は検索するときとかに勝手にWeeklyに変換されてしまうことぐらいか笑。

 

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候補者は以上です。2020年の新人はガールズグループの方が圧倒的に好みが多かった。他にもインパクトがあったグループもいたし。というわけで2020年の新人王は、、、

 

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Photo by Twitter(@_Weeekly)

 

今年の新人王はWeeekly。やっぱりパフォーマンスが最高だったし、曲を聴いた回数も2020年の新人の中でいちばんだった。とにかくWeeeklyというグループ全体のパッケージが可愛い。まだデビューして半年しか経っていないのでこれからどうなっていくのかが楽しみ。日本人にもこのスタイルのままならすんなり受け入れられそう。Apinkも日本でがっつり活動していたし、Weeeklyの日本デビューもほぼ確実にあると思う。

 

 

 

MIP

 

こちらの賞はNBAからのインスピレーション。Most Improved Playerの略で昨シーズンに比べて最も成長した選手に贈られる。ここでのMIPは2019年に比べて2020年成長したという意味合いではなく、自分の中で2019年に比べて2020年にかなり好きになったグループを選ぼうと思う。なので2019年に活動してなかった新人のようなグループは選ばれない。

 

 

fromis_9

 

 

2019年の段階でも音楽だけでなく、たまに動画も楽しむぐらいには好きだったfromis_9。タワレコで行われていたイベントのことも知っていたし、それ以前にも日本でイベントをしていた事は敷いていた。実際に行くことはなく、タワレコのイベントも悩んでいたが参加する事はなかった。ただやっぱり見たかったな〜と後々後悔することになり、2020年3月中野サンプラザで行われる予定だったファンミーティングには行くことにしていた。しかしコロナウイルスにより最終的に中止することに。今度こそ行こうと思っていたイベントがなくなったので、代わりに見たことがあったfromis_9の動画を見返すことに。するといつの間にか完全にハマっていた。見ていなかった動画も見たり、同じものを何度も繰り返して見たり。音楽もDKDKなど既にかなりお気に入りの曲はあったが、さらに好きになった。2019年の段階でも女性アイドルの中でトップ10には入るかも?というぐらいで好きだったが、気がつくと現在のK-Pop界でいちばん好きなグループに。ブームとかハマるとかのレベルは完全に通り越してfloverになった2020年だった。

 

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OnlyOneOf

 

 

LOONAを生み出したビョンギが手がけていることもありOnlyOneOfは2019年から注目していた。ただ残念ながら2019年の曲は特に自分には響かなかった。そして2020年OnlyOneOfはProduced by [ ]という新しいプロジェクトを開始する。その名の通り、有名な人たちをプロデューサーに迎えるというシリーズでBOYCOLDやGRAY、GroovyRoom、Cha Cha Maloneなど韓国のヒップホップ界では超有名なプロデューサー陣を向かい入れた。K-Popは元々ヒップホップ色が強いし、現在ではほぼ全てのグループがトラップやヒップホップを取り入れている。そんな時代ということもあってか、OnlyOneOfのプロジェクトは最高なものになった。アイドルが韓国のヒップホップスタイルの影響をがっつり受けたビートで歌って踊るのは面白いし、ヒップホップをメインの場としているプロデューサーがアイドルに曲を提供するとこういう風にアレンジされるのか!というどちらのサイドから見ても面白い結果となった。いちばんお気に入りの曲はBOYCOLDプロデュースによるdesigner。Sik-kなどに提供しているビートのヒップホップ色を少なくして、アイドルらしい歌モノ系ビートに仕上がったdesignerはめちゃくちゃかっこいい。スムースな曲にスムースなダンス。OnlyOneOfはまだまだマイナーなのでチェックしたことがない人はぜひこの機会に一度聴いてみてほしい。

 

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Weki Meki

 

 

I.O.IというかPRODUCE 101のときから好きで、見た目のみで考えると現在のK-Pop界で圧倒的1位の地位にいるドヨン。正式にデビュー前から好きだったドヨンがI.O.I解散によりユジョンとデビューに向けて準備開始、徐々に公開されていく後のWeki Mekiのメンバーたちってどんな子かな?と楽しみにしながらVLIVEとかをチェックしていた。そしてWeki Mekiとしてデビュー!かなり楽しみにしていたのだが、まさかの曲が基本的に好みじゃなかった。2019年以前だとかなり好きという曲はIron Boyのみ。2019年もいくつか好きな曲はあったが、がっつり好きというレベルの曲はなかった。2020年までは数曲だけ当たりのあるグループ、ドヨンを見るためのグループみたいな感覚にぶっちゃけなっていた。そして2020年、2019年ラストのタイトル曲となるTiki-Taka (99%)が好みだったので普段よりは若干期待をして新曲のDAZZLE DAZZLEを聴いてみると好みのタイプが連続。あれ?よくなってきたぞ!と思うようになった。そして次にリリースされたタイトル曲のOOPSYは完全に好み。Iron Boyぶりの大ヒット曲だった。そこでついに確信に変わった、Weki Mekiが完全に好みのスタイルに変わってきていると。次のタイトル曲となるCOOLもめちゃくちゃ好み。ドヨンの美貌のチェックがメインの理由となっていたWeki Mekiのカムバックの楽しみ方から、純粋に1つのグループとしてカムバックが楽しみなK-PopアイドルのWeki Mekiに完全に変わった。まあドヨンに対する半端じゃないバイアスは今もあるが笑。曲が好みじゃないという理由で日本でのイベントを全てスルーしていたが、次に日本でイベントがあったら確実に行くと思う。貼ったOOPSYの動画は普通の歌番組なんだけどなんか好き。爽やかな衣装と全方向方位型のモニターの相性がすごくいい。SK-IIがホリデーシーズンとかに発売する限定ボトルを思い出すのは自分だけでしょうか笑。

 

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以上がMIP候補です。以前から好きだったグループもいれば特に響いていなかったグループまで様々いますが 、2020年には胸を張って?ファンだと言えるレベルになりました。というわけでMIPの受賞者は、、、

 

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Photo by Twitter(@realfromis_9)

 

MIPはfromis_9。いちばん好きなグループなのでMIPというかMVP候補なんだけど、自分の中で評価が爆上がりしたのには間違いない!というわけでMIPに選出しました。1年後にfromis_9が現役でいちばんになっているなんて想像もしていなかった。

 

 

 

ベストコラボレーション

 

続いてベストコラボレーション。単純に楽曲でFeatとしてコラボしたパターンとステージ上で見せたコラボパフォーマンスなど広い意味でのコラボレーションとなります。

 

 

BLACKPINK - Ice Cream Feat. Selena Gomez

 

 

Interscorpに所属していることで実現したであろうセレーナ・ゴメスとのコラボレーション。最優秀パフォーマンスで登場したBTSと同じく、K-Pop界のトップランカーであるBLACKPINKだからこそInterscorpと仕事ができているわけだし、ファンはこういった昔のK-Popじゃなかなか考えられなかったことを体験させてもらっているわけだ。そんなBLACKPINKとセレーナ・ゴメスのコラボは単純に曲が楽しい。リムショットがめちゃくちゃ目立っていてそっちに結構引っ張られるので好みが分かれる気もするが、2021年になった今振り返ってみるとかなり好きなコラボレーションだった。アリアナ・グランデが裏方としてIce Creamに関わっているのもポイント。

 

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Crush - Mayday Feat. Joy

 

 

まず最初は楽曲としてのコラボレーションでCrushとRed VelvetのジョイによるMayday。がっつり韓国のヒップホップ系のビートの上で歌うジョイはRed Velvetでは絶対に見ることができない姿。ドラマ仕立てでどこかThundercatのDragonball Duragを感じさせるようないい意味でチープなMVもかっこよくて好き。ジョイが元々CrushのファンでMaydayでのコラボレーションが決まったとき、自分のことを成功したオタクと言っていたのも可愛かった。プロモーションで行なったYouTubeライブで2人が一緒にMaydayのメロディーラインをリコーダーで披露していたのも記憶に残っている。1発のみのコラボだったが楽曲はもちろん、MVにプロモーションなどMaydayに関わる全ての要素がかっこよかった。

 

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oceanfromtheblue - girl Feat. BLOO

 

 

とにかく美しいビートにとにかく美しい歌声、2020年の韓国のヒップホップの曲の中でいちばん美しいという言葉が当てはまる歌モノ。まだまだマイナーなアーティストだと思うので聴いたことのない人も多いだろう。ぜひこの機会に聴いてみてほしい。

 

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ベストコラボレーションの候補は以上です。最初に書いた通り、楽曲でのコラボだけでなくステージ上でのコラボも選考の対象でしたが選んでみると楽曲のコラボのみとなりました。そんなベストコラボレーションを勝ち抜いたのは、、、

 

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Photo by Instagram(@_imyour_joy)
 

CrushとRed VelvetジョイによるMayday。 まじでかっこいい曲だったので第2弾、第3弾と続くことを祈るばかりだ。

 

 

 

最優秀パフォーマンス

 

K-Popは音楽やアイドル要素と同じように重要視されているのもの中にパフォーマンスというものがある。ダンスプラクティスという動画が絶対にリリースされることからもわかるだろう。個人的にグループ全体のダンスの面白さがプラスの要素に働くことは多いが、シンプルなものだったりあまり上手くないメンバーがいたとしてもマイナスにはならない。それは自分のメインがイヤホンで聴くという行為だからだ。個人的には重要度が曲とステージでのパフォーマンスでは全く違う。でもK-Popというジャンルを満喫する上では注目せずにはいられない。というわけでお気に入りのパフォーマンスを選ぼうと思う。ちなみに勝手にK-Popアワードでのパフォーマンスの定義は広いのでご了承を。

 

 

BTS - 'ON' Kinetic Manifesto Film : Come Prima

 

同じ場所でただ単に踊っている動画、わかりやすく単純に説明するとこうなるだろう。ただ様々な力が作用すると同じ場所で踊っている動画も話が変わってくる。まずはダンサーの多さ。人数が多ければ多いほどお金がかかるのは当たり前。最近ではBLACKPINKなどを筆頭に歌番組でも大量のダンサーを投入するのが流行っているが、BTSのONはそれの最上位となるだろう。人数も多いし歌番組などと違ってしっかりとした衣装が用意されている。簡易的なもので済まされていない。次はロケーションでとにかくいい。これだけ大きな範囲を映すという事は関係のない人が映らないように貸し切っている範囲もかなりのものとなる。そして映像はかなり切り替わるので何度も撮影されているのがわかるし、特殊なカメラをアクセントとして使用しているのもわかる。セットを組まずに同じ場所のみで撮影されたK-Popの動画の中では最高レベルになるのでは?と思うぐらいお金がかかっている。これだけ1つの動画にお金をかけられるのはBTSK-Popの歴史を見ても最高クラスのグループだからこそ。そんな歴代最高クラスでありながらパイオニアでもあるBTSの動画を楽しまないのはもったいない。動画としてもかっこいいし、単純にBTSのパフォーマンスもかっこいい。お気に入りのシーンは4:14あたりの部分。いかに壮大なロケーションで行われているのかがわかるし、奥の山を見せている演出が渋い。

 

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EVERGLOW - no tears left to cry (Ariana Grande Cover)

 

 

アリアナ・グランデのno tears left to cryをカバーしたEVERGLOWのパフォーマンス。公開されているSTUDIO CHOOMの動画がまずいい。高画質でヌルヌル、シンプルな演出も抜群で全アイドル必須にして欲しいレベル。最近ではマンスリーで1人のアイドルをピックアップしたり、ビハインドも公開したりとかなり盛り上がってきた。そんなアツいチャンネルで公開したEVERGLOWのカバーダンスはかなりカッコよくて2分もない動画だが、何度も見てしまう魅力がこの動画にはある。カッコよさとセクシーさのバランスが抜群で、椅子を使ったパフォーマンスはMoonを思い出させてくれる。

 

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Weeekly - Tag Me (@ME)

 

 

先ほど新人王のところでも書いた通り、Weeeklyのこのパフォーマンスはマジでお気に入りだった。動画は先ほどの衣装と違う雰囲気のものを選んだのでこれがいちばん!というわけではない。いつも可愛くて最高だからこれってのもないし。たまたまジハンがサムネイルの動画のものが連続していたので情報を1つ。彼女といえばORBITとしてLOONA界隈では有名。番組でLOONAのオリビアヘからサプライズでメッセージをもらったときは泣いていたほど。現在では相思相愛となり共演したり、WeeeklyのYouTubeチャンネルでWhy Not?のカバーダンスを披露したりと関係性はより深いものになっている。あと自分のWeeeklyの推しがジハンなんだけどORBITと知らない段階で好きになった。そしたら何とLOONAのファンと判明。自分もOrbit Japanに入っている。たまたまだけどそんなこともあるんだな〜と思った。Apple Musicのリンクは先ほど貼ったので今回は割愛。

 

 

 

最優秀パフォーマンスの候補は以上です。期せずして動画のタイプが全部バラバラなものになった。そんな2020年いちばんお気に入りだったパフォーマンスは、、、

 

EVERGLOWによるno tears left to cryのカバー。やっぱりこれがいちばん印象に残っているので最優秀パフォーマンスはEVERGLOWに。ちなみにこの動画は撮影のビハインド。やっぱりSTUDIO CHOOMの動画は最高だ。

 

www.youtube.com

 

 

 

 

 

最優秀楽曲

 

最優秀パフォーマンスを決めたので次は最優秀楽曲。2020年にリリースされたK-Popの曲の中でいちばん優秀、つまりいちばん好きだった曲を決めようと思います。再生回数や売り上げなど他人の評価は完全に無視して自分の好み100%で。なのでこの部門が人によっていちばんバラバラになるはず。選考の対象になる数もいちばん多い。

 

 

GFRIEND - GRWM

 

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ビートがとにかく最高でこれに合わせた全ての要素が最高にマッチしている。特に曲のタイトルと歌詞。GRWM(Get Ready With Me)という出かけるまでの準備を見せるYouTubeなどでお馴染みのコンテンツの名前を使用。そんな日常の単なる一コマを表す言葉のタイトルだが、この曲の場合は普段とは違う特別なGRWMにしてくれる力がある。歌詞の内容も普段のルーティーン化された準備をいつもより気合の入った、特別な準備のテンションにしてくれている。そこの合わせたビートがさらに特別感を演出。イントロ部分からドラマチックで幻想的、それでいて準備にぴったりな軽快さもある。 ヨチンの歌い方も完全にビートを生かしきっている。普段と違うメイクをするとき、新しく買った服を着てお出かけをするとき、デートや特別なイベントがあるときのBGMにピッタリ。またルーティーン化されたいつもの準備のときに聴くのもいい。日常に少しの特別感をプラスしてくれる。テンションが低い朝に聴くのも抜群でGRWMは無条件に気分を上げてくれる。本当にかっこよくて素敵な1曲だと思う。

 

 

ITZY - THAT'S A NO NO

 

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このブログでは何回も登場しているITZYのTHAT'S A NO NO。それぐらい自分の中ではがっつりハマったこの曲。2番のリュジンのバースがとにかく好きで、急にオートチューンを使い始めるリュジンとそれに合わせて808 Glideも使い始めるビート、Travis Scottのgoosebumpsのようなテンションに変わる。人によってこの部分がハマるかどうかがはっきりわかると思うし、自分は客観的にみてTHAT'S A NO NOを完全に過大評価していると思う。でもそれぐらい好きなんだよね。もちろんリュジンのバース以外も好み。なのでもちろん最優秀楽曲の候補入り。

 

 

Vince - EMERGENCY Feat. Zion.T

 

 

YGと深いかかわりのあるレーベルTHE BLACK LABELに所属しているVinceの2作目となるEMERGENCY。客演にはZion.T。普段は裏方として活動していることが多いVinceはBLACKPINKやソミのサポートだけでなく、ソンミのGashinaにも裏方として参加している。そんな彼がリリースしたEMERGENCYはヒップホップやR&Bがベースの歌モノでビートが渋いのはもちろん、Vinceの歌もビートの乗り方も上手い。Zion.Tのバースもかっこいい。少しづつ客演としても活動するようになってきたが、もっと表舞台に出て自身の曲をいっぱいリリースしてほしいアーティスト。

 

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以上が最優秀楽曲の候補たちです。 まさかのMVのある曲は1曲のみでK-Popのメインであるアイドルではない。そしてアイドルの曲は全てB面。メジャーを避けてマイナーを推したいみたな気持ちは一切ないけど、単純に好きな曲をピックアップしたらたまたまこんな感じになった笑。というわけで最優秀楽曲は、、、

 

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Photo by Twitter(@ITZYofficial)

 

ITZYのTHAT'S A NO NO。感覚的にいちばん好きだった楽曲、そして再生回数も2020年の曲の中でトップ。主観のみならずデータでも最優秀楽曲にふさわしい1曲だった。

 

 

 

最優秀アルバム

 

パフォーマンス、楽曲と続いたということは次に来るのはアルバム!

 

 

GOT7 - DYE

 

 

いつ聴いてもGOT7はGOT7。安定度が抜群。それでいてしっかり曲の雰囲気は時代に合わせて変化していっている。そんなGOT7のDYEはまさに2020年のGOT7のアルバムといった感じで、2020年に男性アイドルがリリースしたアルバムの中でいちばんお気に入りだった。 Apple Musicなどでは6曲入りだが実際にCDを購入すると4曲ものボーナストラックが追加されている太っ腹仕様。

 

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ITZY - IT'z ME

 

 

THAT'S A NO NOはもちろん、他の楽曲もかっこいいものばかりでITZYのアルバムの中でいちばん好き。オリバー・ヘルデンスのプロデュースによるTING TING TINGや普段のかっこいい姿のITZYとは違うリラックスしてチルなテンションを楽しめるNOBODY LIKE YOUなど、注目ポイントは様々。タイトル曲であるWANNABEが目立たないのでは?と思ってしまうぐらいB面の曲たちが充実している。

 

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YUKIKA - Soul Lady

 

 

韓国で日本人がシティポップを韓国語で表現。それを日本で日本人が聴くという輸入?それとも逆輸入?ってかどういう状態?みたなYUKIKAのSoul Lady笑。ESTiが全体のプロデュースをしており、MonoTreeのアルバムか?というぐらい様々な楽曲に参加している。他の曲ではOREOが基本的にプロデュース。両者が唯一参加していないPit-A-PetはTAKが参加。これがアルバムのちょうど真ん中らへんに配置されており、これがアクセントとしてめちゃくちゃ効いている。全体的にはシティポップのアルバムなのだが、いい感じにアクセントが効いているので飽きることがない。lofi hip hopのようなテンションの曲もあり、一般的なK-Popのイメージとは全く違う作品。それでいながら韓国らしさも感じられてすごく面白い。K-Popをあまり聴かない人にも刺さる作品だと思う。Soul Ladyとは全く関係ないが、YUKIKAとESTiのルーツにアニメという共通のジャンルがあるのも面白い。

 

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最優秀アルバムの候補は以上です。アイドルのアルバムは全てJYPだったのが個人的に意外だった。というわけで最優秀アルバムは、、、

 

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Photo by Instagram(@estimate.yukika)

 

YUKIKAのSoul Lady。日本人の寺本來可が韓国でシティポップを披露しているという事象自体も面白いしアルバム自体の最高だった。しっかりイヤホンを使って聴くのもいいし、家でBGMとしてゆるく聴くのもいい。普段シティポップをあまり聴かない自分でもこんなに刺さったのだから、元々こういうジャンルが好きな人はさらにハマったのではないだろうか?単純にレトロさ全開にするのではなく現代の要素も感じられるのがポイント。ビョンギ時代のLOONAの大ファンということでMonoTreeが参加しているアルバムを推しているわけではない。単純にYUKIKAのSoul Ladyというアルバムがかっこいい。シティポップを武器にしたYUKIKAとESTiのプロジェクトは終了したが、UBUNTU ENTでのYUKIKAの活躍と今後のESTIMATEの活躍はこれからも楽しみだ。

 

 

 

最優秀男性グループ

 

パフォーマンスに楽曲、アルバムと来たのでここからはアーティスト自身に注目を。まずは男性グループそして女性グループ、最後にソロアーティストを選んでいきます。この3者の順番に特に意味はありません。

 

 

GOT7

 

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最優秀アルバムの候補に選んだGOT7のDYE。そんなお気に入りのアルバムをリリースしてくれたGOT7はもちろん最優秀男性グループの候補にも入ります。2020年にリリースした曲の中でいちばんお気に入りだったのはCRAZY。あとジャクソンはK-Pop界の男性の中でいちばんの推し。とにかく顔が美しい。

 

 

NCT U

 

 

2020年はNCTがとにかく目立っていた印象がある。様々なNCTのグループが新曲をリリースしていたし、メンバーも増えてNCT 2020というプロジェクトも行なっていた。そんなNCTのグループの中からNCT Uを最優秀男性グループの候補に。デコラティブな衣装と世界観が最高にマッチしたMVがかっこいいMake A Wish (Birthday Song)は楽曲的にもお気に入り。アイドルであることは間違いないけどアーティスト的な面がかなり強く、とにかく曲が毎回かっこいいNCT Uは注目せずにいられない。

 

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OnlyOneOf

 

 

MIP候補に登場したOnlyOneOfが最優秀男性グループに再び登場。それぐらいProduced by [ ]というプロジェクトのインパクトは自分にとって大きかった。なぜOnlyOneOfを気に入ったのかとお気に入りの曲についてはMIPのところで書いたので省きます。

 

 

 

以上が候補となったグループたちです。ベテランともうすぐ中堅、それに若手グループといった感じでバランスよく世代が分かれた印象。そんな候補者たちから最優秀男性グループに選んだのは、、、

 

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Photo by Twitter(@NCTsmtown)

 

NCT Uが2020年の男性グループの王者。圧倒的な曲のかっこよさ、その1点だけでも最優秀男性グループの候補に入れられるレベル。それにプラスしてNCTというグループのエンターテイメント性。自分の好みのみで選んでいる今回のアワードではなく、公のアワードや客観的な意見で決定されたアワードでも最優秀男性グループの候補者に選ばれても不思議じゃない。NCT Uは若手〜中堅の層を引っ張る重要な存在であることは間違いないだろう。

 

 

 

最優秀女性グループ

 

男性グループに続いて、今回は女性グループを。

 

 

fromis_9

 

 

MIPを受賞したfromis_9が最優秀女性グループにも登場。ソヨンが怪我でFeel Good (SECRET CODE)の活動に参加できなかったが、無事に復活を果たすことができてよかった。なぜ好きなのかなどはOnlyOneOfと同様にMIPのパートに書いたので今回は省く。

 

 

ITZY

 

 

以前ブログにも書いたが、ITZYはNBAでいうところのルカ・ドンチッチのような存在だと思う。それぐらい若手でありながらK-Pop界に影響を与えている存在。ということで最優秀女性グループの候補に登場。最優秀楽曲を受賞、最優秀アルバムでも候補者に。自分の好みで選んでいるので候補に入れようと思えばどれだけでも入れられる。でもそういった意味でのバイアスは排除してアワードごとに毎回真剣に選んだ結果がこちら。自分が思っていたよりも自分はITZYのことが好きだったみたい。

 

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LOONA

 

 

2020年はLOONAにとって大切な1年だった。ビョンギの時代からイ・スマンの時代へ移行、それに伴い音楽のスタイルも変化した。以前のカルト的で圧倒的な世界観からキャッチーで聴きやすい作品が増えたことで、今までLOONAのことを聴いたことがなかった層にも届くようになり音楽番組では1位も取った。知名度の上昇とともにバラエティ番組への出演もかなり増えた。元々ファンだったORBITにとって2020年の音楽スタイルの変化は好みがはっきり分かれている印象があるが、大活躍だったLOONAのことを悪く思う人はいないだろう。5年後とかにLOONAを振り返るとき、確実に1つの大きなターニングポイントになっているのが2020年だ。個人的に音楽のスタイル的には嫌いではないけど、以前の方が完全に好きだった。それでも圧倒的な供給量、LOONAに関連するコンテンツが以前とは比べ物にならないぐらい増えたので全体で考えると完全にプラス。よって自分にとっていちばん重要な音楽の部分で2019年より評価が下がったとはいえ、余裕で最優秀女性グループの候補入り。

 

 

 

この3組が候補者です。グループデビューをしたのがいちばん早いので2018年1月24日のfromis_9ということで、若手グループばかりの選出となった。知らないうちに世代交代ってしているもんだね。というわけで最優秀女性グループは、、、

 

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Photo by Twitter(@realfromis_9)

 

最優秀女性グループはfromis_9。2020年いちばん音楽を聴いて動画を見たグループということで、自分にとって文句なしで2020年最高のガールズグループだった。2019年の段階ではトップ10には入りそうというぐらいの位置付けだったのに2020年には現役でいちばん好きなグループへ。ずーっとチェックはしていたので機会の問題だけだった気はする。

 

 

 

最優秀ソロアーティスト

 

グループの紹介は終わったので次はソロアーティスト。この部門は男女関係なくソロであれば選考の対象としています。

 

 

CHUNG HA

 

 

このアワードは完全に主観で選んでいるが、客観的にK-Popを判断したとしても最優秀ソロアーティストの候補者にチョンハは名を連ねるだろう。それぐらい文句なしに現代のK-Popのソロアーティストのトップランカーとして活躍しているチョンハは、I.O.I出身のアーティストの中で現在いちばんの出世株。2020年はアルバム等をリリースすることはなかったが、コンスタントに新曲をリリースし続けていてた。Stay Tonightは特に印象的でリリースされた当時、SNS等で各方面から話題になっていた記憶がある。最近ではR3HABとDream of Youでコラボレーションをしており、K-Pop以外のジャンルのアーティストともどんどん絡んでいきそうな雰囲気がある。

 

 

Sik-K

 

 

2020年の半分ぐらいは兵役のため活動をしていないが、兵役前の怒涛の活動と兵役後のH1GHR MUSICのコンピレーションの活動を考慮すると十分に最優秀ソロアーティストの候補者に入れられるだろう。Officially OGとHEADLINERの両方ともかっこよかったし、RED TAPEとBLUE TAPEの両方でもそれなりの曲数に参加していた。2020年いちばんお気に入りの曲は圧倒的な聴きやすさのRSVP

 

Listen on Apple Music

 

 

YUKIKA

 

 

最優秀アルバムにピックアップしたYUKIKAはもちろん最優秀ソロアーティストにもノミネート。2019年の段階でもシティポップを披露していて気になる存在ではあったのだが、曲数が少なかった。そしてついに2020年はアルバム『Soul Lady』をリリース。まとまった作品としてYUKIKAとESTiの世界観を楽しむことができたので、2020年のソロアーティストの中でYUKIKAが記憶に残っているという人は自分以外にもたくさんいると思う。

 

 

 

以上が候補となります。キャリアもジャンルもバラバラな3人となりました。そんな候補者の中から最優秀ソロアーティストに選ばれたのは、、、

 

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Photo by Twitter(@younghotyellow)

 

Sik-K。2020年後半はほぼ活動がなかったけど、前半にリリースした作品の数とそのかっこよさで最優秀ソロアーティストに選びました。YUKIKAも最優秀アルバムに選んだほどなので悩みましたが、やっぱり楽曲の数が違うのがポイント。そりゃヒップホップというジャンルは他のジャンルに比べて曲の数が多いので比較するのは難しいですが、曲数が多い=好きな曲の量が増えやすいということなので、やっぱり記憶に残るよね!というわけでやっぱりSik-Kかな〜。

 

 

 

 

 

オールK-Popチーム【女性のみ】

 

この部門はNBAからのインスピレーション。そのシーズンのNBAで最も活躍した5名でチームを作る「オールNBAファーストチーム」、次に活躍した5名で作る「オールNBAセカンドチーム」、そして「オールNBAサードチーム」というアワードがあります。自分の感覚ではこのオールNBAチームに選ばれる選手はオールスターに選出される選手よりも上のレベル、リーグを代表するスーパースターになるための条件のような印象があります。これに選ばれてやっとスーパースターみたいな。個人的にNBAのこのアワードが結構好きなのでK-Popでも採用してみようかと思います。すごく雑に説明すると『自分の好み全開で最強な5人組アイドルグループを作るならこのメンバーだ!』です。それの一軍から三軍。三軍という言葉はイマイチな感じがしますが、K-Popのアイドルの中で好きな女性の11位から15位なのでもちろんトップ層の人たちです。好みで選んでいるから偏りがだいぶ出てますが、個人の好みで選んだランキングなので仕方ないよね笑。

 

あとタイトルに女性のみと書いてあるのは基本的に女性グループの方が好きだから。男性グループの曲ももちろん聴いているけど、どっちかというと男性の場合は人を推すというよりグループ全体として推していることの方が圧倒的に多い。なので男性のサードチームとかになると女性の場合と違って雑な選出になりそうだったから。そんなつまらない感じになる可能性があるなら最初から決めないでおこうと思ったからです。なので女性アーティスト15名のみを選出します。ファーストチームのみ写真とコメント付き。セカンドは写真と名前のみ。サードは名前のみ。順番はグループのABC順で同じグループから2名以上選出の場合は年齢順。各チーム5名。

 

 

オールK-Popファーストチーム

  

ロゼ (BLACKPINK)

 

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Photo by Instagram(@roses_are_rosie)

 

BLACKPINKでの自分の推しであるロゼはK-Pop全体を見てもトップレベルの推し。実際に見たときのスターのオーラっぷりは会ったことがあるK-Popのアイドルの中で最強。かっこいいやセクシーという言葉がぴったりのロゼは写真のような結構普通な雰囲気の制服スタイルの服装だってセクシーな雰囲気を出すことができる。スキル面での最大の特徴は歌声。クセが強いので人によってはハマらない可能性のあるが自分にはバッチリ。ステージに対する熱量もかなりのものだというのが画面越しでも伝わってくる。2021年1月中旬にソロ曲のMV撮影予定なのでこれからもロゼの快進撃は続きそうだ。



ハヨン (fromis_9)

 

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Photo by Twitter(@realfromis_9)

 

先日公開した2020年版おすすめのK-Popグループのブログにも書いたが、ハヨンという人物のことがよくわからない。人当たりが良くてとっつきやすい印象があるのと同時に掴みどころがないという印象もある。そういう相反する印象が同時に存在するハヨンのことはどうしても追ってしまう。よくわかんね〜という意味で注目していたのにハヨン自身が単純に面白いから、気がつくと普通に楽しんで動画が終了していることがほとんど。他のK-Popアイドルとは違った魅力があるハヨンは9人全員が大好きなfromis_9のメンバーの中でもトップクラスで好きなメンバー。キャラクター面での興味が強いのは間違いないが、もちろん歌とかも好き。あと運動系のスキルが高いのも特徴。

 

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ソヨン (fromis_9)

 

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Photo by Twitter(@realfromis_9)

 

fromis_9でついつい注目してしまうのがハヨン。そしていちばんの推しがソヨンだ。前日の夜に失恋でもしたんか?というぐらいテンションの低いときがあるが、テンションが高いときのソヨンの発言はめちゃくちゃ面白い。基本当たりとハズレの2択で波がめちゃくちゃ激しいが逆にそれが気になってしまう。決め台詞のキレはK-Pop界でも最高クラス。現在のK-Popでいちばん好きなグループの推しということで、推してるランキング的にはK-Popトップ。作詞作曲もできるし、目立つタイプではないがバラエティ力も高いと思う。過小評価されていると思うアイドルの1人。
 

 

チュウ (LOONA)

 

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Photo by Twitter(@loonatheworld)

 

発言、仕草、その他諸々、全てが完全にアイドルであるチュウは可愛いを通り越してかっこいい存在だ。自分はアイドル好きでK-Popをチェックしているわけではないが、チュウを見ているとあれ?自分ってもしかしたらアイドル好きなのかも?という気分になってくる。LOONAの番組を見ていると細かい部分もチェックしたくなるのでチュウばっかり見てしまう。チュウ a.k.a. アイドルの化身は2020年、LOONAが番組にいっぱい出るようになってORBIT以外の人にも少しずつチュウのアイドルレベルの高さがバレだしてきている。チュウがバラエティを席巻する日も近いかも?

 

 

ドヨン (Weki Meki)

 

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Photo by Instagram(@lafilledhiver_

 

PRODUCE 101で初めて見たときの感想が練習生ってまじ?だった。初めて公の場に出たときからめちゃくちゃ可愛かったのに、その可愛さはどんどん磨きがかかっている。今では可愛い上に綺麗、かっこよさもあって色気もあるという最高レベルのビジュアルに。それなのにまだ20代前半。まだまだ進化していくと考えると恐ろしい。現在のK-Pop界で単純なビジュアルのみで考えると完全に自分の1位。歴代で考えてもすでにトップ5に入る可能性が高い。Weki Mekiとしても2020年にリリースされたタイトル曲が全て自分のがっつり好みという事件。ドヨンもWeki Mekiも2021年の活動がめちゃくちゃ楽しみだ!と言い切れるようになった2020年の活躍だった。

 

 

オールK-Popセカンドチーム

 

リサ (BLACKPINK)

 

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Photo by Instagram(@lalalalisa_m)
  

イェジ (ITZY)

 

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Photo by Instagram(@itzy.all.in.us)

 

リュジン (ITZY)

 

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Photo by Twitter(@ITZYofficial)

 

ウンビ (IZ*ONE)

 

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Photo by Twitter(@official_izone)

 

キムリプ (LOONA)

 

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Photo by Twitter(@loonatheworld)
 

 

オールK-Popサードチーム

 

ジス (BLACKPINK)

 

セロム (fromis_9)

 

ジウォン (fromis_9)

 

スジン ((G)I-DLE)

 

スルギ (Red Velvet)

 

 

 

MVP

 

最後はMVP。グループではなく個人を選びたいと思います。ここまでは全て自分の好み100%で選んだがMVPは流石にそういうわけにはいかない。2020年のK-Popでいちばん活躍した個人、もちろん好みの比重は大きいが推しを発表するわけではないのでグループや個人の活躍っぷり、世間での認知度なども加味するべきだと思う。ただ候補者から全て考え直すわけではなく、好みのみで選んだオールK-Popファーストチームのメンバーの中から主観と客観で選ぶこととする。というわけで2020年のMVPは、、、

 

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Photo by Instagram(@roses_are_rosie)

 

BLACKPINKのロゼ。2020年のK-Popを代表するグループに所属しているロゼをMVPに選んでも100%反対という意見はおそらく出てこないだろう。BLACKPINKの活躍っぷりは説明する必要なし。ロゼ単体としてもサンローランなど有名なブランドとも仕事をしている。インスタグラムのフォロワー数もリサ、ジェニ、BTSに続き、韓国で4位。個人的な好みをベースに世間からの評価を加味するとMVPはロゼ一択となった。写真は2020年にロゼがインスタにアップした写真の中からいちばん好きだったIce Creamのビハインドシリーズからの1枚。ロゼの魅力がググッと詰まった1枚だと思う。

 

 

 

というわけで長くなりましたが『勝手にK-Popアワード2020』は以上です!自分の好み100%で選んだアワードなので反対意見もいっぱいあると思いますが、1個人の意見として楽しんでもらえたら嬉しいです。みなさんの2020年のK-Popのお気に入りはどんな感じでしたか?読んでくださってありがとうございました。ではまた!

 

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